「パリから来た紳士 (カー短編集3)」 ジョン・ディクスン・カー著
短編集の1つ
① アメリカの作家「エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)、1809〜1849頃」は、「史上初の推理小説」を「モルグ街の殺人(The Murders in the Rue Morgue)」として発表した作家と言われています。探偵役は「フランスの名門貴族 シュバリエ(C)・オーギュスト・デュパン」などで、相棒として著述家の「私」が登場。他の作品では「盗まれた手紙(The Purloined Letter)」、音楽詩「大鴉(おおがらす、The Raven)」などが特に有名です。
② しかし、子供の頃、絵本か漫画は読んだような気もしますが、また、映画やTVドラマか後世のミステリー作家がその小説の中で取り上げたのを見たり読んだりしたかもしれませんが、上記のような有名な小説「モルグ街の殺人」や音楽詩「大鴉(おおがらす)」は残念ながら読んだことはないと思います。しかし、ミステリー小説の原型ともいうべきものを書いた人についてはメモ書きしておきたい。ポーは密室ものや消失事件のような不可思議で怪奇な探偵小説も得意としていたようで、そこで、その風情を描いた傑作と言われている「パリから来た紳士」がかって読んだカーの短編集にあるので、代わりに取り上げておこうかと思います。
③ [超ミニあらすじ〜今回は短編集ですので超短いです] 遺言書をどこかに隠した老いた女性。どこに「それ」は消えたのか? 主人公「私」は酒場で『ある人物』にこの話をするのだが、果たして?
④ 「パリから来た紳士 (原題 : The Gentleman from Paris & Other Stories) ジョン・ディクスン・カー( John Dickson Carr) 著」 ( 創元推理文庫 宇野利泰 訳)
ではまた!