和音の響き
[A] コード(和音)の基礎 〜「音名(おんめい)」と「音程(おんてい)」
YouTube動画タイトル : 実践 コード進行 (1) (Logic) 101
動画のBGMは、SoundCloudへすでにアップしてYouTube動画にもしている曲「 JC23」を MP3で使用しています。「YouTube オーディオ ライブラリー」は今回使用していません。
① コード(和音)の基礎としては、「音名(おんめい)」と「音程(おんてい)」から考えてみますと、
② 例えば、Cメジャー(ハ長調)でみてみます。『ドレミファソラシ(イタリア語)』を日本語では『ハニホヘトイロ』となり、英語(アルファベット)で表せば『CDEFGAB』になります。これが『音名(おんめい)』です。ただし、これらは「キー(調)」が変化するとコード名も変わってしまいます。
③ もう1つの、『和音記号』では「I〜VII」のローマ数字で表わせて、これなら、音階(スケール)であるところの「ドレミファソラシ」で、キーは関係がありません。これらをまとめると次のようになります。
④ これらを1つの表にしますと次のようになります。
[B] Logic Pro Xの鍵盤で見てみる
⑤ Logic Pro Xにおける、ピアノなどの鍵盤楽器でこれら「音名(おんめい)」を[Logic Pro Xに搭載のミュージックタイピング]というPCの鍵盤と連動している機能がありますので、それで記載してみます。白鍵だけではなく、黒鍵の部分も書くと次のようになります。半音扱いで言えば、「#で半音高い」と「♭で半音低い」ですが、例えば「C#」と「D♭」は同じ高さになっております。
⑥ [Logic Pro Xに搭載のミュージックタイピング]を使って、もう1つ、「音程」を同じく鍵盤上で記してみます。「音程」は2つの音のへだたりのことを「度(ど)」をつけて1度・2度など言います。
⑦ 最も端的に言って、「ドレミファソラシ」で次の高い[ド]の間の「1オクターヴ」を12等分した「音程」を『半音』、逆に『半音』の2つ分を『全音』と言います。これらを鍵盤上で示すと次のようになります(少し見にくいと思いますが)。
⑧ ちなみに、「ドレミファソラシ」の7音音階から、さらに高さの異なる同音(たとえば高い方の「ド」を加えて「ドレミファソラシ[ド]」)への音階を意味する「オクターヴ(Octave)」は、もともと「8番目」などを意味するラテン語「octavus」からきているそうです。
今回は以上です。では!