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広告 Kindle Unlimitedで読む reading(読書) アラン・ツイスト博士 ポール・アルテ 海外本格ミステリー小説

狂人の部屋  ツイスト博士(4) ポール・アルテ著 海外本格ミステリー小説(24)

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ポール・アルテのとても人気な作品の1つ

『カーテンの陰の死』に続く、ツイスト博士シリーズの第4作が登場!

[A] 本作について (「Kindle (含むUnlimited)」で読む )

本作の探偵役について

(OP1)  フランスのミステリー作家「ポール・アルテ」の人気作である、本書の探偵役は、著作中の2大探偵の1人 (1)「名探偵 アラン・ツイスト博士」です。ツイスト博士は20世紀なかば頃の英国を主な時代背景として『ロンドン警視庁 ハースト警部』と協力して事件解決にあたります。したがって、地名や建物、衣装、交通機関(本作では『車』も出てきます)などはその時代に応じたものが出てきます。

(OP2) かんたんな外見だけ描くと「ツイスト博士」は50才前後、長身そう躯(く)で、瞳はうすいブルーです。ややくせのある白髪まじりの髪、血色の良い顔に褐色(かっしょく、暗い黄赤色系、おおまかに茶色系の1つ)の立派な口ひげ。黒い絹の細紐を結んだ「鼻眼鏡」をかけている。(本文中の記述による。ここは今までのツイスト博士シリーズの記事内容と同じです)。

(OP3) 『ロンドン警視庁 ハースト警部』は90kgあたりの巨体(作品により多少変化する)で、ちょっとした階段だとフーフーと息をする感じ。髪は少し薄くなっているようです。(ここは今までのツイスト博士シリーズの記事内容と同じです)

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[B] ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております

(犯人当ては、なかなかむずかしいかも?)

(舞台は、1930年代 パドストウ近くのコーナアイルズの入江から始まり、1年後の「ハットン(Hatton) イギリス」の近くのハリスたちの屋敷とその周辺)

(Googleマップ ハットン(Hatton) イギリス」)

(また、いつものことですが・・・セリフや心の声などは、かなりアレンジしています。申し訳けありません!)

①-1 『ハットン荘』の当主となった「ハリス・トーン」と「その妻 セイラ」には祖父母の時代があった。1870年代のこと(つまり、100年ほどさかのぼる)。その祖父「スティーヴン・ソーン」と「その妻(祖母) ローズマリー」がいて、彼らには1人の妹「アガサ」と2人の弟がいた。「トーマスとハーヴィー」である。そしてこのハーヴィーは文学青年で部屋に閉じこもって原稿も書いていた。そして、彼は色々と変わった才能の持ち主でもあった。そして、それこそが問題をひきおこして、彼は「じゅうたんと水」という1つの謎を残して死んでしまう。やがて、そこは悲惨な事件が起きたということで『封じ込め』られ『あかずの間(ま)』となった。

①-2 あの時! その書斎のドアの左手に「暖炉」があった。その近くの「じゅうたん」は何故か『水』で濡れていた、とメイドの証言が残っている。テーブルの上には水がいっぱい入った「大きなコップ」があった。だれかが言った『じゃあ、そのコップの水がそこにこぼれたのでは?』。ところが、これまたメイドは否定した。その「水の入ったコップ」は、ドアの右手にある「テーブル」の上に置いてあった。つまり、暖炉とターブルは部屋の真反対(まはんたい)にあることになるので、「その水が飛ぶなんてあり得ません!」・・・聞いた人たちは・・・いっせいに頭を左に傾けた後、いっせいに右に傾けて・・・「ふむふむ・・・確かに暖炉とコップ(水の入った)の乗ったテーブルは反対側に・・・え〜と、全然、その意図が見えないな! どういうこと?」

事件当時の部屋の中のようす

①-3 そして現代。『もじゃもじゃ赤毛と青いチェックのジャケット』・・・ハリスのシンボル、彼の定番の服装と色のコントラスト。誰がどの方向から見ても見間違えるわけがない! そこで、新しくピカデリー通りに探偵事務所を開いた「新米探偵にしてポーラの友達(として) パトリック・ノーラン」は、事件をきっかけにハットン荘で「ハリスの兄 フランシスの妻になった ポーラ」に再会した。だが、次から次に『ハットン荘』で起きる不思議な『不可能に思える』事件で壁にあたってしまう(そうだ・・・ツイスト博士に頼もう!)。

