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射鵰英雄伝 金庸3 海外TVドラマシリーズ

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『射鵰英雄伝(しゃちょうえいゆうでん)』 (2003年版) 金庸TVドラマシリーズ (3)

 [A] [あらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版ですが、ほぼTVドラマの流れに従っています ]   (採番は③から)

①-1 (13世紀初頭)『靖康の変(せいこうのへん、「宋」が女真族に導かれる「金」に破れる事変)』によって「淮河(わいが、フゥアィフゥー)」以南の『江南(こうなん、ヂィァンナァン)地域』の「臨安(杭州、こうしゅう、 ハァンヂォゥ)」に遷都して『南宋(なんそう、ナァンソォン)』と呼ばれるようになる。他方、北の方では『モンゴル』が台頭しつつあった。(ネットで検索した中国語の発音の記載は自信がありませんので、ここまでにしておきます)。

①-2 時が流れて南宋の中頃。親友同士の「郭嘯天(かく・しょうてん)」と「楊鉄心(よう・てっしん)」たちはある村を通りかかる。郭嘯天(かく・しょうてん)には妻「李萍(りへい)」がおり、楊鉄心(よう・てっしん)には妻「惜弱(ほう・ せきじゃく)」がおり、妻たちは共にみごもっていた。

①-3 ある日、郭嘯天(かく・しょうてん)と楊鉄心(よう・てっしん)たちはある村にたどりつく。そこにいたのは『丘処機(きゅう・しょき)』。3人は意気投合する。彼は、別名「長春子(ちょうしゅんし)」という『全真教(ぜんしんきょう)』の『全真七子』の1人。そして2人の身重の妻の話から、生まれてくる『子供の名前』をいただきたいと言われ、それを揃(そろ)いの短剣に文字で彫って渡した。そこには「郭家の子には靖の文字」、「楊家の子には康」という具合に『靖康の変』にちなんだ文字が刻んであった。

①-4 前途洋々に見えたが、その村は、風とともに砂けむりが舞って兵の突然な襲撃にあい、男2人の親友は殺され、妻たち2人は連れ去られてしまう。丘処機(きゅう・しょき)は彼女たちの行方を追いつつも途中なりゆきから『江南七怪(こうなんしちかい)』と出会い、そして戦い、最後には、未来における『ある賭け(かけ)』をすることになった。

①-5  その『賭け』とは、2人の妻を見つけ出して彼女たちの子供を弟子にして武術を修行させたのち18年後に試合で勝敗を決しよう、というものであった。当時、強くなる必要があったのだ。その典型的例が、謎の武術奥義書『九陰真経(きゅういんしんきょう、または、しんけい)』入手にまつわる血なまぐさい事件の数々であった。今も『ある人物』がその入手に執念を燃やしているという。それを入手する者は、すなわち、この江湖(こうこ)も制する。

①-6 そのような状況下、 楊鉄心(よう・てっしん)の妻惜弱(ほう・ せきじゃく)は、『金の趙王、完顔洪烈(かんがん・こうれつ)の王妃となり「楊康(ようこう)」を生んでいた。一方、郭嘯天(かく・しょうてん)の妻李萍(りへい)もまた「モンゴル」まで逃げ、やはり息子「郭靖(かくせい)」を生んでいた。その男の子は、引き絞(しぼ)った矢でもって「イヌワシ(鵰)」を射ち落とすぐらいに成長した。もうすぐ、18年。彼は山々を見つめて「今度〜!」と・・・。

(文庫本の翻訳本とコミック)

 [C] [ 本作の主な出演 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります]  (採番は②のサブ連番)

②-1 郭嘯天(かく・しょうてん)     :     リ・ドゥオ(李鋒)。

②-2 郭嘯天の妻、李萍(り・へい)   :     リュイ(またはルイ)・リーピン(呂麗萍) 。

②-3 李萍の息子、郭靖(かく・せい)(郭嘯天と李萍の息子) :    リー・ヤーポン(李亞鵬)、「(2001年版)笑傲江湖 (しょうごうこうこ)、令狐冲(れいこちゅう)役」。

②-4 黄薬師 の娘で、のちに郭靖(かくせい)と行動をともにする、黄蓉(こうよう)  :     ジョウ・シュン(周迅) 、「 大魔術師"X"のダブル・トリック(大魔術師、英語原題: The Great Magician)、柳蔭役」、 「 ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝(龍門飛甲)、リン・イエンチウ役」、 「画皮 あやかしの恋 (画皮)、小唯(シャオウェイ)役」、 「 妖魔伝 レザレクション(画皮2)、小唯(シャオウェイ)役」、 「クラウド アトラス (Cloud Atlas)、Talbot (Hotel Manager、死体を発見する男性ホテル従業員), Yoona-939(ユナ939), Rose(ザックリーの妹ローズ)役」。

