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ひらいたトランプ 名探偵ポワロ(13) 〜 海外TVドラマ

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名探偵ポワロ(13) 〜「ひらいたトランプ」

[A] 本作の基本情報 

① (シリーズの詳細については前回記事をご覧ください。)シリーズの原題は「Agatha Christie’s POIROT」(1989年〜 英国製作[LWT ロンドン・ウィークエンド・テレビ(London Weekend Television)が主体、日本ではNHKが1990年から吹き替えで放送])。

② 本作の原題は「Cards on the Table」(レンタルDVD 第38巻)。小説の方の記事にも書きましたが、ここでの『cards』は、『トランプのカード』の上に『(相手などに、いつもは隠している)自分のあることを、(隠している)自分の全ての事実』などの意味もあり、playやputが前について「互いの(思い、手の内、事実など)を明かす、~をさらす」などの意味にもなるようです。『ブリッジ』の知識はある人の方が楽しめると思います(正直、さっぱりとわかりませんでしたが)。 

③ ポワロは、偶然パーティに招かれて参加します。このパーティには、『主催者が選ぶある基準でやらばれた人のみが参加』できたことになっています。従って、互いに『会話を通して、相手の心理状態を読み、事態を自分に有利に運ぶこと』が必要になります。

 [B] このドラマの原作小説の日本語訳本の当ブログ内のレビュー記事につきましては、下記をご覧ください

(a) 記事タイトル : 「おすすめ本  ひらいたトランプ アガサ・クリスティ著 海外本格ミステリー小説(古典)」

(b) URLはこちら  https://gsbyjt-lottalove.com/おすすめ本%E3%80%80-ひらいたトランプ%E3%80%80アガサ・クリス/

 [D] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] 採番は⑦から

⑦ [本作の舞台は、ある蒐集の催しで知り合った縁でポワロも招待された、ある富豪の家で主催されたトランプ「ブリッジ」も行うパーティからはじまります]

⑧-1  2人が乗ったボートから、1人が水の中に落ち、もう1人は『ボートの櫓(ろ)』を手にした。ポワロともう1人は、それを目撃して、そのボートめがけて走って行った。

⑧-2  1つの部屋には、『ブリッジ』のテーブルと椅子が準備され4人が座っていた。ここにはポワロもメンバーとして入った。もう1つの部屋では、別の4人が同様に『ブリッジ』のテーブルにつきゲームを始めようとしていたが、招待主の大富豪の「シャイタナ」氏もこちらの部屋に居て、トランプゲームには興味がないので参加しないと言って、メンバーからは背を向けてそばの椅子に深々と座っていた。

⑧-3  その背を向けたのが災いしたのか幸いしたのか、シャイタナ氏はとても静かだった。とても、とても静かだった。そばのテーブルについた4人は『ブリッジ』のルールに従って時々席を立って対面に座るペアのそばまで立って、手の内のカードの今の状況を確認したりすることもでき、時にシャイタナ氏のところにも行っていたが・・・。

 [E] [ 出演  ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております   (採番は⑳〜)

⑳ 卵型の頭とひげに特徴のあるベルギー人の、名探偵「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」 : デヴィッド・スーシェ(David Suchet)、「ダイヤルM(A Perfect Murder、1998年マイケル・ダグラス版)、モハメド役」。

㉑ ポワロの良き理解者であり事件の記録を担当している(いわば、ホームズもののワトソン役)、元軍人(大尉)「アーサー・ヘイスティングス(Captain Arthur Hastings)」 :  ヒュー・フレイザー(Hugh Fraser)、「パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、ホームズ卿の秘書ジェフリー役」。

㉒ ハーブティーをきまった時間に出す、ポワロの有能な秘書、ミス・フェリシティ・レモン(Miss Lemon) : ポーリン・モラン(Pauline Moran)。

㉓ ロンドン警視庁[Metropolitan Police Service(MPS)、通称「スコットランド・ヤード」)の主任警部[Detective chief inspector(DCI)]、ジェームス・ハロルド・ジャップ(James Harold Japp)  : フィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。ちなみに、本作『ビッグ・フォー』での肩書は「警視監(Assistant Commissioner)」である。   

㉔ ポワロの執事、ジョージ(George, Laverton West)、なお、ポアロシリーズで計8作に登場、元はエドワード・フランプトン卿に仕えていたとされていて、原作で従僕という役割もTVドラマ上では執事となり、またポワロの信頼厚い、かなりの人物として描かれているようです。 :  デイビット・イェランド(David Yelland)。

 [E] [ 出演  当作品の主要人物  〜  役名や俳優名はややあいまいな場合があります]  (採番は㉚〜)

㉚-1 ブリッジゲームには参加しないもののパーティの主催者で、ポワロも招待した謎の蒐集家で大富豪の「シャイタナ」(Shaitana)     :      アレクサンダー・シディグ(Alexander Siddig)、「 ダ・ヴィンチと禁断の謎(旧名:ダ・ヴィンチ・デーモン、Da Vinci's Demons)、アルラヒム役」。

㉚-2 警視庁の「ジム・ウィーラー警視」(Supt. Jim Wheeler)   :     デイヴィッド・ウェストヘッド (David Westhead)。

㉚-3 探偵小説界のトップ作家の一人「アリアドニ・オリヴァ夫人」(Ariadne Oliver)       :     ゾーイ・ワナメイカー (Zoë Wanamaker)。

㉚-4  シークレット・サービス(諜報局)の「ヒューズ大佐(Colonel Hughes)」:  ロバート・ピュー (Robert Pugh)。

㉚-5 探検家「デスパード少佐」(Major Despard)       :    トリスタン・ゲミル  (Tristan Gemmill)。

㉚-6 医師「ドクター・ロバーツ」(Dr. Roberts)       :    アレックス・ジェニングス  (Alex Jennings)。

㉚-7 中年婦人の「ロリマー夫人」(Mrs. Lorrimer)       :      レスリー・マンヴィル(Lesley Manville)、「2014年映画(アンジェリーナ・ジョリー)版、マレフィセント (Maleficent)、フリットル役」。

㉚-8 20才過ぎたばかりの若い「ミス・アン・メレディス」(Miss Meredith)       :  リンゼイ・マーシャル (Lyndsey Marshal)。

㉚-9 若きアンの友達で、ボートに一緒に乗る女性「ローダ・ドーズ」(Miss Dawes)       :  ハニーサックル・ウィークス(Honeysuckle Weeks)。

では!

[記事連番 ポ-13]

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