①-4 『ハットン荘の2階 西翼』にある「(大叔父ハーヴィーの事件からそうなった)あかずの間」は、今、『ここは絶対開けるな!』とブライアンがいつも「見張って」いる。兄のハリスがなんと言おうと「ノー!」。ただ大げんかしても仲の良い兄弟は、それはそれで、あの日までは均衡(きんこう)が保たれていた。彼の部屋は「(同じく2階 西翼の北側にある) 部屋と書斎」にこもりっきり。そして彼にも、大叔父ハーヴィー同様、『予言とか未来予測』といった才能があるというのだ。それが縁(えん)で、「村の医者 マイク・メドウズ」と「彼のガールフレンド  ベッシー・ブラント」たちがハットン荘にもやってくるようになった。

(ハットン荘の2F西翼の「あかずの間」周辺。なお、本作にある図面を参考にしました。)

ハットン荘の2F西翼の「あかずの間」周辺。本作にある図面を参考にしました。

①-5 「青い葦(あし)」から「白椿(しろつばき)への手紙」という謎の暗号のような手紙が届いた。読んだ女性(ポーラ)はふらふらした。しかし『生死に関わる問題・・・城砦(じょうさい)の入り口付近で・・・(ポーラは決心した・・・ ええ、見えます! 意味はだいたいわかったわ! でも、そ、その時間は真っ昼間じゃん! 匍匐前進(ほふくぜんしん)でもしろと?)』。白椿は14:30頃、そっと・・・屋敷の翼側から抜け出すと・・・やっと「そこ」へたどりつく(たぶん、ここだわ)・・・そこへ『青い葦』が現れた! ・・・「やあ! 」、「・・・(合言葉はないの?)」そしてとんでもないことを言う・・・(え〜〜〜!? どうしようかしら?)

(画像 : 下地はPixabay、文字などは「いらすとや」さんから)

画像は「Pixabay」と「いらすとや」さんから

 [C] [ 本作の登場人物    (名前が不明などの時は「?」も使います)

  c-1  ハットン荘の関係者

(この物語のだいたいの人物相関図みたいなものを作ってみました)

ハリス・ソーン夫妻たちのハットン荘の人物相関図(全体)

②-1 当主 : ハリス・ソーン

②-2 その妻 : セイラ

②-3 ハリスの弟 : ブライアン

②-4 ハリスの父親 : ハワード・ヒルトン

②-5 同、母親(ハワードの妻) : ドロシー

②-6 セイラの兄 : フランシス

②-7 フランシスの妻で、パトリックの友人 : ポーラ

②-8 ポーラの友人、ピカデリー通りの近くで探偵事務所を開いた : パトリック・ノーラン

   c-2 (1870年代)   ハリスの祖父母の時代 の関係者

②-20 ハリスの祖父 : スティーヴン・ソーン

②-21 同、ハリスの祖母で、スティーヴンの妻 : ローズマリー

②-22 スティーヴンの妹 : アガサ

②-23 同、その弟(1人目) : トーマス

②-24 同、その弟(2人目) で、ハリスとブライアンの大叔父 : ハーヴィー

   c-3 (現在の)ハットン荘の使用人とその関係者

②-30 40がらみの長身痩躯の、執事(兼ハリスの個人的秘書) : フィリップ・モスタイン

②-31 同小間使いの少女(掃除と洗濯を受け持つ) : キャシー・レスタリック

②-32 建物の修繕や料理係の妻の手伝いをする夫婦の1人  : サイモン・ミンデン

②-33 サイモンの妻で、料理係 : アリアン

②-34 庭仕事の担当 : モーティマー爺さん

   c-4 その他

②-7 ブライアンとは親しい、村の医師 : マイク・メドウズ

②-7-2 その恋人 : ベッシー・ブラント

   c-5   ピカデリー通りのパトリック・ノーランの探偵事務所のパートナー

②-80 共同経営者: ルイス・サーロウ

②-81 同、その妻 : ?

   c-6 捜査陣

②-90 チェルトナムの警察署長 : ヘクター・レッドファーン

②-92 検死医 :   ?

