お知らせと概要のみです
「五つの箱の死」 カーター・ディクスン(ジョン・ディクスン・カー)
[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 HM卿(8) 海外本格ミステリー小説(古典)
㊶-2 記事としては、kindle版が出た時点で、あらたな記事を起こすことになろうかと存じますが今のところは、この記事についてはインフォメーションだけということにしておきます。よろしくお願いします。なお、念のため「五つの箱の死」、原題「Death in Five Boxes 」についての本で、H・M卿登場8作めの長編のことです。
①-1 ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、いろいろな主人公(探偵役)が登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」などです。
①-2 一方、別名義のカーター・ディクスン(Carter Dickson)で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)」ですが、こちらも人気の主人公です。
①-3 本作の原題は「Death in Five Boxes(1938年)」です。
[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレはなし)
⑤-1 深夜までの研究でくたくたの『毒物学研究所員』サンダース博士。帰宅途中、呼び止められる。「あの〜失礼ながら、あなた様は・・・」と若い女性がたずねる。その娘が言うには「書き置きを残したまま、ある家に向かった父親の様子が心配」で心配で、一緒にその家まで来てくれないかという。
⑤-2 娘のただならぬ様子に承知したサンダース。父親が行くと書いていた訪問先の建物・・・一段・二段・三段と・・・一歩ずつ2人で階段を登ると、ついにある部屋につく。4人が見えた。しかし、1人の男はすでに殺され、そしてさらに男女3 人が倒れている。
⑤-3 その中に娘の父親もいる(ああっっ!!)。さっそく警察に通報したが、捜査は難航。一体だれがどうやって(不可能だ!)。ここにいたって、HM卿が呼ばれ・・・。
[ C ] 当作品に関しては、今のところ、kindle(含Unlimited)版がない
④-1 このコーナーでは、フェル博士の長編版を順番でご紹介していますが、第22作め『仮面劇場の殺人』は、現在のところ(2022年7月2日現在)kindle版はありません。したがって後日と言うことになるかもしれませんが、現在はスキップして後に進すみます。
④-2 kindle以外で出版されているのは、『五つの箱の死 (ハヤカワ・ミステリ 320) 新書 – 1957/4/1 早川書房 西田政治訳』です。(それぞれの本についてはご確認ください)
A済
ではまた!