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広告 Kindle Unlimitedで読む Kindleで読む reading(読書) アガサ・クリスティ 海外本格ミステリー(古典)

おすすめ本  雲をつかむ死 アガサ・クリスティ著 海外本格ミステリー小説(古典)

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雲をつかむ死 アガサ・クリスティ 著

「Kindle(含むUnlimited) 」で読む、アガサ・クリスティの長編推理小説(10) (採番⑦から)

--------------------お知らせ-------------------

⑦ [本作に関係する、当サイトにTVドラマシリーズでの記事がございます。レンタルDVDでご覧いただけます。]

TVドラマシリーズ記事のタイトル:  「雲をつかむ死 名探偵ポワロ(10) ~ 海外TVドラマ」

記事のURL :   https://gsbyjt-lottalove.com/雲をつかむ死%E3%80%80名探偵ポワロ10%E3%80%80〜%E3%80%80海外tvドラマ/

--------------------お知らせの終わり-------------------

① 「Kindle (含むUnlimited)」で読む、海外本格ミステリー(古典)。2020年、デビュー100周年を迎えた「アガサ・クリスティ(Agatha Christie)」がおくる「(灰色の脳細包)エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)・シリーズの第8作)。

② アガサ・クリスティーは、2020年は生誕130周年でもあったようで、雑誌などで特集されるケースも多いようです。「ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)」などと並ぶ世界有数のベストセラー作家で、「ミステリーの女王(Queen of Crimeなど)」と呼ばれ、イギリス推理作家クラブ(英国推理作家クラブ、The Detection Club)の第4代会長も務めた。

③ 既にご存知のとおり、小説の中での「ポワロ探偵の特徴」と言えば、『ベルギー人、卵形の頭、灰色の脳細胞、緑色の眼、黒髪も口髭(ひげ)、などなど』。ものごとがきちんと整理・整頓されていないと気になってしかたがない性分のようですが、それが事件解決に役立つことも多々あります。

④ 映画『ナイル殺人事件(Death on the Nile)』も2021年公開予定(とはいえ、最近はコロナの影響で公開予定が遅れることもあります)。主演と監督は前作『オリエント急行殺人事件(Murder on the Orient Express 2017年公開版)』同様、ケネス・ブラナー(Sir Kenneth Branagh) のもよう。

[A] 本作の場合、 KIndle版で(新訳版)が出ています。そして、機内の座席表が『目次』の前に掲載されていましたので、それを参考に、『座席表』を作ってみました(上側が飛行機の進行方向)

Kindle版では、『目次』の前に「座席表(番号と名前が別記載になっている)」が掲載されていましたので、それを参考にして『番号と名前を一緒にした座席表』を2枚作ってみました。(あ) 座席と名前を画像にしてすこし大きくしたもの。

(あ) 座席と名前を画像にしてすこし大きくしたもの。

(あ) 座席と名前を画像にしてすこし大きくしたもの。

(い) 飛行機との関係で少し小さい文字のもの。

(い) 飛行機との関係で少し小さい文字のもの。

[B] 本作について 〜 なんとも斬新なはじまりのミステリー

④-1 原題は、「Death in the Cloud」。

④-2 物語は、パリの『ル・ブルジェ空港』からロンドンに向かっての定期便、『プロメテウス号』に乗客たちが乗り込み、数分後に『ロンドンのクロイドン空港』に向かって離陸するところからはじまります。つまりは飛行機ですので、途中下車できる列車などに比べて、『密室』度がより高い状況といえます。

[C] ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております

⑦-1 [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております] 

 [本作の最初の舞台は、パリからロンドンに向かう昼間の定期便、すなわち、飛行機の中です]

(a)  飛行機『プロメテウス号』は、乗客数は21人(前部の座席に10人、後部に11人)、男性の客室乗務員が2名、パイロットも2名。客室の最後尾には、旅行カバンなどが置かれた『荷物置場』があった、『配膳室』は前方左手である。時刻ちょうどに離陸し、窓から見えるフランスのパリにある『ル・ブルジェ空港(Le Bourget Airport)』は、どんどん小さくなっていった。白い制服を着た男性の客室乗務員があわただしく動いていた。

(b) おのおのの乗客たちは、雲の中に『楽しい思い出』も『悩み事』も持ち込んでいた。ある女性のために席をゆずった「ポワロ」はマフラーの中に首をうめて眠ったり起きたりしていた。

(c)  「貴族の令嬢ヴェニーシャ・アン・カー」は(スティーヴンは絶対にゆずらないわ)と誓ったが、「耳鼻咽喉科のブライアント医師」は人生の偉大な選択を決定するのはフルートよりむずかしいと悩んでいた。「考古学者のデュポン親子」はいつものように陶器について異なる見解を主張していたし、「探偵小説家のダニエル・マイケル・クランシー」は客室後部の自分のコートのポケットから『時刻表』を取ってきて作品の中で使うアリバイ・トリックに頭をひねっていた。

(d) 「歯科医のノーマン・ゲイル」はメニューからある一品を注文した後で席を立ってトイレに向かった。「ホーバリー伯爵夫人」は(つめが・・・)メイドを呼んだが、「ジェーン・グレイ」は黙って下を向いていることにして客室乗務員が運んできてくれたコーヒーをじっとながめた。青い英仏海峡が下に見えた(もうすぐ・・・)。

(e) ときどき目を覚ました「ポワロ」は、音や声のする方をじっと見つめたが、また眠りに落ちたようだった(もう少し・・・)。やがて、あっという間に、ロンドンの『クロイドン空港(Croydon Airport)』に着陸する時が近づいてきた。「ノーマン・ゲイル」は(あの人はきれいな女性だ・・・ホントに)とドキドキがとまらなかった。その時、客室乗務員の「ヘンリー・ミッチェル」が清算のため「ポワロ」に近づいてきていた。

(f) 「セメント会社の社長ジェームズ・ライダー」は目下(もっか)の難題(なんだい)について苦渋の選択をしようとしていた。飛行機がゆっくりとクロイドン空港に着陸しようと旋回をはじめていた。客室後部の2番座席に座っていた「金貸しのマダム・ジゼル」は眠っているかのように見えたが・・・。

⑧ 「雲をつかむ死 (新訳版) エルキュール・ポアロ (クリスティー文庫) Kindle版(Death in the Cloud)」、アガサ・クリスティ(Agatha Christie) 著  ( 早川書房 クリスティー文庫 田中一江 訳) 。

ではまた!

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