まだkindle版がないので、簡単な紹介と「超みじかいあらすじ」などだけです
「第三の銃弾(The Third Bullet) ジョン・ディクスン・カー (1937)
[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 ノン・シリーズ(4) 海外本格ミステリー小説(古典)
1. 簡単な紹介と超みじかいあらすじ だけです
①-1 海外本格ミステリー小説のジョン・ディクスン・カー関連記事では、今回から「時代物(歴史物と以下略します)シリーズ」につづいて「(いわゆる分類上) ノン・シリーズとされているもの」の長編版を順番でご紹介する予定です。
①-2 当該「ノン・シリーズ」でkindle版(邦訳版)があったものでは、すでに1冊『皇帝のかぎ煙草入れ(The Emperor's Snuff-Box)』は記事にしております。また、もう1冊『火刑法廷(The Burning Court)』はただいま準備中で近日記事公開予定です。そこで・・・
(『火刑法廷(The Burning Court)』はただいま仕掛かり中で近日記事公開予定)
①-3 そこで「ノン・シリーズ」の中でkindleがないもの[現在のところ(2023年10月30日現在の邦文)kindle版(邦訳版)]について、(そのかわりに、ここでインフォメーションだけの記事としまして、後日kindle版が出た時点[しかも新訳版かもしれません]で、あらたな記事を起こすことになります)。「ノン・シリーズ」の一覧については、この記事の一番下に入れてあります(全部で7作です)
①-4 「ノン・シリーズ」の3作目は『火刑法廷(The Burning Court)』で仕掛かり中なので、1つ飛ばして次の順番「4番」の「第三の銃弾」です。
(広告)
第三の銃弾 完全版 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2001/9/1
[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレなしのミニあらすじです。時系列を少し変え、内容も多少脚本しています)
(登場人物は下の「短いあらすじ」のもう1つ下にありますので、スクロールしてください!)
(OP1)(舞台は ロンドン警視庁の担当範囲? )
(OP2) 被害者は「元判事」と「もう1人」いるもよう。
(OP3) 銃弾はタイトルどおり3つあるが、(1)犯行現場で容疑者が持ったまま立ち尽くしていた銃の銃弾A (2) 同じく、現場にある「花瓶」に当たっていた銃弾B そして、 (3)被害者の命を絶った銃弾C です。どれとどれが一致し、どれとどれは不一致なのか? もしくは全部ちがうのか? そして犯人は? ということがポイントだそうです。
(広告)
(銃弾というわけにもいかないので・・・)銃弾キーホルダー 30-06ライフル [560]
(画像は「いらすとや」さんから)
②-1 ある日、その銃声とドタッという何か倒れたような大きな物音で、家の中にいる者がその部屋に集まってきた・・・そこで発見したのは、倒れている「元判事 チャールズ・モートレイク」と、拳銃を握りしめたまま呆然(ぼうぜん)と立ち尽くしている青年だった。チャールズの娘「アイダ」はショックのあまり崩(くぜれ)れ落ちた・・・。
(画像は「いらすとや」さんから)
②-2 つづいて駆けつけた長女「キャロライン」は(アイダの姿を眼のはしでとらえながらも)震(ふる)えながら「け、けいさつ! 電話して!」と叫びそばの椅子にしがみついた・・・そこへ何事かとやってきたのは、一番に駆けつけた次女アイダの交際相手「刑事弁護士 アンドリュー・トラヴァース卿」である。すぐさま、知らせによって執事「デイヴィズ」から『ロンドン警視庁』へと電話とあいなった。・・・屋敷中は大騒ぎ。
②-3 連絡を受けた警部 ジョン・ペイジの「警部 ジョン・ペイジ」とその部下「ボーダン部長刑事」は、「副総監 マーキス大佐」に報告すると共に、『モートレイク邸』へと向かい、問題の部屋に入った。しかし、部屋の中を見渡している内にボーダン部長刑事は、拳銃を握りしめたままの青年の顔を見て「あっ!」と叫んだ! そして手に握られている銃を取り上げた後、直ちに鑑識チームを呼んだ。
