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広告 Kindle Unlimitedで読む reading(読書) ジョン・ディクスン・カー 歴史ミステリー(あるいは時代物) 海外本格ミステリー(古典)

ビロードの悪魔 ジョン・ディクスン・カー著 歴史ミステリーシリーズ 海外本格ミステリー小説(古典)

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「ビロードの悪魔」〜 ジョン・ディクスン・カー著 歴1

[A] 本作の概略   (ポルトガルから日本に入ってきた時に「ビロード(veludo)」で、「英語の シルク製のベルベット(velvet)」のことです)

 いつもの特殊な状況下で殺人がすぐ起きて主な3人の探偵たちが謎を解くパターンではなくて、いってみれば「歴史ミステリー」という分類に入る、歴史上の実在の年代・場所・登場人物・事件を織(お)り交ぜた虚々実々のストーリーとなっています。わからないことはネットの検索などで調べられますが普通に小説として楽しむこともできます。一般的にこの「歴史ミステリー」に分類されるものは数冊ありますので、それはこの記事の下の方にタイトルだけでずか書いております。本書の場合は、巻末には著者(ジョン・ディクスン・カー)自身による執筆における解説などがあります。

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  a-1  おおよその本作の内容   補足として[B 超みじかいあらすじ]もあわせてどうぞ

①-1 大胆に書くと内容としては次のようになります・・・。ある夜、ケンブリッジ大学「歴史学教授 ニコラス・フェントン」は『ある存在』と契約を交わすことによって「時間」をさかのぼる機会を得る。「300年ほど前。そうだ1600年代。チャールズ2世とシャフツベリー卿が考えを対立させている時代、あの6月10日できるだけ前」へと。なんのためか? (以下、[B 超みじかいあらすじ]へ続く)

①-2 海外ミステリー小説では中々、登場人物の名前がややこしい・・・さらに、この本のその国の歴史的な背景、登場人物が加わると、よりややこしい・・・と言う人には、ちょうど本作のバックグラウンドになっている、しかも同じ作家(ジョン・ディクスン・カー)の『(歴史上実際に起きたが未解決となっている殺人事件について、その時代にもどってカーが独自の謎解きと見解を言う・・・)エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件(The Murder of Sir Edmund Godfrey)、1936』が、ネットで一々調べたり歴史辞典を買うよりいいかも(ただし、登場人物はものすごく多い)。

  a-2    サック牛乳酒(ポセット)   など

①-200 つづいて、登場する用語のいくつかを次にあげてみる。残りはさらに登場人物の下欄などにも。

①-201 「サック牛乳酒(ポセット)」・・・(ネットの情報などを組み合わせると)「ポセット」というのは「生クリーム+お砂糖+レモン」などから作るそうであります。一方、「サック牛乳酒(ポセット)Sack posset 」とは、「ワイングラスなど」に「ドライシェリー(dryなsherryのことで、辛口のシェリー酒)」と「エール酵母(上面発酵酵母のことらしい)エールビール(Ale)」を混ぜて温め、そこへ「温めた牛乳」を入れるかな。この「ポセット」なるものを飲んだことがないのでよくわかりませんが。しかし、この「サック牛乳酒(ポセット)」は本書の序盤から終盤にかけて重要な役割をはたす飲み物。「誰か」がここに「(どうやってか、手に入れた)何か」を入れて「誰かを」・・・という謎解きの要点になっています。

①-202 「波ガラス」 〜 ガラスの表面に波模様が入っているような感じを出している。写真は自宅のもの。以前見たことがあるのは、神戸の旧居留地の建物のドアに使われていたりする)

①-203 「薬屋の入口にかかっている看板のしるし」・・・ 書斎の机の引き出しの中に「紙包み」があって、そこに「毒薬」が入っていたのだが、その紙包には青インクで「しるし、図案」みたいなものが書いてあった。当時は、いろいろな店の看板は「しるし」でわかるようになっていたのかな? 薬はだいたい「薬鉢」に入れたものを「乳鉢、すり鉢」でこすって粉末状にしていたので、看板のしるしも「鉢」を元に店ごとに少し変えていたようです(ネットで1600年代、イギリス、看板とかで検索するといろいろ出てきますが、ここでは作成したイメージ図だけのせて割愛します)。

「薬屋の入口にかかっている看板のしるし」のイメージ図
  a-3「概略」の続き  にもどります

①-3 ご存じのように、「ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、いろいろな主人公(探偵役)が登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」などです。一方、別名義の「カーター・ディクスン(Carter Dickson)」で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)」ですが、こちらも人気の主人公です。

