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広告 007ジェームズ・ボンドシリーズ 海外映画(ハリウッド含む欧米系)

ムーンレイカー Bond11 海外映画007シリーズ

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ムーンレイカー 〜 ジェームズ・ボンド(11)

 [A] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] (採番は①のサブ連番から) 採番は①から

(新作No Time To DieのBlu-rayとDVD)

①-1 ある者が一生懸命、代替案を捻り出そうとしていた。その者は、地球上から選ばれた何人かを宇宙ステーションに連れて残しておき、その間に・・・と陰謀を企(くわだ)てていたのだが、ある大事な『運搬手段』で手違いが起こっていたのだった。

①-2 南米のある土地で、不思議な実験はされていた。そして見上げれば、イギリスへ運搬中のスペースシャトル「ムーンレイカー」が盗まれるという事件が起きる。Mはボンドに調査の指令を出す。だが彼の前には、例によって、リップから口紅が出てくるように、すれちがうもう1台のケーブルカーの上にはあの巨体の男が歯を見せて待ち構えていたかのように立ち上がる。

①-3 もう1つの空間では、一時(いっとき)しないをかわしても、飛行機から投げ出される始末。うわっと思っていると、さらに、自分を追う影がある。パラシュートに手が届くのだろうか?

①-4 ベニスから『ある川周辺』へとつながり、ばらの名前の香り『アッボーネ』でもなく、ジャッカルの名前『クロード』でもなく・・・そうかといって、スピードが止まったナイル豪華船上の『リネット』でもなく、その姿に『追憶』にひたっていると、うっかり足をすべらせ、なぜか豪邸の中の池へ。背中から「しめあげて」くる者が中にいる。

①-5 時代は『冷戦』から『デタント(緊張緩和)』へと移りつつあり、地球から宇宙へと、そして人々の間の愛に、人類のまなざしは向けられて、ジョーズとドリーと同様、ボンドは無重力空間でホリーに(男女間ではなく仕事上でデタントで協力)をお願いする。何を? これから宇宙へ一緒に行って欲しいと・・・。

 [B] [ 本作の主な出演 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります]  (採番は②のサブ連番)

②-1 任務に向かうボンド(James Bond)       :     ロジャー・ムーア(Sir Roger Moore)、TVドラマ「セイント 天国野郎(The Saint)、サイモン・テンプラー(セイント)役」、TVドラマ「 ダンディ2 華麗な冒険(The Persuaders!)、ブレット・シンクレア卿役」、 TVドラマ「エイリアス(Alias)、エドワード・プール(ゲスト出演)役」、 「(1981年映画版) キャノンボール(The Cannonball Run)、チーム007「アストンマーティン・DB5」のシーモア・ゴールドファーブJ役」。

②-2 NASAの宇宙飛行士で科学者、ホリー・グッドヘッド博士 : ロイス・チャイルズ(Lois Chiles)。「追憶(The Way We Were)、キャロル・アン(Carol Ann)役」、「(1978年 ,映画版) ナイル殺人事件(Death on the Nile)、リネット・リッジウェイ・ドイル役」、 「 スピード2(Speed 2: Cruise Control)、セレステ役」、「オースティン・パワーズ(Austin Powers: International Man of Mystery)、ヘンチマンの妻(uncredited : Steamrolled Henchman's Wife)役」。

②-3 宇宙ステーションを利用して、わずかな人類を利用してある巨大な計画を秘密裏に南米で展開している、ヒューゴ・ドラックス卿 : マイケル・ロンズデイル (Michael Lonsdale)。、「ジャッカルの日 (The Day of the Jackal)、クロード・ルベル警視役」、 「 薔薇の名前(Le Nom de la Rose、英語原題 : The Name of the Rose)、修道院長アッボーネ役」。

②-4 巨体でボンドを襲う殺し屋ジョーズ(Jaws) : リチャード・キール(Richard Kiel)、「007、私を愛したスパイ( The Spy Who Loved Me)、同役」。

②-5 ジョーズのガールフレンド、ドリー : ブランシュ・ラヴェレック(Blanche Ravalec)

