ねじれた家 アガサ・クリスティ 著
「Kindle(含むUnlimited) 」で読む、アガサ・クリスティの長編推理小説(9) (採番⑦から)
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⑦ [本作に関係する、当サイトに海外映画レビューでの記事がございます。レンタルDVDでご覧いただけます。]
海外映画レビュー記事のタイトル : 「アガサ・クリスティー ねじれた家 海外映画レビュー」
記事のURL : https://gsbyjt-lottalove.com/アガサ・クリスティー%E3%80%80ねじれた家%E3%80%80海外映画レ/
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① 「Kindle (含むUnlimited)」で読む、海外本格ミステリー(古典)。本作にはエルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)は登場しません。代わりに若い男女が物語を始めます。
② 本作『ねじれた家』はつい最近(2017イギリス製作)映画化されDVDレンタル化されており、アガサ本人が最も満足している出来栄えと述べていると自伝で述べている作品の1つだそうです。
[A] 本作について 〜
⑤-1 原題は、「Crooked House」で、マザー・グースの童謡の一節からとられているもよう。発表は1949年となっています。
⑤-2 本作の舞台は、ロンドンとなっています。
[B] ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております
⑤-3 [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております]
(a) 外交官「チャールズ・ヘイワード」は、かってエジプトのカイロに赴任していた。その時を思い出すとどうしても1人の女性「ソフィア・レオニデス」のことは外(はず)せない。彼女は非常に若いのにも関わらず、外務省・出先機関の高い地位についていた。彼女はとてもチャーミングであったので強く惹(ひ)かれて交際が始まった。大戦の終わり頃で、イギリスに戻ったら(正式に・・・)と考えていたが、それも、実際どうなるかわからなかった。
(b) 2年余の赴任を終えてチャールズはイギリスに戻ってきた。9月のとある日、彼女に電報を送り夕食でも一緒にどうか?と、さそってみた。
(c) 今考えても、彼女が聞き上手だったこともあるが、ソフィアのことは何もわかってなかったのだなとチャールズは感じた。カイロで会っていた時には、彼女はイギリスでは、シティの成功者たちが住んでいるような高級住宅街『スウィンリ・ディーン』のお屋敷に住んでおり、80才を超える彼女の『世界一好きな』祖父から始まって〜戦争やら空襲やらの影響で〜大家族がみんなで一緒に住んでいて生活をともにしている、と彼女は言っていた。
(d) 返事を待つ間、新聞を見ていてある死亡欄の記事を見つける。レストラン経営で財をなした大富豪の実業家「アリスタイド・レオニデス」が自分の屋敷で亡くなったという(『スウィンリ・ディーン』に『レオニデス』かあ?)。それからソフィアから再会okの返事がきて『マリオの店』で会うことになった。大家族が『ねじれた家』に住んでいる、と彼女は言ってたのだが、彼女に会ったら聞いてみよう・・・。
⑥ 「ねじれた家(Crooked House)」、アガサ・クリスティ(Agatha Christie) 著 ( ハヤカワ文庫 『クリスティー文庫』 田村隆一 訳) 。
ではまた!