中国の歴史大作 TVドラマ 〜 「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」
(7/13 追記 ) 全巻、見終えました
7/12日(2021)に全巻(43巻、86話)見終えました。ラストはちょっと予想外でしたが、『自己啓発本』をドラマで見るような、とても面白いできあがりになってました。また最初の1巻から見直したいと思えるほどでした。
[A] 本作の基本情報
① 原題は「大軍師司馬懿 之军师联盟 (2016) (英語原題: The Advisors Alliance)」。すみませんが、原題の漢字の方はむずかしくまちがっている、または、正しく表示されない可能性もあります(文字化けなど。そのまま貼り付けています)。あらかじめご了承ください。
② (日本2018年7月〜、[中国では2017年]、DVDレンタル開始は2019年11月)。
③ [ジャンル・音楽など] 古代中国で3つの国が覇権を争った時、三国志に登場する有名な軍帥の1人「司馬懿(しば・い)」とその人生を、司馬家側・曹操一族側の視点から観た壮大な歴史絵巻・人間ドラマ。全86話(約全43巻)
[B] ---- [ DVD / BR / CD ユーチューブ(YouTube)動画はタイトルのみ ]- -- - - - - - - - - -
④ この映画にはYouTubeに「予告編」がありましたので、動画のタイトル2つだけ載せておきます。
(a)YouTube動画タイトル : [ 【アジアマガジン : 予告編#1】三国志 ~司馬懿 軍師連盟~ (2017) - ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ [2019年7月号] ]
(b)YouTube動画タイトル : [ 【アジアマガジン : 予告編#2】三国志 ~司馬懿 軍師連盟~ (2017) - ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ [2019年7月号] ]
[C] [ きっと観たくなるコメント ] 採番は、[ 出演 ]が⑳以降を使うので、[D]で⑱までとする
⑤-1 中国の三国(魏呉蜀ぎごしょく)時代に曹操によって建てられた「魏(ぎ)」で、国家統一はもちろん、魏の国自体の存亡をかけてその民のために進むべき豊かで強く安定した国家へと導びこうとする軍師・司馬懿(しばい)の活躍を、今までの『三国志』ドラマとは全く逆の「魏と司馬家の観点」から描くという壮大なドラマ。また、知られざる司馬懿たちの人柄や家族の葛藤(かっとう)を細かく描く。
⑤-2 制作総指揮は、主演司馬懿を演じた、「ウー・ショウポー(呉秀波)」自身です。全86話(およそ全43巻)のうちまだ20巻ぐらいしか見ていませんが、そこに限れば、『今までの三国志ドラマでは多めの戦闘シーンの数々』よりもむしろ「人間や家族を中心にしたドラマ」に重点をおいている感じもあり、脚本がこりにこっていると確かに思わせます。それだけ撮影が大変ではないでしょうか? また近年大人気のドラマでよく出演されている有名俳優の方も多数出演しております。その総製作費は60億円を超えると言われています。
[D] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章はアレンジしております]
⑩ 漢王朝末期、曹操の「おだやかな専横」に、文武百官たちの中で密かに曹操暗殺の企てが「静かに」進みつつあった。つまり『ある書状』の存在が明るみに出ようとしていた。曹操を支えてきた文武百官たちの中心に位置する重臣(トップグループ)の1人「司馬防(しばぼう)」もまた、ある人物との関係から、疑いのまなざしを向けられつつあった。彼の息子たちは8人おり(全員が字に「達」の字を持っていたため「司馬八達[日本語読みでは、しばはったつ]」と呼ばれていた)が、上から2番目、すなわち次男が読書好きのこの人「司馬懿(しばい)」である。
⑪ この司馬懿(しばい)は、いわば書生でよく勉強をし古今の重要書に精通し、またそれだけではなく弁舌も非常にうまかったが、父親の教えをよく守って育ってきただけあって、曹操はもちろんその一族を恐れ、自らの『司馬家』の存続を第一優先と考え、自(みずか)らについては常に謙虚で平身低頭をもって身を処(しょ)していた。その上周囲には、いまだ世に出てはいないが書と詩歌(しいか)と弁舌に秀でた、曹操に重要な官職で用いられたいという若き野心家も非常に多くいて『出る杭は・・・』かねなかった。その彼が直面した父親の冤罪(本人はやっていないと言っている)・・・これは大変なことになったと直感する。そこで現在曹操の側近中の側近、文武百官の中の最重要人物「荀彧(じゅんいく)」に相談しにいくことに・・・。妻の「張春華(ちょうしゅんか)」も心配そうだ。
⑫ 一方、司馬懿(しばい)の言動を観察していた曹操の重臣たちの中には、彼を早く重く用いるか、さもなくば「劉備」や「孫策」に取られるよりは殺した方が良いとまで曹操に進言するものまで現れるようになった。人物を見る目においては大変抜きんでた武将の1人だった曹操は「うわさの 鷹視狼顧(ようしろうほ)の相を持つ司馬懿に興味を持ちはじめた。 彼は密かに「策」を練った(碁石でも投げてみるか・・・。まっ、しかし、大事なのは跡取りを誰にするか、だな・・・)。
[E] [ 出演 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります]
⑳ 司馬懿(しばい) : ウー・ショウポー(呉秀波) 。兼制作総指揮。
㉑ その妻の「張春華(ちょうしゅんか)」 : リウ・タオ(劉涛)、「琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜(原題: 琅琊榜、ろうやぼう)、主人公の幼なじみで許婚(いいなずけ)だった梁の南国境を守る大軍の統帥で武芸に優れる穆霓凰(ぼくげいおう)雲南郡主役」、TVドラマ「天龍八部(2003年、胡軍[フー・ジュン]版)、阿朱役」。
㉒ 曹操孟德(そうそう) : ユー・ハーウェイまたはユー・ホーウェイ(于和偉)、「 三国志ThreeKingdom、劉備玄徳役」。
㉓ その長男、曹丕(そうひ) : リー・チェン(李晨)。
㉔ 曹操の側近中の側近、文武百官の中の最重要人物「荀彧(じゅんいく)」 : ワン・ジンソン (王勁松)、「琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜(原題: 琅琊榜、ろうやぼう)、皇后・言氏の兄で言豫津の父の言闕(げん・えつ)役」、「 将夜 冥王の子(原題:将夜2、英語原題:Ever Night 2)、岐山大師役」。
㉕ 名族の子弟で才能を持って若手、楊修[よう・しゅう、字名は徳祖(とくそ)] : ジャイ・ティエンリン(翟天臨)、TVドラマ「 蘭陵王(原題同じ)、北斉の皇太子高緯役」。
㉖ 大将軍の曹爽 : ジョン・トゥ(杜奕衡)、「王朝の陰謀 謎の壁画と舞姫殺人事件 (狄仁傑探案 英語原題 : Detection of Di Renjie ) 大理寺の、狄仁傑(ディー) 役」、「将夜(将夜)シリーズ、魔宗の唐(とう)役」。
(以下、出演者は非常に多いので、出演者だけ別の記事にする予定です。)
[記事連番 ]