 [C] [ 出演  ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております   (採番は⑨から)

⑨ 組織については、初期は『英国秘密情報部(O.H.M.S.S.、On Her Majesty's Secret Service)』などと作品の進展に従って変遷(へんせん)してきているが、とりあえずここでは『MI6』としておきます。当初のビルも『ユニバーサル商事(Universal Exports)』とされていましたが最近では実際の『MI6』のビルが撮影上も使われています。

⑨-1a 英国情報機関、秘密情報部(当初は『MI7』であったが、シリーズの途中からSecret Intelligence Service、MI6)の諜報部員007 ジェームズ・ボンド(James Bond) 役を演じた3代目ボンド>     :   ロジャー・ムーア(Sir Roger Moore)。(a)ボンド登場時(当時45歳)はコネリーよりも3歳年長である。(b)頭髪は黒髪ではなく『栗毛色』。

⑨-1b (c)ボンドのトレードマークだった飲み物も『ドライ・マティーニ(強い透明な辛口カクテル)』は注文しない。ショーン・コネリーの時のオーダーの時の決め台詞(せりふ)として流行となった『Vodka Martini. Shaken, not stirred.([ジンではなく]ウォッカマティーニを。[さらに]ステア[stir 、スター、軽くかき混ぜる]の意]せずにシェィク[よくバーなどてバーテンダーが容器に色々入れて両手で持ちながら振って作ってグラスに注ぐという、振って混ぜ合わせる方式]で)』も使われなくなった。(d)タバコではなく葉巻の愛煙家。車も『アストンマーティン』に乗らない。(e)しかし、ロジャーは『クイーンズイングリッシュ(国王の場合はキングズ〜)』をしゃべる。ごくごく大ざっぱに言えば、クイーンズイングリッシュとは、「RP : received pronunciation」という寄宿学校で生まれた発音から広まったと言われている上流階級で主に使われていた発音から発達して、かってはエリザベス女王や王室で使われていた公式アナウンスなどでの発音方法、ということらしい。

⑨-1c 今回のボンドは原作とはちがうイメージということで話題となっていましたがショーン・コネリーのイメージと如何に違いを出すかという観点はもちろん、もともと本作は原作小説で第2作目であり、すでにいろいろ状況設定は変化しているため、苦作の脚本や映画化ということで、それ相応の違いがあちこちで出てくるのもやむを得ないところかな、と思います。

⑨-2 ボンドの上司、同情報の部長「M」(M)     :    バーナード・リー(Bernard Lee)、「第三の男 (The Third Man)、ペイン軍曹役」。ちなみに甥(おい)は、俳優「ジョニー・リー・ミラー(Jonny Lee Miller)、TVドラマ[エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY(Elementary)のシャーロック・ホームズ役]」など。(変更なし)

⑨-3 Mの秘書、ミス・マネーペニー(Miss Moneypenny)     :      ロイス・マクスウェル(Lois Maxwell)、TVドラマ「謎の円盤UFO(UFO)、ストレイカー司令官の秘書ミス・ホランド役」。(変更なし)

⑨-1 ブースロイド少佐(Major Boothroyd)(のちに「Q」)     :     [①本作から] デスモンド・リュウェリン(Desmond Llewelyn)  。  [②前作]ピーター・バートン(Peter Burton)、「007/サンダーボール作戦 (Thunderball)、RAF Officer in Car役(クレジットなし)」、TVドラマ「セイント 天国野郎(The Saint、作品The Gadget Lovers の回)、Claude Molliere役」、「謎の円盤UFO(UFO)、 Dr. Murray役など」。(変更なし、本作出演者リストにない)

⑨-1 Mの首席補佐官で、参謀総長(Chief of Staff、幕僚長、幕僚本部長 、本部でMの作戦チームから現場にいるボンドやその他の作戦チームのスタッフへ指示を与えてオペレーションが円滑に進むよう指揮などを行う人)、ビル・タナー(Bill Tanner)       :    本作では出てこないもよう [ただしuncredited] (『007 ユア・アイズ・オンリー(For Your Eyes Only)』、そして近年の作品などに登場)。

