2/6更新〜 「(8) 死まで139歩 」を追加しました) フランスの作家 ポール・アルテ(Paul Halter) 〜 ジョン・ディクスン・カーの香り
[A] ポール・アルテの本格ミステリー小説のうち、主役が「ツイスト博士とロンドン警視庁のハースト警部(Dr. Twist and Chief Inspector Hurst)」のシリーズです。
(ポイント) 電子書籍(kindle版)にあるものは、下の各々の本のところにそれぞれ貼っております。それがないものは別の通常版を同様にしております。このブログで記事として書い他ものは、サムネを大きくしてあります。
(ポイント) Amazonの発表で広告は画像がなくなり、テキストのみになりました(下記参照)。1/14
ポール・アルテの小説には、主に2人の探偵がいる
⑧-1 ポール・アルテ氏のモステリー小説では、大きく分けて、2人の探偵(グループといいますか、探偵役と警部、もしくは、相棒兼ワトソン役(ストーリーの進行役)がいます。通常のミステリー小説作家と同じ感じです。そのどちらでもない場合で1冊ずつ変化する場合は通常「シリーズ化されていない単独の探偵役」と区分されているようです。
⑧-2 この一覧は、その2人のうちの1人「アラン・ツイスト博士(Dr. Alan Twist)とロンドン警視庁ハースト警部(Chief Inspector Hurst)」の作品になっています。もう1人の「オーウェン・バーンズとアキレス・ストック(Owen Burns and Achilles Stock)」シリーズについての一覧表は別記事をご覧ください。
当ブログでの「オーウェン・バーンズとアキレス・ストック」シリーズの一覧表はこちら
こちら→ https://gsbyjt-lottalove.com/オーウェン・バーンズ%E3%80%80長編一覧%E3%80%80ポール・アル/
⑧-3 ここの記事ではkindle版を薦めていますが、kindle版がない場合は(本屋さんで売っている文庫本やAmazonなどで取り寄せた本を読む以外)中身を読んでいないため、仮の記事をいくつか作りました(読んではいないので、あらすじはただの推測と想像にすぎません。中には登場人物もよくわからないものもあります。ご了承ください)。
⑧-4 この作家さんの場合は、日本語の翻訳担当はほぼ「平岡敦」氏1人のようで、そういう意味では、とても読みやすく、また、かっては「ハヤカワ・ミステリー(いわゆるポケミス)」であったものの一部は別出版社の『行舟文化』さんで装丁も新しく出ています(kindle版でない場合は付録などもついているようでお得です)。また、「早川ミステリ文庫」で新しく出ているもののあります(書店で買えます)。一応、kindle版があったものは、記事のサムネも通常サイズにしております。
以下 ツイスト博士の一覧表一覧表です (全8作)
タイトル(仏語・英文は2段目に別に書く)、kindleの有無、ここの記事の有無など。 その他の情報があれば書く
1
順番 タイトル kindle有無 当ブログ内の記事の有無 その他の情報
(1) 第四の扉 有○ 記事○ 文庫版あり 平岡敦訳 (仏語原題 : La Quatrième porte 英:The Fourth Door )
(画像が大きいのは、kindleがあって、本記事を書いているものです)
(ここのブログ記事の中で使った、本作のある一場面のイメージ図)
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2
順番 タイトル kindle有無 当ブログ内の記事の有無 その他の情報
(2) 死が招く kindle○ 記事○ 平岡敦訳
( La Mort vous invite 英: Death Invites You )
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3
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(3) カーテンの陰の死 kindle有り 記事あり
(La Mort derrière les rideaux 英: Death Behind the Curtains )
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4
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(4) 狂人の部屋 kindle○ 記事○12/14 平岡敦訳 ( La Chambre du fou 英: The Madman's Room )
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5
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(5) 虎の首 kindle○ 記事あり(1/14-2024) 平岡敦訳
(La Tête du tigre 英: The Tiger's Head)
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6
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(6) 七番目の仮説 kindle○ 記事○1/21-2024 平岡敦訳
( La Septième hypothèse 英: The Seventh Hypothesis)
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7
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(7) 未翻訳 kindlex 記事x
(Le Diable de Dartmoor 英: The Demon of Dartmoor)
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8
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(8) 死まで139歩 kindle有り○ 記事○(2/5up) 平岡敦訳
(À 139 pas de la mort 英:139 Steps from Death )
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9
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(3) ⚠️未邦訳 kindleなし
( L’image trouble 英 : The Blurred Image )
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10
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
