藤井聡太四冠 将棋タイトル戦 旬の話題 (11/19頃) (文中、敬称略)
[A] 2022(令和4)年初めのタイトル戦 話題の将棋 〜 ALSOK杯王将戦七番勝負
① みなさま既にご承知のとおり、またこのブログで先日お伝えしましたように、11月に入って将棋界は引き続き燃えておりまして、藤井聡太三冠(王位・叡王・棋聖)が史上最年少(19才)で竜王を奪取して四冠を達成し棋界を取り巻く環境は、さらにヒートアップしているところです。
② ところが、昨日11/19、さらにそれにドンドンと太鼓をたたくように盛り上げることが起こりました。『ALSOK杯王将戦』つまり『王将戦(現在タイトルの保持者は、渡辺明3冠-名人・王将・棋王)』へのタイトル対局挑戦権を獲得するための『挑戦者決定リーグ』というのが行われてきたのですが、そこで、近藤誠也七段を破って『挑戦権獲得』を決めてしまいました。
③ さらに言ってみれば、予定とはしては、まだリーグ戦はもう1局、つまり、最終戦もあったのでございます。(NHKで大河ドラマ『義経』のナレーターをやってらした白石加代子さん風でどうぞ)。
④ つまり、ずばり、来年2022年に藤井聡太四冠(竜王・王位・叡王・棋聖)が、またもや『史上最年少』という記録も一緒に背負って、渡辺明三冠(名人・王将・棋王)と対局して、もしタイトルダッシュすると「史上最年少五冠」を達成する、ということなのです。この対局は2日制で七番勝負ですので、先に4勝した方が、防衛か奪取かという状況です。今話題のワード『AI超え』や『神の手』が出るのでしょうね、きっと、たぶん、絶対、maybe。
⑤ それで、昨夜のマスコミ各社のニュースによりますと、七番勝負の第1局めは、来年(令和4、2022)年、1月9-10日に行われる予定(対局場として予定されているのは静岡県掛川市)だそうで、第2局目以降は、また追って決定されてもようです。(下記[B]の「スケジュール」に反映する予定です)。
⑥ そういうわけで、今までにない高いレベルの戦いの予感にまだ棋界もわきたっているところでございましょう。ゆえに、今までのように、午前・正午・午後と両対局者たちが注文する写真入り「食事、デザート、おやつ、飲み物」の方にも目が行き届きますかわからない状況で(藤井四冠の注文するおやつは話題でして・・・モゴモゴモゴ・・・)。
⑦ ちなみに、対する「渡辺明三冠(名人・王将・棋王)」は、タイトル通算獲得数(29、歴代4位、永世竜王・永世棋王の資格をも保持している。タイトル戦登場も39回)という、将棋界の頂点に君臨する、つまり、現棋界を代表するトップ棋士の1人です。さらなるドキドキが予想されます。
(おまけの情報) ここだけの話で恐縮ですが(今年2021年8月半ば頃でしたが、ツィッターなどによりますと)、1秒間に8,000万手読むAIのディープラーニング系SWこみでHWを自宅で購入(一説によると、『棋聖戦での当時七段の藤井棋士の58手目3一銀が話題』となっていたこともあったようでございます。奥さんのお話まで出てたような・・・うーん、ヤ・ハ・リ!!「AI超え」とか「神の手」対策でしょうか? )。ネットのニュースからでした。いずれにしましても、来年も楽しみでございます。
[B] 来年1月9日開始予定の「ALSOK杯王将戦 七番勝負」のスケジュール
⑩ 来年から始まる七番勝負スケジュールは下記のとおりです。
---- スケジュール(2日制の七番勝負、相手は渡辺明王将(三冠、名人、棋王のタイトルも保持) ----
(a)第1局令和4(2022)年1月9〜10日 (対局予定場所: 静岡県掛川市) (先手後手の決定は、おそらく『振り駒』でしょう)
(第2局以降は未定だそうですので、ブランクだけ記しておきます)
(b)第2局月 日〜 日 (場所: )
(c)第3局月 日〜 日 ()
(d)第4局月 日〜 日 ()・・・七番勝負ですので、先に4勝が必要ですから大注目になるかもしれません。
(e)第5局月 日〜 日 ()
(f)第6局月 日〜 日 ()
(g)第7局月 日〜 日 ()
(予定は変更になる可能性があります。『日本将棋連盟』のサイトでご確認ください)。
以上です。それでは!