⑨-20 ボンドたちに協力する、米国諜報機関 中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA) フェリックス・ライター (Felix Leiter)     : ? (ライターを演ずる役者さんはシリーズを通してわりと頻繁に変わります)。時には前作のように『CIAを退職してピンカートン探偵社』に入っていることになってたりする。

 [D] スペクター(SPECTRE)のNo.1 エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドらは、前作『007 ダイヤモンドは永遠に(Diamonds Are Forever)」の終了時点で(著作権問題などもからみ)一旦出なくなりますが、ここでは残しておきます(いずれまた復活するため)。  (採番は⑬から)

⑬-1 巨大な謎の犯罪組織『スペクター(SPECTRE)』 : 『防諜・テロ・復讐・恐喝のための特別機関(SPecial Exectutive for Counter-intelligence, Terrorism,Revenge and Extortion)』という謎の国際的な犯罪組織。

⑬-2 『スペクター』のトップにいると言われている謎の男、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(Ernst Stavro Blofeld)       :     作品によって俳優も異なる上、ペルシャ猫を抱いているが顔を隠している男として出演 (次作以降に出演などがある場合、個別に記載するかもしれませんが、声の出演は別ということもあり)。ちなみに、原作小説では、ラルゴが1号(SPECTRE's No.1)、ブロフェルドが2号(同No.2)だが、映画ではブロフェルドが1号、ラルゴは2号となっている。

⑬-3 本作の(SPECTRE's No.1)ブロフェルド(Ernst Stavro Blofeld)       :     作品によって演じる役者は異なる。

[E] 本作の基本情報     (採番は1行目をのぞいて、③〜)

(11-⓪⓪⑦)  [先頭の数字は、シリーズのseq] 本作はシリーズ11作目の作品。がしかし、舞台裏では、制作はアルバート・R・ブロッコリ。

③-1 映画作品としては、巨大な男が前作から引き続いて登場。宇宙ブームにのり、はてしなく平和に、『冷戦』から『緊張緩和(デタント)』という国際情勢を受けての内容で、そういうセリフもボンドとちょっと謎の科学者ホリー・グッドヘッド博士の間でかわされる。

③-2 ボンド役が変わっての4作目(公開は1979年)。原作小説は「イアン・フレミング(Ian Fleming)」のシリーズの第3作であり、原作小説では『スペースシャトル』ではなくて『核搭載弾道ミサイル』であったとのこと。

③-3 前作『黄金銃を持つ男』で、原作小説の中ではボンドの上司「M」の本名が「海軍提督サー・マイルズ・メッサヴィ」と明らかにされている。(従って、Mのイニシャルは『M.M.』といことになる)という、記事は前回と同じ内容だが、しばらく残しておこうかと思う。

③-4 (この項目も前回と同じでスキップ可能です) 前回の記事でも書きましたが、そろそろ2022年表に出てきそうな話題になりそうな予感ですので、もう一度記載しておきます。今日では(フレミングではない)別の作家たちが、『イアン・フレミング財団』公認のもとなどにより執筆し発表している。たとえば、「アンソニー・ホロヴィッツ(Anthony Horowitz)」は、『イアン・フレミング財団』公認のもと、2015年に『007/逆襲のトリガー(Trigger Mortis)』を発表し、さらに2018年『Forever and a Day(邦題はまだ未定)』と2022年『(タイトル未定)』と続けて発表(または発表予定)。アンソニー・ホロヴィッツ氏は『ヨルガオ殺人事件』や『カササギ殺人事件』を書いた本格ミステリー作家として日本でもトップクラスの人気で面白くて有名です。ちなみに、私はここのブログでこの2つの小説のレビュー記事をば書いておりんす(何時代のどこの人?)。

 [F] 本作の 製作(監督)・音楽担当などの情報 (採番は⑭から)