①-4 対しまして、今回とりあげる「ビロードの悪魔」は、ギデオン・フェル博士やH・M卿のシリーズとは離れた一般的に「歴史ミステリー(当時よりも以前の時代背景のもの、という感じ)」ものの長編(おおよそ14ぐらいの数)小説の1つで1冊で完結です。本作の原題は「The Devil in Velvet(1951年)」という幻想的な雰囲気の中で繰り広げられる物語として人気の名作です。

  a-4  献辞と「好事家のための覚書」

(op-1)本作の場合は、巻頭の目次の前に「リリアン・デ・・・(中略)・・・に捧ぐ」と献辞があります。

(end-1) また巻末には「著者(ジョン・ディクスン・カー)自身」による「好事家のための覚書」が数ページにわたって書かれています。内容は「1 チャールズ2世の性格」、「2 シャフツベリー卿の性格」、「3  剣戟について」(おおよそ、本書の中で出てくる剣と剣の戦い、そしてその他の武器の概説についての説明という感じ?)です。( 著者のプロフや本作のあらすじや謎の伏線の解説などはkindle版でなければ入っていたかもしれません)。

  a-5    出版情報

①-4 「ビロードの悪魔(The Devil in Velvet) ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 ハヤカワ・ミステリ文庫 吉田誠一訳 (早川書房 電子書籍版)」

[B 超みじかいあらすじ ]  (ネタバレしないようにしているつもりの、ただし、時系列は順番を変えてストーリーもアレンジしています)

②-1 あらすじの前に。本作のタイトルになっている『ビロード』とは・・・衣服などの「生地」の1つでポルトガルから日本に入ってきた時に「ビロード(veludo)」とそのままの発音で使われたようです。英語の「(主にシルク製の)ベルベット(velvet)」、和名では「天鵞絨(てんがじゅう)」)。

②-2 あれは「問題の6月10日」の前、5月19日の朝、シャフツベリー卿は落ち着かなかった。それは、あの酒場の2階で「ある男」がある未来を言ったからだった。(そんなばかなことがあるものか! いやいやひょっとするとあの男、陛下と秘密裏に話をして・・・)・・・あいつめ、おのれが神か悪魔の「眷属(けんぞく、従者や使者などの意味だが、範囲は広い)」か預言者だとでもいうのか? まったくけしからん!

②-3 ある場所で「いわゆる活劇」を演じた「フェントン」は仲良しの2人とたらふく飲んだ後、屋敷に戻ってきて「かつらをつけた堂々とした 門番 サム」に尋ねる。「今日、ここから何通の手紙が発送されたのか?」と。彼は即答する・・・「はい、旦那様〜全部今朝早く発送したのが全部で4通です。つまり、 (i) 奥様からドレスメーカーのホイーブラー夫人」宛(ii)マダム・ヨークから「キャプテン・デュロック(ははは! あいつか! 階段で宙に・・・)」宛 (iii)「ガイルズから(オールドゲイト・パンプ近くに住むという)彼の兄さん」宛 (iv) 料理女中のキティー(えっ? 彼女読み書きできたっけ?)から「判読不明なひどい字の宛先なので集配人に金を払ってよろしくと・・・」宛。(う〜む、4人のうち2人が同時に・・・?)

②-4 ロンドン中心部「ウエストミンスター」の「チャリング・クロス駅」からの『ストランド街(ホームズも通ったところかな?)』に2人は入った。その先に「死人小路(デッド・マンズ・レイン)」の看板のあるお店「ブルー・モーター」・・・訪れた客2人のただならぬ雰囲気に圧(お)され、鉄灰色(steel grey)の髪をしているその店主の男は応えた・・・(a)「いつ売ったか? 確か3週間ほど前の((ヒ・・・? え?・・・何か起きたのでございますか? 顧客台帳をめくりながら)・・・ああ、4月16日のことですね(ここに書いてある)、だいたい3〜4グレイン(grain、約0.064グラム)確かにお売りしました」。(b)「それで・・・買った者は? 」・・・その男は「その人には色々質問したんですよ・・・どなたのご依頼でとか? ええ、もちろんはっきりとではなく遠回しに・・・」。そして彼は『その人物のこと』を・・・そして『紙袋』のことを・・・「ニック卿ことニコラス・フェントン」と親友「ジョージ・ハーウェル」に話した。

②-4ロケ地情報 (i)「チャリング・クロス駅」は、ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter and the Philosopher's Stone、シリーズ1作目)に登場。

