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広告 reading(読書) アンリ・バンコラン ジョン・ディクスン・カー 海外本格ミステリー(古典)

四つの凶器 ジョン・ディクスン・カー H・B(5) 海外本格ミステリー小説(古典)

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まだkindle版がないので、お知らせと概要のみです 

「四つの凶器」 カーター・ディクスン(ジョン・ディクスン・カー)

[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 H・B(5) 海外本格ミステリー小説(古典)

① このコーナーでは、予審判事アンリ・バンコラン(H・Bと以下略します)シリーズの長編版を順番でご紹介していますが、第5作目『四つの凶器』は、現在のところ(2023年1月10日現在)kindle版はありません。したがって後日と言うことになるかもしれませんが、現在はスキップして後に進みます。(記事としては、kindle版が出た時点で、あらたな記事を起こすことになります)。今のところは、この記事についてはインフォメーションだけということにしておきます。よろしくお願いします。

[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレなしのミニあらすじです。多少脚本しています。)

引退したアンリ・バンコランの推理は?

(舞台はロンドンとパリ)

②-1 弁護士リチャード・カーティス。彼はロンドンの有名事務所で働いているが、じつはここは父が遺した事務所。父親からはいつも「こうあるべし」と話を聞かされていたが、本人は空想家ゆえ、ぼーとしながら彼の朝は始まる。新聞の記事は『東京は季節はずれの25年ぶりの大雪で・・・』と伝ええてるが。ふと横を見れば・・・「あっ!」

②-2 事件が! パリ近郊の別宅で死体で見つかった女性「ローズ」。リチャードは「パリ在住の裕福な青年ラルフ・ダグラスと1人の女ローズ」の清算の相談を受けていたのだった(どういうことだ? まさかラルフが? 同じ女性だろうか? そんな〜! 藤井vs羽生。すごいな! 食事とおやつのメニューが頭に浮かんで、その疑問も消える! )。リチャードが「しょーもない」ことを考えているうちに、だんだんと余談が頭の中ですすむ・・・おれのタイプの女性は・・・。

②-3 そこでお呼びがかかったのは、パリではこの人。かってはパリ警視庁も一手ににぎって犯罪者たちを震えあがらせていた『元予審判事で名探偵 アンリ・バンコラン』。彼は現場を見るやいなや「ややっ! 」と天をあおいだ(そういえばジェフとシャロンはいなかったな。どうしているんだか? 新年のカードは来てたが・・・いいな若いカップルはロマンティックで)。テーブルの上には担当刑事たちがひろい集めた凶器と思われる『物』があるのだが、弁護士リチャードもびっくり!(よっ、4つも!)。たくさんあり過ぎて意味がわからないとは刑事たちの話。だが、バンコランはリチャードの話を聞いているうちに2人の男女の姿が目の前の空間に浮かぶ。そしてその女性ローズが叫ぶ・・・「きゃ〜〜〜!」

②-4 殺人現場にあった4つの凶器らしきもの 〜 『睡眠薬、カミソリ、短剣、ピストル』。老いてなお名探偵というべきH・Bがその謎を解きます。殺されたのは誰? はたして4つのうちどれか? 殺人はそこでおこなわれたのか? はたして犯人はどうやってそれをなしたか? はたまた、さらにちがう何かりの凶器か? 犯人はいったい誰なのか?

②-5 という感じで、予審判事を引退した名探偵アンリ・バンコラン(以下、H・Bと略)が登場。私はまだ読んでいませんが、本人が言うのには、今までの4作に登場したキャラクターはアバターのように「わざとそうしていた」そうという情報も(ほんとう?)。パリ、ドイツ、ロンドンで起きる残酷な不可能犯罪をめぐるディープで渋い(本人と)ストーリー展開も出てくる人たちが全部コテコテに怪しくて犯人は最後まで ?状態。デビュー作の『夜歩く』から全部で5作品。フェル博士やH・M卿にバトンを渡すがごとき、明るくコメディ調になっているようです(伏線かあ?)。もちろん、ジョン・ディクスン・カーがデビューしたての若かりし頃。謎を解く頭脳のキレとそれを描く分筆タッチはすごいと思います。

[ C ] 出版情報

③-1 本作の原題は「The Four False Weapons (1937)」。ちなみに英単語「False」は「りの、間違った、誤った」などの意。殺人現場にあった4つの凶器らしきものが多すぎて謎という感じです。アンリ・バンコランは予審判事の職を辞したあという設定だし、相棒のジェフ・マールも出てこないようです。

やや古い日本語訳の本の場合は、注文時にはご確認ください。

kindle以外では新訳版かある

③-2-b kindle以外で出版されているのは、『四つの凶器(The Four False Weapons) ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 創元推理文庫 – 2019/12/20 和爾桃子訳』。なんと60年ぶりの新訳が「創元推理文庫創刊60周年記念」として出版されているもようです。

[ D ] その他

④-1 ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、個性と魅力あふれるいろいろな主人公(探偵役)たちが登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」、弁護士パトリック・バトラー(Patrick Butler)などです。そして彼らの周りにはまたロマンティックな男女が「共演」します。

④-2 一方、別名義のカーター・ディクスン(Carter Dickson)で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)」ですが、こちらも人気の主人公です。

④-3 このブログでは、(ギディオン・フェル博士とH・M卿分が一通り済みまして)、現在アンリ・バンコラン登場の長編版を順番でご紹介しています(kindle版がない場合は今回のように、基本的にskipして、のちにkindle版で出版された場合や、書店に新訳本がならんだりした場合には記事を起こすことになっています)。

④-4 アンリ・バンコラン登場の長編シリーズは、本作を含めた5作だけですので、この記事をもちまして一旦終わりとなります。ジョン・ディクスン・カー(含むカーター・ディクスン)シリーズは続けていきたいのですが、現在は次の予定を検討中の状態です。(2023/1/24)

(備忘録)フェル博士からの連番では50(H・Bで5)

以上です

続きは次回です!

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