②-97 ロンドン警視庁の警部。いつもなぜだか怪奇な難事件に遭遇してしまう巨体で50代の男。何かあるとツイストを頼る : アーチボルト・ハースト(Chief Inspector Archibald Hurst)

②-98(今回登場はなし) 同、警部。昔の事件に詳しく資料を早く見つけるので、ハーストとツイストの信頼は厚い :  ブリグス警部

②-99 (名探偵) 非常に長身でやせてるがよく食べる、愛想のいい上品そうな物腰の60才くらいの白髪混じりのくせ毛で 鼻眼鏡のブルー・グレーの目をもつ犯罪学者 : アラン・ツイスト博士(Dr. Alan Twist)。

 [D] 出版情報   (採番は㊿から)

㊿-1「狂人の部屋(原題: 仏語 La chambre du fou 1990 ) Kindle版」ポール・アルテ(Paul Halter)著 (ハヤカワ・ミステリ 平岡敦訳)。ちなみに、英語原題は「The Madman's Room」となっています。

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(CL-1 ) 献辞

巻頭には、本書の導入部ということで「プロローグ(ストーリーの一部になっている)」があります。そして第一部の最初から「1930年代のある暑い夏に、(英国の)パドストウ近くのコーナアイルズ入江ちかくの男女」のストーリーが始まります。

(CL-2 ) 後書き、解説など

巻末に、平岡敦さんによる『訳者あとがき』があります。

(CL-3 ) シリーズのおおよその紹介

㊿-2 著者はほぼ全作で、著者自ら認める『ジョン・ディクスン・カー』大ファンのような本格ミステリー小説を書いてられますので、そういう意味で、ロンドン周辺を舞台にした英国ミステリー・ムードにフランス風味が追加されて・・・という感じです、初めての人でも楽しめます。

㊿-3 本作は、フランスの本格ミステリー作家「ポール・アルテ(Paul Halter)」氏の長編小説の中の「アラン・ツイスト博士シリーズ」の第4作めです(1990年)。第1作は「第四の扉」、第2作「死が招く」、第10作は「赤髯王の呪い」。(wikiなどのネットの情報による)

(CL-4) 以下はだいたい、前までの記事と同一内容でskipできます

㊿-4 日本語翻訳本は、電子書籍版(いわゆる、ここではkindle版)で発売されたものです。訳はアルテ氏のミステリーをほぼ1人で行っているかと推定される「平岡敦」氏が担当されています。

㊿-5 著者「ポール・アルテ(Paul Halter)」氏は、フランスの本格ミステリー作家の1人です。とりわけ「ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)[またはカーター・ディクスン(Carter Dicson)名義]」の大ファンであることで知られています。そこからそのような『犯人が誰かというだけではなく、密室殺人も含めた不可思議な状況下での事件(不可能犯罪と呼ばれていることもある)と謎解き』という作風となり、2002年の『第四の扉』以来、3作連続『本格ミステリ・ベスト10』の1位に選ばれるなど日本のミステリー・ランキングでも有名な、また、人気の作家の1人です。

㊿-6 登場する探偵役には、2大探偵として、(1)「名探偵 アラン・ツイスト博士」、(2) 「美術評論家のアマチュア名探偵 オーウェン・バーンズ」がいます。 そして多分、(3) 「シリーズ物以外」に登場する他の名探偵たちもいることでしょう。

㊿-7 ツイスト博士もオーウェン・バーンズも両者とも主にイギリスで活躍しています。というのは、ツイスト博士は20世紀なかば頃を時代背景として『ロンドン警視庁 ハースト警部』と協力して事件解決にあたり、もう1人のオーウェン・バーンズも19世紀から20世紀へり移りかわりの頃を時代背景に、友人「アキレス・ストック」や『ロンドン警視庁 ウェデキンド警部』と共に事件の謎の解明にあたります。そこに著者のフランスの香りが加えられているだろうということで、もし2人をTVドラマ化したら、建物や衣装や車などはちがっているし、そういう状況下では、たとえ事件の謎や密室の構図は似てるとしても雰囲気はちがって見えると思われます。

今回はここまでで、続きは次回です!(別の作品になります)

ではまた!

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