(少し前から記事の構成・順序が変わっています) 名探偵ポワロ(28) 〜 鳩のなかの猫 アガサ・クリスティ著
[A] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] (採番は①のサブ連番から)
①-1 『メドウバンク学園』の「オノリア・バルストロード」校長が最も頼りにしていて、たぶん彼女が次期校長を選ぶとしたら「チャディ」だろうとみんなは考えていた。その校長は何やら会議みたいなものがあって今夜は雨の中を出かける予定らしい。(ひょっとすると、アップジョン夫人が見たとか言う「死んだはずの何とかって言う名前の人」のことを調べることかしら?)「チャディ」はとにかく、全身全霊、全人生をこの学園のために捧(ささ)げてきた人だった。
①-2 もう1人、校長の留守を預かるとしたら、最近入ってきた美人秘書の「アン・シャプランド」だったが、彼女は最近これまた最近入ってきた「庭師、アダム・グッドマン」と外で偶然会って仲良さそうに話しているところを目撃されたようだった。ただ、アダムは『りんご』が好きかどうかは別として、謎めいた男のようだった(なぜ、こんな女性教師と女学生ばかりの学園に若い男性が?)。
①-3 今やイギリスで最も成功した名門校の1つのこの学園で、何かがもしあるとしたら、某国王女とうわさのある新入りの女学生「シャイスタ」が、叔父と食事に行くと出かけたまままだ帰ってきていないことと、以前問題を起こした「体育教師グレース・スプリンガー」がまたも生徒に厳しく当たったということ、そして何より、「チャディ」も目撃したが夜『体育館』で懐中電灯でうろつくような光が見えたことだった(どういうことかしら? 一体誰?)。
①-4 そして、とうとうある静かな夜。「女子学生ジュリア・アップジョン」は自室で本『The Murder at Maybury Manor』を読んでいたが、突然ドアがガタガタとした。ジュリアはあわてて手元に置いていたテニスラケットを構える。だが、足がガタガタふるえ歯はガチガチとなる(まるでラケットの中に何かが入ってでもいるかのように重く感じる・・・誰よっ? 誰なのっ?)。もう一度ドアがガタガタと・・・その時・・・。
[B] このドラマの原作小説の当ブログ内のレビュー記事について(②の連番)
②-(a) 記事タイトル : 「鳩のなかの猫 アガサ・クリスティ著 ポアロ(28) 海外本格ミステリー小説(古典)」
②-(b) URLはこちら https://gsbyjt-lottalove.com/鳩のなかの猫%E3%80%80アガサ・クリスティ著%E3%80%80ポアロ28/
[C] [ 出演 当作品の主要人物 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります] レギュラー陣は、該当作に出演かいなかを問わず、この下の項目[D]を参照(内容は同一)ください。 (採番は③〜)、
[本作では、メドウバンク学園の教師たち、女子生徒たち、そしてラマット国の関係者がおもに登場します]
③-1 メドウバンク学園生徒、ジュリア・アップジョン(Julia Upjohn) : ロイス・エドメット(Lois Edmett)。
③-2 その母親、アップジョン夫人(Mrs Upjohn) : ピッパ・ヘイウッド (Pippa Haywood)。
③-3 同、生徒でジュリアと仲良しのジェニファー・サットクリフ(Jennifer Sutcliffe) : ジョー・ウドコック (Jo Woodcock)。
③-4 同、生徒で某国王女、シャイスタ(Princess Shaista) : アマラ・カラン (Amara Karan)。
③-5 メドウバンク学園校長で、今回以前から知り合いのポワロ にある理由から人物に対する洞察を秘密裏にお願いする、オノリア・バルストロード(Miss Bulstrode) : ハリエット・ウォルター (Harriet)、「スター・ウォーズ フォースの覚醒 (Star Wars: Episode VII - The Force Awakens)、Dr. Kalonia役」。
③-6 校長の腹心で全信頼を置く、学園に全人生を捧げてきた数学教師レティス・チャドウィック(チャディ)(Miss Chadwick) : スーザン・ウルドリッジ(Susan Wooldridge)。
③-7 学園の美人校長秘書アン・シャプランド(Ann Shapland) : ナターシャ・リトル (Natasha Little)。
③-8 新しく来てまもない同校のハンサムな庭師、アダム・グッドマン(Adam Goodman) : アダム・クローズデル(Adam Croasdell)。
