(少し前から記事の構成・順序が変わっています) 名探偵ポワロ(27) 〜死者のあやまち アガサ・クリスティ著
[A] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] (採番は①のサブ連番から)
①-1 えてして肝心な時に『さがしているもの』は見つからないものだ。そればかりじゃない。必要とわかった時には『その人』がいないものだ。ジョージ卿の秘書「アマンダ・ブルイス」は、そんなことを考えながら、ナス屋敷の主「ジョージ・スタッブス卿」の夫人「ハティ」の指に飾られている『緑色の指輪』は彼女には大きすぎると不満げだった(あんな高いものを・・・)。
①-2 いつもボート付き場の舟番「ジョン・マーデル」は何事もよく観察していたので、他人が知らなくてもなんでも知っていた。自分の都合で、勝手に何かの役をおりていまうのはたいてい痛い目にあうものだ。そうは言っても、「マーリーン・タッカー」の場合は、あの女流ミステリー作家の「アリアドニ・オリヴァ」のシナリオによってその役をすることになったのだ。なんたって、今日のナス屋敷での余興(よきょう)のためだ。
①-3 えてして、忘れた頃に何かを思い出すものだ。スタッブス卿の夫人ハティは、『手紙』を読んでいる間に顔色が変わってきた。スタッブス卿は心配になって「どうした?」と聞くとハティは従兄という「エティエンヌ・ド・スーザ」という男が、ヨットで世界中を旅していて、余興(よきょう)の当日頃、ヨットでこちらに来ると手紙に書いていると彼に見せながら、部屋を興奮した様子で出てってしまう。
①-4 あの『占い師』にでも見てもらおうかしら。ポワロ に来てもらって説明したが、アリアドニ・オリヴァは漠然(ばくぜん)として不安だった。(こんな話って本当にありなのかしら?)。完全犯罪なんてほとんどないのだから、余興(よきょう)の殺人事件もきっと・・・。
[B] このドラマの原作小説の当ブログ内のレビュー記事について(②の連番)
②-(a) 記事タイトル : 「死者のあやまち アガサ・クリスティ著 ポアロ(27) 海外本格ミステリー小説(古典) 」
②-(b) URLはこちら https://gsbyjt-lottalove.com/死者のあやまち-アガサ・クリスティ著%E3%80%80ポアロ27/
[C] [ 出演 当作品の主要人物 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります] レギュラー陣は、該当作に出演かいなかを問わず、この下の項目[D]を参照(内容は同一)ください。 (採番は③〜)、
[本作では、ジョージ・スタッブス卿のナス屋敷を中心に催される『余興(よきょう)の殺人事件』に参加している人々がおもに対象です]
③-1 ナス屋敷の主「ジョージ・スタッブス卿」(Sir George Stubbs) : ショーン・パートウィー(Sean Pertwee)。
③-2 その妻「ハティ」(Hattie Stubbs) : ステファニー・レオニダス(Stephanie Leonidas)。
③-3 ヨットで世界中を旅しているというハティの従兄「エティエンヌ・ド・スーザ」(Etienne De Souza) : エリオット・バーンズ・ウォーレル (Elliot Barnes-Worrell)、「レディ・プレイヤー1(Ready Player One)、Sixer No.1役」。
③-4 ハティの元後見人だが、ナス屋敷の前のオーナー「エイミー・フォリアット」(Mrs. Amy Folliat) : シニード・キューザック(Sinéad Cusack)。ちなみに、夫は「ジェレミー・アイアンズ(Jeremy Irons)、運命の逆転(1990年版、Reversal of Fortune)など」、長男は「マックス・アイアンズ(Max Irons)、アガサ・クリスティー ねじれた家(Crooked House)など」。
③-5 ジョージ卿の秘書「アマンダ・ブルイス」(Miss Brewis) : レベッカ・フロント (Rebecca Front)。
③-6 隣人の議員、大尉の「ジム・ワーバートン」(Captain Warburton) : マーティン・ジャーヴィス(Martin Jarvis)、「ドラゴン・タトゥーの女 (The Girl with the Dragon Tattoo)、Birger役」。
③-7 その妻「イニッド」(Mrs. Warburton) : R・アイアーズ(Rosalind Ayres)。
③-8 同じく隣人、生物化学者「アレック・レッグ」(Alec Legge) : ダニエル・ウェイマン (Daniel Weyman)。
③-9 その妻「サリー」(Sally Legge) : エマ・ハミルトン (Emma Hamilton)。
③-10 建築家「マイケル・ウェイマン」(Michael Weyman) : ジェームズ・アンダーソン (James Anderson)。
③-11 アリアドニ・オリヴァのシナリオでは、死体役の少女「マーリーン・タッカー」(Marlene Tucker ) : エラ・ゲラーティ (Ella Geraghty)。
③-12 その妹「ガーティー・タッカー」(Gertie Tucker) : エンジェル・ウィットニー (Angel Witney)。
③-13 ボート付き場の舟番「ジョン・マーデル」(John Merdell) : サム・ケリー (Sam Kelly)。
③-14 ナスコム署警部「ブランド」(Detective Inspector Bland) : トム・エリス (Tom Ellis)、「LUCIFER/ルシファー (Lucifer)、主人公役」。
③-15 ポワロと懇意な女性ミステリー作家「アリアドニ・オリヴァ」(Ariadne Oliver) : ゾーイ・ワナメイカー(Zoë Wanamaker)、「 ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter and the Philosopher's Stone)、担当教科は飛行術のロランダ・フーチ役」。
[D] [ 出演 ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております 内容は毎回同一ですのでスキップできます(採番は⑤の連番から〜)
⑤-1 卵型の頭とひげに特徴のあるベルギー人の、名探偵「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」 : デヴィッド・スーシェ(David Suchet)、「ダイヤルM(A Perfect Murder、1998年マイケル・ダグラス版)、モハメド役」。
⑤-2 ポワロの良き理解者であり事件の記録を担当している(いわば、ホームズもののワトソン役)、元軍人(大尉)「アーサー・ヘイスティングス(Captain Arthur Hastings)」 : ヒュー・フレイザー(Hugh Fraser)、「パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、ホームズ卿の秘書ジェフリー役」。
⑤-3 ハーブティーをきまった時間に出す、ポワロの有能な秘書、ミス・フェリシティ・レモン(Miss Lemon) : ポーリン・モラン(Pauline Moran)。
⑤-4 ロンドン警視庁[Metropolitan Police Service(MPS)、通称「スコットランド・ヤード」)の主任警部[Detective chief inspector(DCI)]、ジェームス・ハロルド・ジャップ(James Harold Japp) : フィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。ちなみに、本作『ビッグ・フォー』での肩書は「警視監(Assistant Commissioner)」である。
⑤-5 ポワロの執事、ジョージ(George, Laverton West)、なお、ポアロシリーズで計8作に登場、元はエドワード・フランプトン卿に仕えていたとされていて、原作で従僕という役割もTVドラマ上では執事となり、またポワロの信頼厚い、かなりの人物として描かれているようです。 : デイビット・イェランド(David Yelland)。
[E] 本作の基本情報と関連情報 (⑦の連番)
⑦-1 本作の原題は「Dead Man's Folly」(レンタルDVD 第50巻)。
⑦-2 大富豪のお屋敷が舞台ということで、多くの人間模様が交錯するドラマとなっております。序盤のあたりは、原作小説とほぼ同じ内容で展開していきます。
では!
[記事連番 ポ-27]