2/15更新〜「(6) 吸血鬼の仮面 」を追加しました ) フランスの作家 ポール・アルテ(Paul Halter)
[A] ポール・アルテの本格ミステリー小説のうち、主役が「オーウェン・バーンズ(Owen Burns)とアキレス・ストック(Achilles Stock)」のシリーズです。
(ポイント) 電子書籍(kindle版)にあるものは、下の各々の本のところにそれぞれ貼っております。それがないものは別の通常版を同様にしております。このブログで記事として書い他ものは、サムネを大きくしてあります。
ポール・アルテの小説には、主に2人の探偵がいる
⑧-1 ポール・アルテ氏のモステリー小説では、大きく分けて、2人の探偵(グループといいますか、探偵役と警部、もしくは、相棒兼ワトソン役(ストーリーの進行役)がいます。通常のミステリー小説作家と同じ感じです。そのどちらでもない場合で1冊ずつ変化する場合は通常「シリーズ化されていない単独の探偵役」と区分されているようです。
⑧-2 この一覧は、その2人のうちの1人「オーウェン・バーンズ(Owen Burns)」の作品になってます。もう1人の「アラン・ツイスト博士(Dr. Alan Twist)とロンドン警視庁ハースト警部(Chief Inspector Hurst)」については別の一覧表を作成予定です。
⑧-3 ここの記事ではkindle版を薦めていますが、kindle版がない場合は(本屋さんで売っている文庫本やAmazonなどで取り寄せた本を読む以外)中身を読んでいないため、仮の記事をいくつか作りました(読んではいないので、あらすじはただの推測と想像にすぎません。中には登場人物もよくわからないものもあります。ご了承ください)。
⑧-4 この作家さんの場合は、日本語の翻訳担当はほぼ「平岡敦」氏1人のようで、そういう意味では、とても読みやすく、また、かっては「ハヤカワ・ミステリー(いわゆるポケミス)」であったものの一部は別出版社の『行舟文化』さんで装丁も新しく出ています(kindle版でない場合は付録などもついているようでお得です)。また、「早川ミステリ文庫」で新しく出ているもののあります(書店で買えます)。一応、kindle版があったものは、記事のサムネも通常サイズにしております。
以下 オーウェン・バーンズの一覧表一覧表です (全8作)
タイトル(仏語・英文は2段目に別に書く)、kindleの有無、ここの記事の有無など。 その他の情報があれば書く
1
順番 タイトル kindle有無 当ブログ内の記事の有無 その他の情報
(1) 混沌の王 有○ 記事○ ブログ上の画像(2つ)あり (仏語原題 : Le Roi du désordre 英: The Lord of Misrule) 行舟文化 平岡敦訳
(画像が大きいのは、kindleがあって、本記事を書いているものです)
(ここのブログ記事の中で使った、本作のある一場面のイメージ図)
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2
順番 タイトル kindle有無 当ブログ内の記事の有無 その他の情報
(2) 殺人七不思議 kindle○ 記事○ 行舟文化 平岡敦訳
(Les Sept Merveilles du crime 英: The Seven Wonders of Crime)
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3
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(3) (未邦訳) kindle有りx 記事なし (2001年)
(Les Douze Crimes d'Hercule 英: The Twelve Crimes of Hercules)
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4
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(4) あやかしの裏通り kindle○ 記事有り○ 行舟文化 平岡敦訳 (La Ruelle fantôme 英: The Phantom Passage)
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5
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(5) (未邦訳) kindle有りx 記事なし (2007年)
(La Chambre d’Horus 英: The Chamber of Horus)
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6
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(6) 吸血鬼の仮面 kindle版○ 記事2/15up済 行舟文化 平岡敦訳
(Le Masque du vampire 英: The Mask of the Vampire)(2014年発表・邦訳版発売2023/6/28)
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7
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(7) 金時計 kindle有り○ 記事有り○ 行舟文化 平岡敦訳
(La Montre en or 英: The Gold Watch)
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8
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(8) (未邦訳) kindle有りx 記事なし (2020年)
(La mystére de la dame blanche 英: The White Lady)(2014年)
(***参考 : 英語原題の「White Lady」はweblio辞典などによれば、白い貴婦人(古い城館などに出現する幽霊の伝説)などの意味のようです)。
一覧表の終わり
順番(1-8) タイトル kindle有無 当ブログ内の記事の有無 その他の情報
全部で7作品です。なお、記事欄に「なし」とあるものは、2023年11月20日現在「Kindle (含むUnlimited)」の対象になるのを待っている状態で「かんたんな内容紹介などだけの仮の記事はアップしている状態」のものです。
順番 タイトル(原題 仏、英語) kindle有無
(1) ㊗️混沌の王 (Le Roi du désordre 英 : The Lord of Misrule) kinlde○
(2) ㊗️殺人七不思議 (Les Sept Merveilles du crime 英: The Seven Wonders of Crime) kindle○
(3) (⚠️未邦訳) (Les Douze Crimes d'Hercule 英: The Twelve Crimes of Hercules)
(4) ㊗️あやかしの裏通り(La Ruelle fantôme 英: The Phantom Passage) kindle○
(5) (⚠️未邦訳) (La Chambre d’Horus 英: The Chamber of Horus)
(6) ㊗️2/15 吸血鬼の仮面(Le Masque du vampire 英: The Mask of the Vampire) kindle○
(7) ㊗️金時計 (La Montre en or 英: The Gold Watch) kindle○
(8) (⚠️未邦訳) (La mystére de la dame blanche 英: The White Lady)
[Cl] ポール・アルテの作品に登場する探偵たち (以下、今までの記事とほぼ同一内容です)
㊿-4 登場する探偵役には、2大探偵として、(1)「名探偵 アラン・ツイスト博士」、(2) 「美術評論家のアマチュア名探偵 オーウェン・バーンズ」がいます。 そして多分、(3) 「シリーズ物以外」に登場する他の名探偵たちもいることでしょう(まだ読んでいないので、すみません!)。
㊿-5 ツイスト博士もオーウェン・バーンズも両者とも主にイギリスで活躍しています。というのは、ツイスト博士は20世紀なかば頃を時代背景として『ロンドン警視庁 ハースト警部』と協力して事件解決にあたり、もう1人のオーウェン・バーンズも19世紀から20世紀へり移りかわりの頃を時代背景に、友人「アキレス・ストック」や『ロンドン警視庁 ウェデキンド警部』と共に事件の謎の解明にあたります。そこに著者のフランスの香りが加えられているだろうということで、もし2人をTVドラマ化したら、建物や衣装や車などはちがっているし、そういう状況下では、たとえ事件の謎や密室の構図は似てるとしても雰囲気はちがって見えるだろうなと思われます。
一覧表はあと2つぐらい予定しております。続きは次回です!
ではまた!