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広告 reading(読書) ジョン・ディクスン・カー フェル博士 海外本格ミステリー(古典)

妖女の隠れ家  フェル博士(2) ジョン・ディクスン・カー著 海外本格ミステリー小説(古典)

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「妖女の隠れ家」〜 ジョン・ディクスン・カー著

[A] ギデオン・フェル博士(Gideon Fell)、記念すべき初登場作!! 〜 フェル博士(2)

① ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、いろいろな主人公(探偵役)が登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」などです。

② 一方、別名義のカーター・ディクスン(Carter Dickson)で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)」ですが、こちらも人気の主人公です。

③ 本作「妖女の隠れ家[または「魔女の隠れ家」](Hag's Nook)」は、フェル博士が登場する長編としては実質第1作目で、前回記事で取り上げた「帽子収集狂事件」が第2作目となります。

[ B ] 今回のストーリーの主な舞台の近くにある『井戸周辺図』を作ってみました

井戸の周囲の建物の位置関係が少しわからないところもあって、すみません、今回はこれだけです。(一応、多分、井戸の周囲の木々の左手側に『妖女の隠れ家』があり、右手奥は『チャターハム(旧監獄)の所長室のある建物』、そして画像手前(つまり今見ている画面側)には、フェル博士の架空の村・チャターハムの「水松荘(本日本語訳では「イチイ荘」)」があり、フェル博士やランポールらが、その家の窓からある目的のために見ている、という構図だとは思うのですが・・・)。

[ C ] 本作の登場人物

⑳-1 主な登場人物です(枠線による区分はおおまかです)。

⑳-2 ちなみに、本作ではフェル博士は架空の村・チャターハムの「水松荘(本日本語訳では「イチイ荘」)」に住んでいることになっています。

[ D ] 本作のあらすじなど 〜 [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章はアレンジしております] 

⑩ ギデオン・フェル博士の記念すべき初登場作です。[今回の舞台は英国、リンカーンシャー]

(a) 『スターバース家の当主は、代々首の骨を折って死ぬ・・・』。

(b) 昔、魔女の首を吊った場所『妖女の隠れ家』の近くに建てられ今はなくなっているが『チャターハム監獄』と呼ばれたその場所。弁護士「ペイン」は、『スタバース家の顧問を先祖代々務め』ていて、所有する家などの相続に関する『必須の資格といまわしい悲劇』についてランポールに語る。

(c) 18世紀、その初代所長「アンソニー・スタバース」は、当家を継ぐ長男は、その所長室の『金庫』の中身を所定の時間に1人で見て、それが何かを報告しなければならぬと取り決めた。

(d) 米国の大学のメイスン教授の推薦で、「ギデオン・フェル博士」の家『いちい荘(水松荘)』に向かう青年「タッド・ランポール」は、出発する列車でフェル博士と会ってしまい『妖女の隠れ家』などの話を聞いていたが、気持ちは駅の売店で出会ってプラットフォームにも来ていた女性「ドロシー・スタバース」に向かっていた(彼女は言った『きっと、また会える!』と)。

(e) どうやら、さきほどの女性の兄「マーティン」が今回の相続人らしい・・・。

㉟ 「妖女の隠れ家 (Hag's Nook)  Kindle版」ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 (早川書房 斎藤数衛 訳)。

ではまた!

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