(10) 赤髯王の呪い kindle有り 記事○12/7-2023
(La Malédiction de Barberousse 英 : The Curse of Barbarossa)
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11 〜 21 (以下、全部未翻訳)
順番 タイトル kindle有無 記事の有無 その他の情報
以下 (⚠️未邦訳のため、原題のみ表記します)
(11)L’Arbre aux doigts tordus(英 : The Tree with Twisted Fingers )(1996年)
(12)Le Cri de la sirène(英 : The Siren's Call )(1998年)
(13)Meurtre dans un manoir anglais(英 : Murder in an English Manor )(1998年)
(14)L’Homme qui aimait les nuages(英 : The Man Who Loved Clouds )(1999年)
(15)L’Allumette sanglante(英 : The Bloody Match )(2001年)
(16)La Toile de Pénélope(英 : Penelope's Web )(2001年)
(17)Les Larmes de Sibyl(英 : Sibyl's Tears )(2005年)
(18)Les Meurtres de la salamandre(英 : The Salamander Murders) (2009年)
(19)La Corde d'argent(英 : The Silver Thread )(2010年)
(20)Le Voyageur du passé (英 : The Traveler from the Past )(2012年)
(21)La Tombe indienne (英 : The Indian Tomb )(2013年)
一覧表の終わり
(まとめ) タイトル kindle有無 当ブログ内の記事の有無 その他の情報
上記のサマリー版。
順番 タイトル(原題 仏、英語) kindle有無
(1) ㊗️第四の扉 (La Quatrième porte 英 : The Fourth Door ) kinlde○
(2) ㊗️死が招く (La Mort vous invite 英 : Death Invites You ) kinlde○
(3) ㊗️カーテンの陰の死 (La Mort derrière les rideaux 英 : Death Behind the Curtains) kinlde○
(4) ㊗️狂人の部屋 (La Chambre du fou 英 : The Madman's Room ) kinlde○
(5) ㊗️虎の首 (La Tête du tigre 英 : The Tiger's Head ) kinlde○
(6) ㊗️七番目の仮説 (La Septième hypothèse 英 : The Seventh Hypothesis) kinlde○
(7) (⚠️未邦訳) Le Diable de Dartmoor(英 : The Demon of Dartmoor)(1993年)
(8) ㊗️死まで139歩 (À 139 pas de la mort 英 : 139 Steps from Death) kinlde○
(9) (⚠️未邦訳) L’image trouble(英 : The Blurred Image)(1995年)
(10) ㊗️赤髯王の呪い (La Malédiction de Barberousse 英 : The Curse of Barbarossa) kinlde○ [注: バルバロッサ(伊:Barbarossa)は、イタリア語で「赤ひげ」の意(barbaは髭、rossaは赤)。 神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世(1122年-1190年)の異名。wikiより)
以下 (⚠️未邦訳)
(11)L’Arbre aux doigts tordus(英 : The Tree with Twisted Fingers )(1996年)
(12)Le Cri de la sirène(英 : The Siren's Call )(1998年)
(13)Meurtre dans un manoir anglais(英 : Murder in an English Manor )(1998年)
(14)L’Homme qui aimait les nuages(英 : The Man Who Loved Clouds )(1999年)
(15)L’Allumette sanglante(英 : The Bloody Match )(2001年)
(16)La Toile de Pénélope(英 : Penelope's Web )(2001年)
(17)Les Larmes de Sibyl(英 : Sibyl's Tears )(2005年)
(18)Les Meurtres de la salamandre(英 : The Salamander Murders) (2009年)
(19)La Corde d'argent(英 : The Silver Thread )(2010年)
(20)Le Voyageur du passé (英 : The Traveler from the Past )(2012年)
(21)La Tombe indienne (英 : The Indian Tomb )(2013年)
[Cl] ポール・アルテの作品に登場する探偵たち (以下、今までの記事とほぼ同一内容です)
㊿-4 登場する探偵役には、2大探偵として、(1)「名探偵 アラン・ツイスト博士」、(2) 「美術評論家のアマチュア名探偵 オーウェン・バーンズ」がいます。 そして多分、(3) 「シリーズ物以外」に登場する他の名探偵たちもいることでしょう(まだ読んでいないので、すみません!)。
㊿-5 ツイスト博士もオーウェン・バーンズも両者とも主にイギリスで活躍しています。というのは、ツイスト博士は20世紀なかば頃を時代背景として『ロンドン警視庁 ハースト警部』と協力して事件解決にあたり、もう1人のオーウェン・バーンズも19世紀から20世紀へり移りかわりの頃を時代背景に、友人「アキレス・ストック」や『ロンドン警視庁 ウェデキンド警部』と共に事件の謎の解明にあたります。そこに著者のフランスの香りが加えられているだろうということで、もし2人をTVドラマ化したら、建物や衣装や車などはちがっているし、そういう状況下では、たとえ事件の謎や密室の構図は似てるとしても雰囲気はちがって見えるだろうなと思われます。
一覧表は「オーエン・バーンズ」、「ツイスト博士」に続いて、あと1つぐらい予定しております。続きは次回です!
ではまた!