まだkindle版がないので、簡単な紹介と「超みじかいあらすじ」などだけです
「亡霊たちの真昼(The Ghosts' High Noon)」 ジョン・ディクスン・カー (1969)
[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 歴史もの(10) 海外本格ミステリー小説(古典)
(9)番目の『ヴードゥーの悪魔(Papa Là-Bas)』 は都合により、この仮記事はやめておくことにしました。それで(10)番になりました。
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亡霊たちの真昼 (創元推理文庫 (118‐23)) 文庫 – 1983/1/28
1. 簡単な紹介と超みじかいあらすじ だけです
①-1 海外本格ミステリー小説のジョン・ディクスン・カー関連記事では、今回、「時代物(歴史物と以下略します)シリーズ」の長編版を順番でご紹介しています。ですが当該小説の、現在のところ(2023年10月20日現在の邦文)kindle版(邦訳版)はありません。したがって正式なブログ記事としては後日、と言うことになるかもしれませんが、現在はスキップして後に進みます。(そのかわりに、ここでインフォメーションだけの記事としまして、後日kindle版が出た時点[しかも新訳版かもしれません]で、あらたな記事を起こすことになります)。よろしくお願いします。
本来の順番なら、 『ヴードゥーの悪魔(Papa Là-Bas)』 (原書房刊、村上和久訳、「ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ」なのですが、内容がわからぬため今回はやめておきたいと思います。やはりkindle版にはなっていないようです。一応、Amazonにありましたので広告としては貼っておきます)
[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレなしのミニあらすじです。時系列を少し変え、内容も多少脚本しています)
(舞台は 今回はアメリカです。1912年のNYとニューオーリンズ行き列車の車中からはじまります)
②-1 1912年10月のある朝、10:45マンハッタン発の豪華列車がワシントンを出発した。乗っていたのは『(ニューヨーク市拠点の雑誌 ハーパーズ・ウィークリー(Harper's Weekly)』で記事を担当、ジャーナリストでスパイ小説作家でもある「ジム・ブレイク」。
(ニューヨーク市拠点の雑誌 画像はPixabayから)
②-2 同じ10月14日の朝9:30に、NYのマンハッタンにある閑静な住宅街「グラマシー・パーク(Gramercy Park)」の「彼の住む独身用アパートメント(in his bachelor apartment)」で朝食を終えたばかりのジム。そこへ・・・
Googleマップ NY マンハッタン の「グラマシー・パーク」
②-3 それから、電話がきたのである。ハーパーズの「ジョージ・ハーヴェイ部長(または大佐 Colonel Harvey)」からだった。「おはよう! ジム。ハーヴェイだ。寝てたんじゃないよね?」。ジムが「いいえ。起きてましたよ」と応えると、ハーヴェイはさらにたずねた「君は・・・え〜と、君はニューオーリンズには詳しいかい?」・・・(!)
(ある朝の食事 画像はPixabayから)
②-4 それでもって、ジムはこの列車に乗っているのだ。目的は「下院議員候補のクレイ・ブレイクを取材」してほしいというのだ。彼の名前は「ジム(ジェームズ)・C・ブレイク(James Claiborne Blake)」。(えっ? なんだって? ジム・ブレイクだって? ・・・一緒じゃん!)
②-5 しかし、列車に乗ってみると、ジムの周囲では変なことが・・・つづいて・・・そして、それから事件が起きたのだ!・・・「キャ〜〜!」
Googleマップ 「ニューオーリンズ(New Orleans」
画像 「ニューオーリンズ(New Orleans)」(Pixabayから)
c-4 用語など (1) ハーパーズ・ウィークリー
『ハーパーズ・ウィークリー(Harper's Weekly) 1857〜1916』は「Harper&Brothers」発行の国内外のニュース(政治など)、フィクション、エッセイ・ユーモアを特集したNY市を拠点とするアメリカの雑誌 (wikiによる)
c-5 主な登場人物 (カタカナ名称はややあいまいです 翻訳本とは少しちがうところもあるかと)
(カタカナの名前などについては翻訳版とはちがい、多少あやふやです)
(1) 『(ニューヨーク市拠点の雑誌 ハーパーズ・ウィークリー(Harper's Weekly)』で記事を担当、ジャーナリストでスパイ小説作家 : ジム・ブレイク
(2) ハーパーズ・ウィークリーでの ジムの上司 : 「ジョージ・ハーヴェイ部長(または大佐 Colonel Harvey)」
(3) ニューオーリンズ(New Orleans)のある下院議員候補 ジム(ジェームズ)・C・ブレイク(James Claiborne Blake)」
(8) 犯人 : ?
[ C ] 出版情報
(kindle以外)
⑦-1「亡霊たちの真昼 (The Ghosts' High Noon) ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 池央耿訳 (創元推理文庫)」– 1988/5/1
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亡霊たちの真昼 (創元推理文庫 (118‐23)) 文庫 – 1983/1/28
⑦-2 本書はアメリカのNYやニュー・オーリンズなどが出てくるようです。ジョン・ディクスン・カーの「歴史的な(だれがやったか?)ミステリー小説」で、彼の有名な主人公の探偵たち「フェル博士」「H・M卿」「パリの予審判事 アンリ・バンコラン」、「マーチ大佐」などが登場しない、いわば一冊で完結する単発物となっています。
参考 歴史(時代)長編シリーズ (★印はkindleありで記事も済み)
(1) (☆仮)ニューゲイトの花嫁 (原題 : The Bride of Newgate)
(2) ★ビロードの悪魔 (The Devil in Velvet)
(3) (☆仮)喉切り隊長 (Captain Cut-Throat) (1955)
(4) (☆仮) 火よ燃えろ!(Fire, Burn!)
(5) ★ハイチムニー荘の醜聞(Scandal at High Chimneys)
(6) ★引き潮の魔女(The Witch of the Low-Tide)
(7) (☆仮) ロンドン橋が落ちる(The Demoniacs)
(8) (☆仮) 深夜の密使 (Most Secret) (番外2)の改題後のもの
(9) (内容がわからぬためやめておきます) ヴードゥーの悪魔(Papa Là-Bas ) (原書房刊、村上和久訳、「ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ」だそうです。netの情報による)復讐物だそうです。
(10) (本記事☆仮) 亡霊たちの真昼 (The Ghosts' High Noon)
(11) 死の館の謎(Deadly Hall)
(12) 血に飢えた悪鬼(The Hungry Goblin ) 探偵役に「小説 月長石」のウィルキー・コリンズが登場。
(番外1 ) (カーター・ディクスン名義) 恐怖は同じ(Fear Is the Same)
(番外2) 上述の「深夜の密使」の改題前のもの「Devil Kinsmere (1934) 」 ロジャー・フェアベーン名義
(以上です、wikiなどによる)
[ D ] その他
本記事は、一番最初に書いたように「kindle版」がまだ出版されていないための、仮記事です(このブログの海外ミステリー小説のレビュー記事のようなものは、基本的に「kindle版」で読むという感じで書いております。その理由のいくつかは(「文字サイズをかなり拡大縮小できる」、「近くの書店さんに買いにいかなくてもいい」、「本棚に収納する手間とスペースを効率化できる」)などです。
以上です
続きは次回です!