②-5 楊鉄心(よう・てっしん)   :    ディン・ハイフェン(丁海峰)。

②-6 楊鉄心の妻、惜弱(ほう・ せきじゃく)   :     ホー・チン(何晴)。

②-7 惜弱の跡取り息子楊康(よう・こう)   :      チョウ・キット(周杰)。

②-8 穆易と名を変えた楊鉄心の養女で楊康に心ひかれる、穆念慈(ぼく・ねんじ)     :    ジアン・チンチン(蒋勤勤) 。

②-9 『全真教(ぜんしんきょう)』の『全真七子』の1人、丘処機(きゅうしょき)   :    ジョウ・ハオドン(周浩東)  。

②-10 金の趙王、完顔洪烈(かんがん・こうれつ)   :      バオ・ダジ(鮑大志)。

②-11 『江南七怪(こうなんしちかい)』   :     師匠は、丘処機(きゅう・しょき)と因縁がある「焦木大師(しょうもくだいし)」

 --江南七怪のメンバー   :

  (a) 柯鎮悪(かちんあく)   : リウ・リウェイ(劉立偉)。

  (b) 朱聡(しゅそう)   : ユー・ヨウチュアン(于又川)。

  (c) 韓宝駒(かんほうく)   : バー・テエル(巴特尓)。

  (d) 南希仁(なんきじん)   : ヤン・グアンホァ(楊光華)。

  (e) 張阿生(ちょうあせい)   : シエ・ニン(謝寧)。

  (f) 全金発(ぜんきんはつ)   : ワン・ウェイ(王偉)。

  (g) 紅一点、韓小瑩(かん・しょうえい)、別名『越女剣(えつじょけん)』   : サオ・フェン(趙楓)。

②-12 「天下五絶(五大武術家)」の1人で東海桃花島の主「東邪(とうじゃ)」こと黄薬師(こうやくし)   :      チャオ・ペイチャン(曹培昌)。

②-13 黄薬師の弟子(黄蓉の姉弟子にあたる)だったが、兄弟子の「陳玄風(ちんげんぷう)」と桃花島から愛の逃避行(その時、師の持つ「九陰真経(下巻)」を持って行ってしまう)、梅超風(ばいちょうふう)   :     ヤン・リーピン(楊麗萍)。ちなみに、著名なダンサーさん、満月に長いツメが映えている。

②-14 謎の武術奥義書『九陰真経(きゅういんしんきょう、または、しんけい)』入手に執念をもやす、西域白蛇山の主、「西毒(せいどく)」こと欧陽鋒(おうようほう)      :     ヨウ・ヨン(尤勇智)。

②-15  江湖最大の組織『丐幇(かいほう)』の第18代幇主「北丐(ほっかい)」、別名「九指神丐(きゅうししんかい)」こと洪七公(こう しちこう)     :      スイ・ハイイン(孫海英)。

②-16  もとは『大理国の皇帝』で、「南帝」、別名「一灯大師」と呼ばれる僧侶、段智興(だんちこう)    :  ワン・ウェイグォ(王偉国)。

[C] 本作の基本情報    (見たのは字幕版です) 

⑳-1 「金庸(きんよう)」氏の武俠小説『射鵰英雄伝(しゃちょうえいゆうでん)』を原作とし、中国の湖南電広伝媒が制作し、2003年に放映されたTVドラマ(全42話)。原題は『射雕英雄传、英語原題 : The Legend of the Condor Heroes』。金庸の最も有名な『射鵰三部作』の1つで大人気な作品です。(ちなみに、他の2作品は『神雕侠侶<TVドラマなどでは神鵰剣俠、しんちょうけんきょう>』、『倚天屠龍記<いてんとりゅうき>』です)。

⑳-2 本作のプロデューサーは、おなじみ「ジャン・ジージョン(張紀中)」で、彼はその後も多くの金庸作品のドラマ化も手掛けました(この金庸ドラマシリーズにおいては、時に自ら出演者としての顔を見せています)。彼の作品の特徴は原作になるべく忠実であるという点といわれていますが、たとえ現在(2020年代)ほどのCG技術ではないとしても、頭の中で『小説の書いていることはこうであろう』という頭の中での想像と創造力がより格段に進んだであろうことは容易に推測できます。金庸の小説は、現在主流の中国ドラマの中でも今もなお新しい形でドラマ化を繰り返しております。(翻訳された小説の方は未だ読んでおりません。訳者の方、申し訳ありません)。

以上です! では!!

[記事連番 金庸03 『射鵰英雄伝(しゃちょうえいゆうでん)』]

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