和音の響き
[A] コード(和音)の基礎
YouTube動画タイトル : 実践 コード進行 (5) ( Logic) 112
動画のBGMは、SoundCloudへすでにアップしてYouTube動画にもしている曲「JC26 」を MP3で使用しています。「YouTube オーディオ ライブラリー」は今回使用していません。
[B] 「コードの種類」〜 3和音(トライアド)の残り
① その音階の「ルート(根)」を基準として、言わば団子状に、3・5度と音を重ねていったものを「3和音(トライアド、 triad)」、さらに、「ルート(根)」を基準として、もう一度言うと言わば団子状に、3・5・7度と音を重ねていったものを「4和音(セブンス・コード、seventh chord)」と言います。したがって「4和音(セブンス・コード)」は 「3和音(トライアド)」にさらに7度を重ねたものとなっています、というところが一番最初のお話でした。
② 前回は、『3和音』のうち「メジャー・コード」、「マイナー・コード」の後に、「オーギュメント・コード」、「ディミニッシュ・コード」をしました。
③ 今回は、コードは3度間隔で重ねていく、といういわば『3和音の原則的な決まり』から少しはずれている、「サスペンディド・コード」です。
[C] 3和音(トライアド) 〜 「サスフォー・コード」
④ 『3和音』のつづきです。「サスフォー・コード(sus4)」とは、3度の音を「半音つりあげて、4度にした(suspended 4th)」コードのことで、「サスペンディド・コード」を略したものです。Cメジャーでは「ド(ミ)ソ」の「ミ」の音を半音吊り上げて「ド・(ファ)・ソ」にしたものです。
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⑤ 繰り返すと、Cメジャーでは「メジャー・コード」の3度の音を半音つりあげて4度にしたコード、つまり、「ド(ミ)ソ」の「ミ」の音を半音吊り上げて「ド・(ファ)・ソ」にしたものです。そして、吊り上げられた結果、この「ファ」はかならず「ミ」に進むという特性を持つと。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2021/02/4A78D8B7-30D5-4387-AF9C-763930627DFD_1_201_a-1067x600.jpeg)
⑥ さらに、上の画像をLogic Pro Xの『ミュージックタイビング』での鍵盤で示すと、次の画像のようになります。(その下に「メジャー・コード」の画像も貼り付けておきます)
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2021/02/A91EF6A2-71FA-4F98-825A-EC7250CE0E55_1_201_a-1067x600.jpeg)
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2021/02/34059C78-55B4-4EAE-B526-009B4F7305C9_1_201_a-1067x600.jpeg)
⑥ 「サスフォー」はルートの音名を表す「アルファベット」の大文字に「sus4、もしくは、サスフォー)」となっているので、一例として、「C」メジャー・キーならば「Csus4、Cサスフォー」となります。
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![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2021/02/96D1E367-6CB8-4F38-9EDA-5366B5FF6A0F_1_201_a-1067x600.jpeg)
前回まで(今まで)のまとめ コード(和音)の基礎 〜 3和音(トライアド)の4つの種類
① ここの記事やユーチューブ(YouTube)動画においては、キーは、長調では「C」、短調では「Am」を前提に話を進めてまいります。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2021/01/7F797693-B3ED-41D9-82E1-BE389A60FDFA.jpeg)
今回は以上です。では!