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広告 HM卿 reading(読書) カーター・ディクスン ジョン・ディクスン・カー 海外本格ミステリー(古典)

貴婦人として死す カーター・ディクスン著 HM卿(14) 海外本格ミステリー小説(古典)

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お知らせと概要のみです 

「 貴婦人として死す」 カーター・ディクスン(ジョン・ディクスン・カー)

[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 HM卿(14) 海外本格ミステリー小説(古典)

① このコーナーでは、HM卿の長編版を順番でご紹介していますが、『貴婦人として死す』は、現在のところ(2022年8月20日現在)kindle版はありません。したがって後日と言うことになるかもしれませんが、現在はスキップして後に進みます。(記事としては、kindle版が出た時点で、あらたな記事を起こすことになります)。今のところは、この記事についてはインフォメーションだけということにしておきます。よろしくお願いします。

[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレなしのミニあらすじです。多少脚本しています。)

[舞台は、イギリスのノース・デヴォン州のリンマス村(Lynmouth)とその近くの絶壁周辺]

②-1  H・M卿は、ある村の画家ポール・フェラーズの家に滞在中・・・自画像を描いてもらおうと。近くの家には数学教授アレック・ウェインライトとその若き妻リタが暮らす。だが、第二次世界大戦中でアレックはラジオのニュースに夢中、リタはとても魅力的な女性でもあったので、(元俳優で)アメリカから来て今は車のセールスマンをしている若くてハンサムなバリー・サリヴァンと出会って互いに惹かれていくようになる。

②-2 村には、初老のなかば引退した医師ルーク・クロックスリーがいて、時々リタの悩み事も聞いていた。彼は他にも村のことをいろいろ手記にも残していた(ちなみに、本作のワトソン役も務める)。

②-3 そんなある夜、リタとバリーは、 (たまたま家に来ていた医師ルークとアレックが他のことに注意している間に)、そっと家を抜け出て・・・そのまま断崖に2人で向かって歩いた。雨の後だからか足元はぬかるんで2人の足跡をそこに残した。夜間の灯火管制のせいか真っ暗闇の下で、鳥の鳴き声か波の音かはたまた銃の音がしたような気もして2人は後ろを振り返った。駆け落ちかロマンティックな誓いか、そこから彼らは消え失せる。ただ断崖絶壁へと続く一方通行の2組の足跡だけを残して。

②-4 やがて2人がいなくなったことに気がついた医師ルークは驚く。なぜか警察にかけようとした電話もつながらず、さらに車も動かない。

②-5  やがて・・・(海岸に)2人の男女の死体が発見される。そこでは驚くべきことが発見されて・・・弁護士スティーヴ・グレインジによって発見された「ある証拠物件」によって事態は混沌(こんとん)としてくる。自殺なのか? それとも他殺なのか? 他殺なら、『あの足跡』はどう説明する?!  なぜ『その証拠物件が今頃別の場所から出てくるのだ?』。

②-6  自殺説を否定する医師ルークと、捜査に行き詰まった警察のクラフト警視。相反する命題を突きつけられて苦悶(くもん)していうちに、この村の画家の家に滞在する『名探偵』のことを思いつく・・・(そうだ! あのお方の力を借りましょう! H・M卿の!)。画家から「描いている間は動かないで」と言われていたH・M卿はクシャミをして・・・(なっ、なんだっ! 事件かあ?)

[ C ] 出版情報

③-1 本作の原題は「She Died a Lady (1943)」。

③-2-a kindle以外で出版されているのは、1つめは(a)『貴婦人として死す 2016/2/27 創元推理文庫  高沢治訳』です。(新訳版が出ることもあるので、注文の際には書店やネットの出版社などご確認ください)

③-2-b kindle以外で出版されているもう1冊は(b)『貴婦人として死す 1977/3/1 ハヤカワ・ミステリ文庫 小倉多加志訳』(新訳版が出ることもあるので、注文の際には書店やネットの出版社などご確認ください)

[ D ] その他

④-1 ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、個性と魅力あふれるいろいろな主人公(探偵役)たちが登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」、弁護士パトリック・バトラー(Patrick Butler)などです。そして彼らの周りにはまたロマンティックな男女が「共演」します。

④-2 一方、別名義のカーター・ディクスン(Carter Dickson)で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)」ですが、こちらも人気の主人公です。

④-3 このブログでは、(ギディオン・フェル博士分が一通り済みまして)、現在H・M卿登場の長編版を順番でご紹介しています(kindle版がない場合は今回のように、基本的にskipして、のちにkindle版で出版された場合や、書店に新訳本がならんだりした場合には記事を起こすことになっています)。

続きは次回です! フェル博士からの連番では37(HM卿だけで14)です。

A済

ではまた!

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-HM卿, reading(読書), カーター・ディクスン, ジョン・ディクスン・カー, 海外本格ミステリー(古典)