名探偵ポワロ(14) 〜「もの言えぬ証人」
[A] 本作の基本情報
① (シリーズの詳細については前回記事をご覧ください。)シリーズの原題は「Agatha Christie’s POIROT」(1989年〜 英国製作[LWT ロンドン・ウィークエンド・テレビ(London Weekend Television)が主体、日本ではNHKが1990年から吹き替えで放送])。
② 本作の原題は「Dumb Witness」(レンタルDVD 第27巻)。
③ 原作小説でアガサ・クリスティーの愛犬『ピーター』に献辞が捧げられていたことからも、『ボブ』のモデルは、そのピーターであろうと言われています。
[B] このドラマの原作小説の日本語訳本の当ブログ内のレビュー記事につきましては、下記をご覧ください
(a) 記事タイトル : 「おすすめ本 もの言えぬ証人 アガサ・クリスティ著 海外本格ミステリー小説(古典)」
(b) URLはこちら https://gsbyjt-lottalove.com/おすすめ本%E3%80%80-もの言えぬ証人%E3%80%80アガサ・クリステ/
[C] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] 採番は⑦のサブ連番から
⑦-1 [本作の舞台は、ヘイスティングスが友人チャールズ・アランデルに招かれて、ポワロと共に列車で到着した『ウィンダミア』からはじまります。最寄りのウィンダミア湖からの船に乗って水上世界最速記録挑戦会場へ向かう予定です]。
⑦-2 ある夜中、エミリーの話し相手で身の回りの世話をしている「(愛称ミニー)ウィルミーナ・ローソン」は、人の気配を感じて悲鳴をあげる(鏡の中に映ったのは『あるもの』よ!!)、別の夜中には、エミリーの主治医「ジョン・グレンジャー」はガスの匂いに飛び起きる(ごほっ、ゴホッ!! だれか〜!!)。「ベラ」は最近、夫のギリシア人医師「ジェイコブ・タニオス」について不安な気持ちをいだくようになっていた(『薬瓶』ってなんの事よ?!)。
⑦-3 エミリーの甥(おい)「チャールズ・アランデル」は、みんなが応援してくれている中、ヘイスティングスも来てくれて、有名な名探偵「エルキュール・ポアロ」にも会えた。こんな幸先の良いことはなかった(さあ、今度こそ、世界記録を更新して・・・あれっ?!・・・なんだか・・・)。
⑦-4 その夜、集まった面々の前で、その2人「霊媒師イザベルとジュリアのトリップ姉妹」たちは降霊術をひらいた(あ〜、わたしは・・・だ・・・)。冷たい風が部屋の中を通り過ぎる中、ポアロになぜかなついている「エミリーの飼い犬のボブ」はゆっくりと、一声吠えた(ボールは離さんぞ〜!! そ、それとあの時さ、ポアロさん! )・・・。
[E] [ 出演 ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております (採番は⑩のサブ連番から〜)
⑩-1 卵型の頭とひげに特徴のあるベルギー人の、名探偵「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」 : デヴィッド・スーシェ(David Suchet)、「ダイヤルM(A Perfect Murder、1998年マイケル・ダグラス版)、モハメド役」。
㉑ ポワロの良き理解者であり事件の記録を担当している(いわば、ホームズもののワトソン役)、元軍人(大尉)「アーサー・ヘイスティングス(Captain Arthur Hastings)」 : ヒュー・フレイザー(Hugh Fraser)、「パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、ホームズ卿の秘書ジェフリー役」。
㉒ ハーブティーをきまった時間に出す、ポワロの有能な秘書、ミス・フェリシティ・レモン(Miss Lemon) : ポーリン・モラン(Pauline Moran)。
㉓ ロンドン警視庁[Metropolitan Police Service(MPS)、通称「スコットランド・ヤード」)の主任警部[Detective chief inspector(DCI)]、ジェームス・ハロルド・ジャップ(James Harold Japp) : フィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。ちなみに、本作『ビッグ・フォー』での肩書は「警視監(Assistant Commissioner)」である。
㉔ ポワロの執事、ジョージ(George, Laverton West)、なお、ポアロシリーズで計8作に登場、元はエドワード・フランプトン卿に仕えていたとされていて、原作で従僕という役割もTVドラマ上では執事となり、またポワロの信頼厚い、かなりの人物として描かれているようです。 : デイビット・イェランド(David Yelland)。
[F] [ 出演 当作品の主要人物 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります] (採番は㉚〜)
[本作の主な舞台は、エミリー・アランデルの屋敷『小緑荘(リトルグリーン・ハウス、little green house)』内とその周辺です]
[なお、小説とは若干、人物の名前や状況についてTVドラマ内では変更がみられます]
㉚-1 『小緑荘(リトルグリーン・ハウス、little green house)』の女主人「エミリー・アランデル」(Emily Arundel) : アン・モリッシュ(Ann Morrish)。
㉚-1 その飼い犬、ボブ(Bob) : スナビー(snubby)? (まちがっているかも)
㉚-1 その甥(おい)でヘイスティングスの友人「チャールズ」(Charles) : パトリック・ライカート(Patrick Ryecart)。
㉚-1 その姪(めい)の「テリーザ」(Theresa) : ケイト・バファリー (Kate Buffery)。
㉚-1 同じく、姪(めい)の「ベラ・タニオス」(Bella) : ジュリア・スト・ジョン (Julia St John)、「命ある限り(Jab Tak Hai Jaa)、Catherine (Akira's Boss)役」。
㉚-1 その夫のギリシア人医師「ジェイコブ」(Jacob) : ポール・ハーツバーグ(Paul Herzberg)。
㉚-1 エミリーの話し相手で身の回りの世話をしている「(愛称ミニー)ウィルミーナ・ローソン」(Wilhemina) : ノーマ・ウェスト (Norma West)。
㉚-1 エミリーの主治医、「ジョン・グレンジャー」(Dr Grainger) : ジョナサン・ニュース(Jonathan Newth)。
㉚-1 霊媒師の「イザベルとジュリアのトリップ姉妹」(Isabel and Julia Tripp ) : ポーリン・ジェイムソン (Pauline Jameson)、(妹のジュリア役) ミリュエル・パブロフ(Muriel Pavlow)。
では!
[記事連番 ポ-14]