⑭-1a 製作は、イアン・フレミング(Ian Fleming)原作の同シリーズの映画化権を既に獲得していたアメリカの「アルバート・R・ブロッコリ(Albert R. Broccoli)」が設立した『イオン・プロ(Eon Productions Ltd.)』の製作。英米仏合作となっています。ちなみに、ヒューゴ・ドラックス卿を演じたマイケル・ロンズデイルはフランスのパリ生まれ(IMDBによる)だそうです。

⑭-1b ちなみに、現在、日本でも弁当や食卓などで野菜として食べられることの多い『ブロッコリ(Broccoli)』は、「パスクァーレ・デ・チッコ」がリトアニアからアメリカに持ち込んだといわれているが、この人物の甥(おい)がアルバート・R・ブロッコリであり(彼の伯父がパスクァーレ・デ・チッコ)とされている。

⑭-2a 監督は「ルイス・ギルバート(Lewis Gilbert)」。彼の監督作品としては、シリーズでは他に、『007は二度死ぬ(You Only Live Twice)』、『私を愛したスパイ(The Spy Who Loved Me)』などがある。

⑭-3a 音楽担当は、今回は前作から再び戻りまして、いつものように「ジョン・バリー(John Barry)」であります。主題歌は、これまたおなじみ、作詞「ハル・デヴィッド(Harold David)」で、3度登場した「シャーリー・バッシー(Dame Shirley Bassey)」が同名主題歌『(すなわち)ムーンレイカー(Moonraker)』を歌いました。

[以下の内容はほぼ変更がありませんので、スキップできます。]

⑭-3b よく知られている、オープニング・クレジットで主題曲より前に流れるボンドのテーマ曲は、「モンティ・ノーマン(Monty Norman)」の『ジェームズ・ボンドのテーマ(James Bond Theme)』です。彼はIMDBなどでは「Monty Norman composer: 'James Bond' theme (as Monte Norman)」と表記されています。

⑭-4a タイトル(オーブニング・クレジット)・デザインを担当したのは「モーリス・ビンダー(Maurice Binder)」で、有名な、銃口の中にボンドが出てくる『ガンバレル・シークエンス(Gun barrel sequence)』や『女性のシルエットが画面の上下左右を流れたり飛んだり跳ねたりしているシーン(そこに色々追加シーンも合わさる)』も担当した。

⑭-4b 編集は「ジョン・グレン(John Glen)」、『ユア・アイズ・オンリー(For Your Eyes Only)』以降、多くのボンド映画の監督を担当。

⑭-4c 美術は多くの007シリーズを手がけている「ケン・アダム(Sir Ken Adam)」。

⑭-5 本作では、オーブニング・クレジット前の短い映画(アバンタイトル、という)での、飛行機からの飛び出しがあります。映画館で観ている観客は「パラシュートの有無」がからむという、かってないスリルとサスペンスで驚かされることになった。現在のCGとVFX満載の映画とちがって、『撮影自体大変な、カメラとパラシュートがからむ問題を解決した制作スタッフ』による、大変な(見た時は何かトリックがあるのか?とみんな思ったという)すごい実写版です。絶壁からスキーで飛出しイギリスの国旗のパラシュートにも驚かされましたが、すごい! そしてこの後、オープニング・クレジットの映像とシャーリー・バッシーの主題歌が流れてきます(どうでしょうか? 観ている人たちの心の中では拍手喝采ものだったのではないでしょうか)。

⑭-6a 制作側も観客側もある意味共用していたみたいな、007シリーズを通してある一定の型があって、その順序で映画が始まり進んでいくと予測できるということがある。『ガンバレル・シークエンス(gun barrel sequence)sequence』でボンドが銃を構え、『プレタイトル(アバンタイトル)・シークエンス(pretitle、avant-title sequence』で(本編と関係のある場合とない場合があるが)ミニ映画が続き観客は準備ok、それから『タイトルの主題歌や映像がオープニング・クレジット(Opening credits)』として流れ、いよいよ『本編』最後に『エンディング・クレジット(Closing credits, End credits)』という1つのレシピみたいな構成がありました。

(新作 No Time to DieのBlu-rayとDVD)

[記事連番 jb11]

以上です! では!!

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