どこへ進むのか、バーチャルな生活とリアルな自分
どんな空間
まず、最近のバーチャル関連のワードから集めてみました
[A] はじめに
近頃、ユーチューブ(YouTube)やティクトック(TikTok)などで大流行りの兆しを見せているのは『バーチャル動画配信』かも。ゲームなどの動画配信の際に、横に自分を投影させたキャラ(アバターとも言い、『受肉』といっているらしい。つまり生まれ変わりの用語でその中には実体としての自分がいる。または自分の内面を持っている別の肉体のような意味)が、口や手真似(身体全体の動き)などで説明しつつ、一方で視聴者からのコメント対応もしているという形態です。
その中で取り扱うものも、シューティング・アクション・RPGと言ったゲームなどから、マジック(手品)、将棋・囲碁・麻雀などの対局があるもの、など分野はさまざま。ゲームの主体の企業やスポンサー、何々連盟などが、動画配信の画面などの取り扱いや著作権を公式に許可するとネットのニュースとして発表したりすることで加速してきたようです。しかし、昨今、言葉(ワード)がいろいろ分化・統合されているようで、ちょっとわたしどもにはむずかしいのです。
と言うことで今回の記事では、まずは、専門用語で難解なこの言葉はこんな感じですよ〜という素人目線のものを書いてみます。しかし、言葉で説明するのはなんだかややこしいかもしれません。ユーチューブ(YouTube)やティックトック(TikTok)で、実際にやっている人たちはそんなことは気にしていないのかもしれません。
[B] VR (Virtual Reality) ヴァーチャル・リアリティー
①-1 「あたかもまるで、そこは現実」・・・360度見渡す限り、SF映画に出てきそうな感じの未来のような空間の中に自分はいる(空間が別に大昔や遠くの諸外国であっても良いのだが)。右手には自由の女神も立っている。左にはエベレスト山もある。が今自分は家の中の部屋の中にいる。左を向いても右を向いてもそれにともなって空間が移動する。
①-2 自分が前に一歩踏み出すと、まるで自分の部屋の中でちょっと先にあるドアに向かう時の感覚である。その先に欲しいものがある(例えば、ゲームの中では、剣だったり楽器だったり本だったりする)。それをある動作で『つかめる』! そしてそれを振り回すこともできる。そんな感じの空間。それらは5年先の大阪の心斎橋のAppleストアの前の交差点かもしれないし、渋谷の交差点や銀座の和光の前にいるのかもしれない。1人とは限らず、2人以上で笑っているのかもしれない。
①-3 それらの空間はCGで作られたものかもしれない。つまりは『仮想空間』である。この仮想空間の中にいる自分は、もう1人の自分が眺(なが)めれば、『専用ヘッドマウントディスプレイ』や『(スマホをセットするだけのスキーのゴーグルより少し大きめな感じの)VRゴーグル』、『PlayStation VR』などを身につけて、周囲を見渡している自分がいる。手足にも何かつけているかもしれない。それはアバターな自分。もう1人の自分・・・。
①-4 これがどうやら『VR (Virtual Reality)』らしい。一般的には「仮想現実」と訳されてて一番身近な仮想空間のようでもある。読み方は「ヴァーチャル(バーチャル)・リアリティー」かな?
[C] AR (Augmented Reality) オーギュメンテッド(オーグメンテット)・リアリティー
②-1 (う〜ん、ややこしいなと感じたそこのあなた! ) 言葉としてはこれもVRだと思っていたという感じでしょうが、実際にはすでに映画やTVで観ていて、そんなにむずかしくはないです。女性ならスマホでやった経験もあるかも。
②-2 ARは、もともとVRと対(つい)でよく論じられた言葉。背景は現実の世界の3D世界なんです。自分の家から駅までの道路をスマホを歩いていく時とか。その現実世界の中に『仮想世界』を重ねて少し変化させている(これを『拡張』と呼んでARのAの文字になっているらしい)のです。
②-3 あなたが家の中で家族と一緒に写っていて動いてニコニコしているけど、舌はベロ〜ンと長くくねくね出て動いているし、耳もノビノビノ〜とウサギの耳みたいに伸びてる。そうです。あなたもお子さんや友達と使いませんでしたか? スマホアプリの『スノー(SNOW)』。アップしてませんか? そういう動画? それは「AR」です。
②-4 もう1人のスマホを持って家の周りから公園やら駅やら道路を歩きながら画面を見てるあなた! そうです。あなたも使いませんでしたか? スマホアプリの『ポケモンGO(ポケモン ゴー、Pokemon GO)』。レアなのを見つけたとかでそこの画像だけ撮っておいてインスタとかにいっぱいアップしてませんか? これです。これは「AR」です。
②-5 あくまでも、背景は現実の世界。中にいるのはちがうかもしれないけど。これがどうやら『AR (Augmented Reality)』らしい。一般的には「拡張現実」と訳されてる。読み方は「オーギュメンテッド(オーグメンテット)・リアリティー」かな? 「augment(オグメント)」自身の英単語の意味としては「増加(させる)」のようです。次に進んでみますね。
[D] MR (Mixed Reality) ミクスト・リアリティー