②-4ロケ地情報 (ii)同じく、映画『007 スカイフォール(Skyfall)』(ボンドが駅構内でシルヴァを追いかけるシーン)。

Google マップ イギリス、ロンドン、「チャリング・クロス駅」

②-5 ニック卿は「妻 リディア」の額(ひたい)を湿ったタオルで・・・そして、続いて「頬(ほお)・・・肩・・・脚・・・ふくらはぎ」と順番に少しずつこすっていった。「リディア、ひどく喉(のど)がかわくようなことは?」・・・(言うのは怖かったが)「だれかが・・・君に少しずつ・・・」。ドアの外では「執事(秘書兼召使い) ガイルズ」が主人フェントンに指示され誰も立ち聞きしないよう見張っていた。

②-6 (大胆に書いた内容の続きから) なんのためか? ある人物に仕(つか)える「執事の手記」を入手してそれを読んだことから、そこの主人の妻の毒殺事件が起きたことを知る。一体誰が、そして何が何故その時その場所で起きたのか? 肝心要(かんじんかなめ)のその事件解明の部分は執事の手記から抜け落ちてしまっているのかない。どういうことだ? その謎をどうしても解きたくなった教授。そこで彼は、一計を案じる(いっけいをあんじる)。

②-7 やがて夜の闇が濃くなるにつれ「契約の代償は高いが」どうしても知りたくなった。その当時に戻って教授自身がその関係者の1人に「秘密裏に入り込め」ば現場にいて解決の糸口がつかめるかも知れんと。時は300年前の中世、場所は英国。そして自分が入り込むのは、このままだと殺されそうな女の夫『(おんなじ名前の)ニック卿』だ・・・彼女を救いたい・・・だが自分は現代に戻ってこれるのか?・・・ 歴史は変えられる?・・・やがて、契約が成立すると「その影」が手を振ると、フェントン教授の身体は「時間と空間の粒子と波動のはざま」を越えようとゆらめき出した・・・。

[ C ] 主な登場人物     (順不同 だいたい登場順)

(なお、現在と300年前の過去に、同姓同名の人物が登場という仕組みになっています。「現在はフェントン教授」と「過去のお人は  ニック卿」と書き分けられている感じで・・・)

c-1 フェントン教授の関係者 

③-1 ケンブリッジ大学の歴史学教授 : ニコラス・フェントン(ニック卿)

③-2 ニコラスの親友の娘 : メアリー・グレンヴィル

③-3 フェントン教授の前に現れた謎の存在 : ?

③-10 ニック卿の妻 : リディア

③-11 ニック卿の親友 : ジョージ・ハーウェル

③-12 リディアのいとこ : メグ・ヨーク(メアリー・グレンヴィル)

③-13 赤毛でうま面(づら)、ニック卿の召使い(使用人たちも束ねる、いわゆる執事的仕事をこなす) : ガイルズ・コリンズ

c-2 リディア夫人の部屋に「サック牛乳酒(ポセット)」に渡せる立場に直接関係していると考えられる4人の使用人たち

③-20 雑役の下男、髪は「もじゃもじゃ」で背丈も横幅もしっかりある、反応はゆっくりのようだ   : ビッグ・トム

③-21 台所女中、バラ色の丸顔に頭巾をかぶり、肥りすぎてる『泣き虫』か? 30代前くらい : ナン・カーティス

③-22 リディア夫人(奥方)の部屋付き女中、「キティーの作った牛乳酒をリディアの所まで持っていってる」。薄くなった髪をカールしてる40代なかばをすぎたほっそりした女性 : ジューディス・パンフリン

③-23 料理女中、「牛乳酒を作っている」。19才くらいの小柄で丸々としている。ちいさい顔に「濃い赤毛に暗青色の眼」の女 : キティー・ソフトカバー

③-24 後に加わる料理人(フランス人のコック) : マダム・トーパン

c-3 その他の奉公人 

③-24 馭者(ぎょしゃ=御者)    : ホイップ

③-25 馬丁(ばてい)    : ジョブ

③-26 門番    :   ハリー

③-26 かつらをつけた堂々とした 門番  : サム

c-4 国王と政党関係者(小説上での)

③-50 グリーン・リボン党の党首 : シャフツベリー卿

③-51 もと王党員  : ジョナサン・リーヴ

③-52 国王陛下 : チャールズ2世

③-53 第一竜騎兵隊 指揮官 : オラガン

c-5 その他

③-60 かっての、フェントンの隣人の1人  : アダム・エリノア・グウィン

③-61 「デッド・マンズ・レイン(死人小路)」の薬局『ブルー・モーター』の主人(薬剤師)。鉄灰色(steel grey)の髪に黒のスカル頭巾をかぶった、人物観察感のするどい小柄なしなびた男。実は陽気な元気のいい興奮しやすいタイプ  : ウィリアム・ワイネル

③-62 コヴェントガーデン(広場)のラ・ベル・フランスのドレスメーカーの女主人 : ホイーブラー夫人

③-63 オールドゲイト・パンプ近くに住むという、ガイルズの兄 : ?

