名探偵ポワロ(6) 〜「エンドハウスの怪事件」(別名: 邪悪の家)
[A] 本作の基本情報 〜
① (シリーズの詳細については前回記事をご覧ください。)シリーズの原題は「Agatha Christie’s POIROT」(1989年〜 英国製作[LWT ロンドン・ウィークエンド・テレビ(London Weekend Television)が主体、日本ではNHKが1990年から吹き替えで放送])。
② 本作の原題は「Peril at End House」(レンタルDVD 第6巻)。はずれにある家で起こる事件を、一流ホテル滞在中のポワロ、ヘイスティングスが解決にあたる。
③ 本作の舞台は、イギリスの南部海岸周辺となっています。途中で、ミス・レモンとジャップ刑事も参戦します。
[B] このドラマの原作小説の日本語訳本の当ブログ内のレビュー記事につきましては、下記をご覧ください
(a) 記事タイトル : 「おすすめ本 邪悪の家 アガサ・クリスティ 海外本格ミステリー小説(古典)」
(b) URLはこちら https://gsbyjt-lottalove.com/おすすめ本%E3%80%80邪悪の家%E3%80%80アガサ・クリスティ%E3%80%80海/
[C] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] 採番は⑦から
[舞台はイギリス南部「セント・ルー(St. Looe)」の高級リゾートホテル『マジェスティック(MAJESTIC Hotel)』(実際にロケしたもよう)にやってきたポワロとヘイスティングスは謎の事件に遭遇する ]
⑦ お屋敷『エンドハウス』の女性主人「ニック・バックリー」は、「最近次々と変なことがおきていますの」とポワロに応えた。たとえば「ベッドの頭の方の上にある、大きな額縁の絵が落ちた」、「車のブレーキがきかなくなった」、「私のいる位置に崖(がけ)から岩が落ちてきた」などなど。ポワロは言った「そして、蜂をよけた際に帽子を貫通した弾丸も!! この世界的な名探偵がいうのだから間違いない! あなたは命をねらわれている!!」と。
⑧ この家に遊びに来ている、ニックの親友「フレディ(フレデリカ)・ライス」は、男友達の「海軍中佐のジョージ・チャレンジャー」や「美術商のジム・ラザラス」とレコードに合わせて踊りながら、ヘイスティングスに応えた「ニックは嘘つきなのよ。全部ウソ!!」と。ヘイスティングは並べてあった『腕時計』を見ていたが「触(さわ)るな!」と叱られてしまいびっくり。
⑨ ニックの関係者には他に、いとこ(従兄)で遺言状なども管理する弁護士の「チャールズ・ヴァイス」、小屋番の「バートとミルドレットのクロフト夫妻」などがいたが、ニックは「財産なんて、抵当(ていとう)に入ったぼろ家だけ。酔った時には何ももっていないチャレンジャー中佐が結婚したいと」と言う。
⑩ チャレンジャー中佐はヨットの中で聞きながらまゆをひそめた。ラジオで『水上飛行機』による世界一周にチャレンジ中の「マイケル・シートン」が行方不明になっていると伝えていた云々。
⑪ ポワロは、ニックの信頼できる「いとこ(従妹)のマギー・バックリー」をこちらに呼び寄せるよう進言する。何から何まで、不吉な予感と嵐の近づきつつあるのが感じられた・・・。
[D] [ 出演 ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております (採番は⑳〜)
⑳ 卵型の頭とひげに特徴のあるベルギー人の、名探偵「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」 : デヴィッド・スーシェ(David Suchet)、「ダイヤルM(A Perfect Murder、1998年マイケル・ダグラス版)、モハメド役」。
㉑ ポワロの良き理解者であり事件の記録を担当している(いわば、ホームズもののワトソン役)、元軍人(大尉)「アーサー・ヘイスティングス(Captain Arthur Hastings)」 : ヒュー・フレイザー(Hugh Fraser)、「パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、ホームズ卿の秘書ジェフリー役」。
㉒ ハーブティーをきまった時間に出す、ポワロの有能な秘書、ミス・フェリシティ・レモン(Miss Lemon) : ポーリン・モラン(Pauline Moran)。
㉓ ロンドン警視庁[Metropolitan Police Service(MPS)、通称「スコットランド・ヤード」)の主任警部[Detective chief inspector(DCI)]、ジェームス・ハロルド・ジャップ(James Harold Japp) : フィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。ちなみに、本作『ビッグ・フォー』での肩書は「警視監(Assistant Commissioner)」である。
㉔ ポワロの執事、ジョージ(George, Laverton West) : デイビット・イェランド(David Yelland)。
[E] [ 出演 当作品の主要人物 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります] (採番は㉚〜)
㉚ お屋敷『エンドハウス』の女性主人「ニック・バックリー」(Magdala 'Nick' Buckley) : ポリー・ウォーカー(Polly Walker)、「 パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、テロリストのアネット(Annette)役」、「 硝子の塔(Sliver)、ウォーレン(Warren)役」、TVドラマ「メンタリスト(The Mentalist)、FBI捜査官アレクサ・シュルツ(Alexa Schultz)役」。
㉛ ニックの親友「フレディ(フレデリカ)・ライス」(Freddie Rice) : アリソン・スターリング(Alison Sterling)。
㉜ 海軍中佐の「ジョージ・チャレンジャー」(Commander George Challenger) : ジョン・ハーディング(John Harding)。
㉝ 美術商の「ジム・ラザラス」(Jim Lazarus) : ポール・ジェフリー(Paul Geoffrey)。
㉞ いとこ(従兄)で遺言状なども管理する弁護士の「チャールズ・ヴァイス」(Charles Vyse) : クリストファー・ベインズ (Christopher Baines)。
㉟ 小屋番の「バート・クロフト」(Bert Croft) : ジェレミー・ヤング(Jeremy Young)。
㊱ その妻「ミリー(ミルドレット)」(Milly) : キャロル・マクレディ(Carol MacReady)。
㊲ ニックの信頼できるいとこ(従妹)の「マギー」(Maggie) : エリザベス・ダウンズ(Elizabeth Downes)。
[記事連番 ポ-6]