③-9 同学園のダンス教師ブレイク(Miss Blake) : アマンダ・アビントン (Amanda Abbington)、TVドラマ「シャーロック/SHERLOCK(原題: Sherlock)、メアリー・モースタン(後のワトソン夫人)役」、「(2017年映画版)アガサ・クリスティー ねじれた家 (Crooked House)、クレメンシー・レオニデス役」。
③-10 同、フランス語教師エリーズ・ブランシュ(Mlle Blanche) : ミランダ・レイゾン(Miranda Raison)。
③-11 同、時々生徒に厳しい時もある体育教師グレース・スプリンガー(Miss Springer) : エリザベス・バーリントン(Elizabeth Berrington)。
③-12 同、英語教師アイリーン・リッチ(Miss Rich) : クレア・スキナー(Claire Skinner)。
③-13 同、寮母ジョンスン(Miss Johnson) : キャロル・マクレディ(Carol MacReady)。
③-14 警部、ケルシー(Inspector Kelsey) : アントン・レッサー(Anton Lesser)、TVドラマ「THE HOUR 裏切りのニュース(The Hour)、Clarence Fendley役」、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 (Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)、ジョン・カータレット役」。
[D] [ 出演 ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております 内容は毎回同一ですのでスキップできます(採番は⑤の連番から〜)
⑤-1 卵型の頭とひげに特徴のあるベルギー人の、名探偵「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」 : デヴィッド・スーシェ(David Suchet)、「ダイヤルM(A Perfect Murder、1998年マイケル・ダグラス版)、モハメド役」。
⑤-2 ポワロの良き理解者であり事件の記録を担当している(いわば、ホームズもののワトソン役)、元軍人(大尉)「アーサー・ヘイスティングス(Captain Arthur Hastings)」 : ヒュー・フレイザー(Hugh Fraser)、「パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、ホームズ卿の秘書ジェフリー役」。
⑤-3 ハーブティーをきまった時間に出す、ポワロの有能な秘書、ミス・フェリシティ・レモン(Miss Lemon) : ポーリン・モラン(Pauline Moran)。
⑤-4 ロンドン警視庁[Metropolitan Police Service(MPS)、通称「スコットランド・ヤード」)の主任警部[Detective chief inspector(DCI)]、ジェームス・ハロルド・ジャップ(James Harold Japp) : フィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。ちなみに、本作『ビッグ・フォー』での肩書は「警視監(Assistant Commissioner)」である。
⑤-5 ポワロの執事、ジョージ(George, Laverton West)、なお、ポアロシリーズで計8作に登場、元はエドワード・フランプトン卿に仕えていたとされていて、原作で従僕という役割もTVドラマ上では執事となり、またポワロの信頼厚い、かなりの人物として描かれているようです。 : デイビット・イェランド(David Yelland)。
[E] 本作の基本情報と関連情報 (⑦の連番)
⑦-1 本作の原題は「Cat Among the Pigeons」(レンタルDVD 第41巻)。ちなみに、原題の「(put) the cat among the pigeons」の意味は『(余計なことを言ったり、秘密の暴露によって)めんどうやいざこざを起こす』の意味だそうです。
⑦-2 脚本は、本ドラマシリーズで何度か見かけるような名前の「マーク・ゲイティス(Mark Gatiss)で、本ポワロ シリーズにも出演している他、TVドラマ『シャーロック/SHERLOCK(原題: Sherlock)、ホームズの兄マイクロフト役』などでも出演したお方ですね。本作でダンス教師ブレイクを演じた 「アマンダ・アビントン」が同作品で途中からワトソン夫人役で出演していますので2人とも本作には関係していることになります。
[記事連番 ポ-28]