③-64 ロンドン塔、塔副司令官 : ハワード大佐

(主人公たちを襲った雇われ刺客たち〜 グリーンの丸花飾り=ロゼッタを見せびらかす)

③-80 「デッド・マンズ・レイン(死人小路)」の薬局『ブルー・モーター』付近の路上でニックやジョージと対決した2人の暴漢の1人 :  『足長』 ?

③-81 同、もう1人の男 : 『ずんぐり灰色に光るちぢれ毛』 ?

[ D ] その他

 d-1 用語の続き

(i)マフ ・・・ 形としては「ファー」の両端が開いた「円筒形」の冬の時期などの防寒具の1つ。両手を体の前(お腹あたり)に出して、このマフの両端から筒状につながっている内部に手を入れて使う。現在のネックまたはアームウォーマーのような使い方もの。本作の主な舞台は1900年代から1600年代へ時間移動しての英国ですが、「マフ」は16世紀後半のフランスで流行したと言われています。 

(ii) ロゼッタ=丸花飾り  (現代の日本では、何かの会場で催される式とかでスーツの胸につけたりする物にイメージは似てる)

もともと「ロゼッタ(Rosetta、ラシード、ラシッドとも)は、エジプトの地中海沿岸にある港湾都市の一つ。アレクサンドリアから65km東にある。1799年、エジプト遠征中のナポレオン・ボナパルト軍が、『ロゼッタ・ストーンス』を発見した地(wikiによる)。

(iii)  職業の1つ「鋳掛屋(いかけや)」・・・鍋釜の破損したところの修理を、家々を回って歩く職人たちのこと。1600年代、ニックとジョージたちが薬屋に向かう途中に見かける光景の1つ。

[ E ] カーの「歴史ミステリー(あるいは時代物とも言われる)」シリーズ

⑧-1 一覧です(タイトルはおおよそ『ハヤカワ・ポケット・ミステリー』、『創元推理文庫』、『角川出版』などの旧版出版の時と思われます。kindleにあるかないかは問わず、wikiなどによる)。翻訳は絶版になっているものもあり、新訳版もしくは原書(英語版)があれば、さらには旧訳の復刻版などという感じです。一部戦ラジオ放送されたカーシリーズ(YouTube 音声のみ、英語版、字幕はなかったような・・・)に入っているかもしれません。音声のみのAudioソフト本については調べておりません。

⑧-2近年、ジョン・ディクスン・カーの本については新訳本がよく出てきているので、「kindle(文字の大きさを変えられる)+新訳本(用語などの脚注付き)」を切望しているところであります。

⑧-3(特に人気は、1、2、4、かな? 歴史ものはほとんど読んではいないので・・・)

(1) ニューゲイトの花嫁 (原題 : The Bride of Newgate)

(2) (本書)ビロードの悪魔 (The Devil in Velvet)

(3) 喉切り隊長 (Captain Cut-Throat)

(4) 火よ燃えろ!(Fire, Burn!)

(5) ハイチムニー荘の醜聞(Scandal at High Chimneys)

(6) 引き潮の魔女(The Witch of the Low-Tide)

(7) ロンドン橋が落ちる(The Demoniacs)

(8) 深夜の密使 (Most Secret) (番外2)の改題後のもの

(9) ヴードゥーの悪魔(Papa Là-Bas 何語? 南米? スペイン? ) (原書房刊、村上和久訳、「ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ」だそうです。netの情報による)復讐物だそうです。

(10) 亡霊たちの真昼 (The Ghosts' High Noon)

(11) 死の館の謎(Deadly Hall)

(12) 血に飢えた悪鬼(The Hungry Goblin ) 探偵役に「小説 月長石」のウィルキー・コリンズが登場。

(番外1 ) (カーター・ディクスン名義) 恐怖は同じ(Fear Is the Same)

(番外2) 上述の「深夜の密使」の改題前のもの「Devil Kinsmere (1934) 」 ロジャー・フェアベーン名義

(以上です、wikiなどによる)

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ではまた!

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