名探偵ポワロ(4) 〜「ビッグ・フォー」
[A] 本作の基本情報 〜
① (シリーズの詳細については前回記事をご覧ください。)シリーズの原題は「Agatha Christie’s POIROT」(1989年〜 英国製作[LWT ロンドン・ウィークエンド・テレビ(London Weekend Television)が主体、日本ではNHKが1990年から吹き替えで放送])。
② 本作の原題は「The Big Four」(レンタルDVD 第49巻)。謎の組織とポワロの対決が描かれています。「ビッグ4(The Big Four)」はその謎の組織の名前です。
③ 原作小説は、時系列的には、探偵を引退してある村に移り住みカボチャ栽培もするという『アクロイド殺人事件』につながっているそうです。ただ単行本の発売順だとかがからんでいるそうです。
④ ちなみに、本作の脚本は「マーク・ゲイティス(Mark Gatiss)」氏です。あのTVドラマ『SHERLOCK(シャーロック)(原題:Sherlock)』 で、「兄マイクロフト(Mycroft Holmes)を演じてもいた製作陣の1人」によるもの、となっております。
[B] この原作の日本語訳本の当ブログ内のレビュー記事につきましては、下記をご覧ください
(a) 記事タイトル : おすすめ本 ビッグ4 アガサ・クリスティ 海外本格ミステリー小説(古典)
(b) URLはこちら https://gsbyjt-lottalove.com/おすすめ本%E3%80%80ビッグ4%E3%80%80アガサ・クリスティ%E3%80%80海外/
[C] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] 採番は⑦から
⑦ 「警視監(Assistant Commissioner)ジャップ」は、どこまでも『彼』を信じたが(謎の組織では、どうだか?)と苦しい顔つきになった。
⑧ 大富豪「エイブ・ライランド」に招かれて某国よりやってきたチェス名人「アイヴァン・サヴァロノフ」の右手は、次の一手を見つめるみんなの前で数手指したところで動かなくなって・・・。
⑨ 「ミス・レモン」は少し悲しげな顔になって(確かにわかるけど、そこまでしなくても?)と思った。
⑩ 『ゲルセミン』? フランス人女性科学者「マダム・オリヴィエ」の専門の1つは何だったか?
⑪ 「ヘイスティングス」は届いた手紙を読んで呆然(ぼうぜん)として言った、「なんてこった!!(Good Lord!)」。
⑫ 連絡をもらって『ある場所』をたずねたポワロは、ふと窓の外を見て・・・。
⑬ かって『メトセラ劇団』で看板女優だった「フロッシー・モンロー」は、最近花やら手紙やらプレゼントが届くいて仲間からもうらやましがられるが(一体、誰からなのかしら?)といぶかった。
⑭ ポワロは机の上に4枚のカードを並べた。「1枚目〜数字の1と漢字の東」・・・どうやら中国のカードらしい。「リー・チャン・イェン」とは何者なのか? 新聞記者「ローレンス・タイソー」は最近『謎の組織が騒ぎを起こしている』と主張する。やがて次から次へと重要人物が失踪して事件が新展開を見せると・・・。
[D] [ 出演 ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております (採番は⑳〜)
⑳ 卵型の頭とひげに特徴のあるベルギー人の、名探偵「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」 : デヴィッド・スーシェ(David Suchet)、「ダイヤルM(A Perfect Murder、1998年マイケル・ダグラス版)、モハメド役」。
㉑ ポワロの良き理解者であり事件の記録を担当している(いわば、ホームズもののワトソン役)、元軍人(大尉)「アーサー・ヘイスティングス(Captain Arthur Hastings)」 : ヒュー・フレイザー(Hugh Fraser)、「パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、ホームズ卿の秘書ジェフリー役」。
㉒ ハーブティーをきまった時間に出す、ポワロの有能な秘書、ミス・フェリシティ・レモン(Miss Lemon) : ポーリン・モラン(Pauline Moran)。
㉓ ロンドン警視庁[Metropolitan Police Service(MPS)、通称「スコットランド・ヤード」)の主任警部[Detective chief inspector(DCI)]、ジェームス・ハロルド・ジャップ(James Harold Japp) : フィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。ちなみに、本作『ビッグ・フォー』での肩書は「警視監(Assistant Commissioner)」である。
㉔ ポワロの執事、ジョージ(George, Laverton West) : デイビット・イェランド(David Yelland)。
[E] [ 出演 当作品の主要人物 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります] (採番は㉚〜)
㉚ かって『メトセラ劇団』で活躍していて、最近「見知らぬ人」からのプレゼントや手紙がよく届くようになった、女優「フロッシー・モンロー」(Flossie Monro) : サラ・パリッシュ(Sarah Parish)。
㉛ 同じく『メトセラ劇団』にいた男優「クロード・ダレル」 : ?
㉜ 某国のチェスの名人、アイヴァン・サヴァロノフ(Savaranoff) : マイケル・カルキン (MICHAEL CULKIN)、「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(Mortdecai)、アーチャー卿役」。
㉝ 某国よりチェスの名人サヴァロノフを招いて対局してみんなに見せたアメリカの大富豪「エイブ・ライランド」(Abe Ryland) : ジェームズ・キャロル・ジョーダン (James Carroll Jordan)、「 キングスマン ゴールデン・サークル(Kingsman: The Golden Circle)、Harvard大教授役」。ちなみに日本生まれ、イギリス育ちだそうです。
㉞ 平和党支持者でイギリス外交団員の「スティーブン・ペインター」(Stephen Paynter) : スティーヴン・ペイシー(Steven Pacey)。
㉟ その妻、ダイアナ(Diana Paynter) : テレサ・バナム(Teresa Banham)。
㊱ ぺインターの主治医、Dr.クェンティン(Dr. Quentin) 芸名はクロード・ダレル、本名はアルバート・ウォリー : サイモン・ロウ (Simon Lowe)。
㊲ フランス人の平和党幹部で科学者「マダム・レジーヌ・オリヴィエ」(Madame Olivier) : パトリシア・ホッジ(Patricia Hodge)。
㊳ 世界はある謎の組織の陰謀でうごいていると主張し、事件を追ってポワロまでたどり着いた、新聞記者「ローレンス・タイソー(Tysoe) 」 : トム・ブルック(Tom Brooke)。
㊴ 『平和党』の指導者だが、謎の組織の首領と目されている「リー・チャン・イェン」 : ?
[記事連番 ポ-4]