「金時計」ポール・アルテ著
名探偵「オーウェン・バーンズ」シリーズ の第2弾
① 「日本先行発売」と帯にあったので読んでみました。作者の5年ぶりの新作のようですが、1991年と1911年と時をまたいでのモステリー。しかも、大好きな「雪の中の不可能な状況」という設定も出てきます。
② 1901年のロンドン、雨の中で「あるもの」がポケットからすべり落ちて跳ね返り、手を伸ばして拾(ひろ)い上げようとしている女性と、その様子を見ていたある家のある人物。彼らの間には何があったのか?
③ そして、1991年のパリ、ブロンド美人でデザイナーの「セリア・リヴェック」は屋敷の入り口近くで、愛想のよい老婦人の「クリスティーヌ・ティシエ」が近づいてくるのを感じていた・・・「あっ、クモの巣が・・・」。
④ 「金時計 (原題 : La Montre en or ) 」ポール・アルテ(Paul Halter)著 (行舟文化 平岡敦 訳)。
ではまた!