③-1 「Mixed Reality」ARをさらに発展させたもの。さきほどARで出てきた『ポケモンGO(ポケモン ゴー、Pokemon GO)』を例にすると、街角で出会った「とあるレアなポケモン」。やっと会えたのだから、何か言いたい! そう思った時! 目の前の空間に「ボード」を表示させ、指で移動させたりしながら、下に出現したキーボードで文字を入力する。(トム・クルーズの映画『マイノリティー・リポート』に出てきたあのイメージで合ってるのかな? 正直わかりませんが。。。)
③-2 近くに寄ったり、後ろに回ったり、自分の友達が来たので紹介して自慢したい。などなど、(センサーやカメラは必要でしょうけど)、より現実と仮想空間を混在して溶(と)け合わさせて2つの異次元空間をより親密な空間にして、よりリアリティを感じさせることができる・・・。そんな感じが「MR(Mixed Reality)」らしいが、これはそもそもここの記事で文字で表現できないのでは? みたいな。
③-3 例としては、マイクロソフト社開発の『Microsoft HoloLens(ヘッドマウントディスプレイ方式の複合現実ウェアラブルコンピュータ)』があるそうです。『ホログラム+レンズ』かな? 「3D表示可能のホログラフィックコンピュータおよび専用HMD(メガネ型のヘッドマウントディスプレイ)の組み合わせ」で、スター・ウォーズ(映画の中自体が仮想の世界だけど)のある1場面のような「自分の部屋の中のような現実空間の中に、あるホログラムの3D映像(たとえばボタンだとかコントローラーなど、どうでしょう?)」を見ながら、あたかもまるで「それ」が自分の部屋の空中に浮かんでいるような物体だけど、手などで操作もできるもの。そういったテクノロジーのようです。
③-4 まだ実際には見たことがないので、よくわかっていません。個人的な想像では、海の中でスクーバダイビングを普段着でしつつ、手で「浮かぶUber Eatsと書かれたボタンを押してでの配達注文」や「ピザの注文専用電話」をかけている感じ? (って自分が何を言っているかよくわかんない!) 違ってたら、ほんとごめんなさい!
③-5 VRとARがさらに近くに。これがどうやら『MR (Mixed Reality)』らしい。一般的には「複合現実」と訳されてる。読み方は「ミクスト・リアリティー」かな?
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[E] XR (Cross reality または Extended Reality ) クロスリアリティ
④-1 「クロスリアリティ(XR)」とは、最近よく出てくるワードで、上述してきた3つ(1)VR(仮想現実 (2)AR(拡張現実)、そして(3)MR(複合現実)の総称と言われている。HW、SW、ツール、アプリケーション、通信技術の進歩、5Gなど、一方で小型化してコンパクトになりつつ、しかし同時に空間と時間がどんどん拡張していく環境、すなわち『現実空間とCGなどで代表される仮想空間』でのアクションが複雑化してきたので、ある分野ではその境界線を引くのが難しくなってきて、総合的な呼び名も必要になった、ということではないでしょうか? そして、各人が家の中にいる時間が長くなっているということも影響しているかもしれません。
④-2 超簡単な円の図で表すと下記画像のようなイメージです。現実と仮想の2つ界を合わせて現実にはないものをよりリアルに知覚できる最先端技術の総称ですね、たぶん。
④-3 実は、この3つ以外にも、現在まさに進みつつある「SR(Substitutional Reality、代替現実、読みはサブスティテューショナル・リアリティ)」もこの中に入ってきそうです。ですので、ここでは、「XR」に入るのは、今の所4つ、『(1)VR (2)AR (3)MR、そして (4) SR』としておきます。
④-4 これがどうやら『XR (Cross reality 、Extended Reality)』らしい。特に訳としては一般的にはないようですが、強いて言えば「境界を横切った」という感じでしょうか ? 読み方は「クロス・リアリティー」かな? 音の世界も入ってきそうです。
[F] AI と まとめ
⑤-1 以上のように、「機械(HW、現在では主にコンピュータとCG技術)によって作られた空間環境」の状況下で「人間を含めた自然界の存在」が生きている現実の空間との境界が、最先端技術によって幾重にもかさなってきつつある『空間・次元』が出てきていて、とても我々の世界に利益をもたらすものなのでしょうし、またYouTubeやTikTokのような世界の中でも多くの人もそれらを利用した世界を楽しみつつあるので我々もまずはそこから目にする機会が増えているのかもしれません。特に医療現場ではそうではないかと推察しておりますが私自身は全くの素人ですので、今回の記事では、主にワードの説明だけでせいいっぱいな感じです。
⑤-2 実際には、多くの専門家による大変な専門的記述知識の集約の成果だと想像はできる分野かなと思います。
⑤-3 最初では「将棋・囲碁・麻雀」などでも超話題な「AI(Artificial Intelligence) 、人工知能」も、これらの分類と関わってくると予想しておりましたが、もう少し勉強して、また機会がありましたら記事にしようかな? と考えております。
続きは次回です!
A済
それでは!!