②-4 「どうだ?」と「ボーダン部長刑事」は鑑識チームに話かけた・・・が彼らは下を向いたまま「3つあるんですが」と困惑気味。どうしたことか? やがて驚くべき事実が反映する。それを聞いて、ペイジ警部は怒りを胸に叫んだ! 「えっ? そんなバカな! あいつが犯人に決まってる! 私はかって・・・」。
(画像は「いらすとや」さんから)
②-5 その頃、『ロンドン警視庁』で報告を待っていた「副総監 マーキス大佐」は、ペイジ警部から「鑑識」の途中経過を聞き・・・椅子から立ち上がった「なんだとっ! 3つだと!」
(広告)
Thermaltake Divider 370 TG ARGB -Black- 斜めカットデザイン採用 ATX PCケース ブラック CA-1S4-00M1WN-00 CS8498
[C] 主な登場人物
(カタカナの名前などについては翻訳版とはちがい、多少あやふやです)
(画像は「いらすとや」さんから)
(ん? 何の絵? じゅうたん・・・じゅうたん・・・じゅうだん!)
(i) 元判事チャールズ・モートレイクの関係者
(1) 被害者の元判事 : チャールズ・モートレイク
(2) その娘(長女) : キャロライン
(3) 同、その娘(次女) : アイダ
(4) アイダの交際相手で、刑事弁護士 : アンドリュー・トラヴァース卿
(5) 判事の助手、書記 : アルフレッド・ペニー
(6) モートレイク邸の執事 : デイヴィズ
(7) 同、門番 : ロビンソン
(ii) その他の関係者
(10) (モートレイク邸の)辞めた女中の後任への応募者 : サラ・サミュエルズ
(11) かってボーダン部長刑事に逮捕された経験がある男 : ガブリエル・ホワイト
(80) 真犯人 : ?
(iii) 捜査の関係者
(20) (本作の探偵役)ロンドン警視庁の副総監 : マーキス大佐
(21) 担当警部で事件の目撃者 : ジョン・ペイジ
(22) ペイジの部下、部長刑事 : ボーダン
(wikiなどによる)
[ D ] 出版情報
(kindle以外)
⑦-1 「第三の銃弾(The Third Bullet) 完全版」ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr) 田口俊樹訳、(ハヤカワ・ミステリ文庫6-11)、2001年 早川書房。
⑦-2 (参考 完全版に対し短縮版(EQによると言われているが未確認)。短編全集に収録「第三の銃弾」) カー短編全集2「妖魔の森の家」 (118‐2) ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr) 1970/12/11 宇野利泰訳 創元推理文庫 東京創元社
参考 ノン・シリーズの長編シリーズ (★印はkindleありで記事も済み)
(1) 🎉(☆仮) 毒のたわむれ(Poison in Jest ) 1932
(2) 🎉(☆仮) 弓弦城殺人事件(The Bowstring Murders) 1933
(3) (⚠️記事は仕掛かり中) 火刑法廷(The Burning Court) 1937
(4) (☆仮 本記事) 第三の銃弾(The Third Bullet) 1937
(5) ㊗️記事済み 皇帝のかぎ煙草入れ(The Emperor's Snuff-Box) 1942
(6) 九つの答(The Nine Wrong Answers ) 1952
(7) バトラー弁護に立つ(Patrick Butler for the Defence) 1956
(以上です、wikiなどによる)
[ E ] その他
本記事は、一番最初に書いたように「kindle版」がまだ出版されていないための、仮記事です(このブログの海外ミステリー小説のレビュー記事のようなものは、基本的に「kindle版」で読むという感じで書いております。その理由のいくつかは(「文字サイズをかなり拡大縮小できる」、「近くの書店さんに買いにいかなくてもいい」、「本棚に収納する手間とスペースを効率化できる」)などです。
以上です
続きは次回です!