「殺人七不思議 名探偵オーウェン・バーンズシリーズ」 ポール・アルテ著
[A] 「Kindle (含むUnlimited)」で読む 〜 名探偵「オーウェン・バーンズ」シリーズ
① 著者「ポール・アルテ(Paul Halter)」は、ここのブログの彼の本『第四の扉』の記事に書きましたが、本格ミステリー作家の1人です。とりわけ「ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)[またはカーター・ディクスン(Carter Dicson)名義]」の大ファンであることからそのような『不可思議な状況下での事件と謎解き』という作風となり、日本のミステリー・ランキングでも上位に入ることがしばしばあります。そういうこともあって近年日本でも非常に人気のある話題のフランスの新本格ミステリー作家です。
② 原題は「Les Sept Merveilles du crime(英語原題 : The Seven Wonders of Crime)」。
③ 本作は、『世界の七不思議』の状況を模倣した不可思議な状況下で起きる、一見不可能に見える事件に主人公の探偵「オーウェン・バーンズ」とその友人「アキレス・ストック」がその謎にせまります。
[B] ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております
⑦-1 [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております]
⑦-2 のどが渇いているなら何故『それ』を飲まなかった? 何故もう1人の女性はいなくなった? その矢はどこから来たのであろう? (天からか?) その嵐の海のそばで、そこにはなぜ光は届かなかった? 何故彼女は泣いてた? 高いところに登ったらふつう雷に注意するもんだろう? 上を見上げたら太陽の中に人影が見えた?(鉢?どういうこと?) 4本の線の一方の端(はし)を結んだ変な形の所までどうやって足跡もなく歩いたのだ? (危険だ!!) みんなでじっと目を凝らしていたんだ!! それなのに、ろうそくの数よりその場所がどうしてそいつにわかった? (ありえない・・・そんなこと・・・ありえない!!)
⑦-3 ウェデキンド警部はすぐにオーウェンのもとに駆けつけた。ロンドン警視庁に『あるもの』が届けられていたのだ。そしてそれには『驚くべきこと』が・・・。
⑦-4 2人の若き男たちが対立していた・・・。黒い服を着たその『会合』に参加した人々は誰? 『賽ではなく、コイン』が投げられた? 誰と誰が、その時走っていたのだ?!
[C] [ 主要登場人物 (採番は⑳〜)
[本書の舞台は、5月初めのひゃっとジメジメした夕方の『ロンドン』の『セント・ジェイムズ・スクウェア』にある、オーウェン・バーンズ氏の部屋で始まる・・・]
⑩-1 美術評論家であり、アマチュア探偵でもある「オーウェン・バーンズ」。
⑩-2 その友人で本書の語り手(いわゆる『ワトソン役』)「アキレス・ストック」。
⑩-3 (本作では)ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)の警部「ジョン・ウェデキンド」。
[D] [ 本作の登場人物 (採番は⑳〜)
⑳-1 灯台守の男「エイドリアン・マクスウェル」。
⑳-2 考古学者・古銭コイン学研究家「トーマス・ボウリング卿」。
⑳-3 その友人で、裕福な『製紙業』を営む実業家「ジョン・ブルック」。
⑳-4 その妻「ミラダ」。
⑳-5 その息子「ポール」。
⑳-6 ジョンの友人「アーサー・ドール」の娘「アメリー・ドール」。
⑳-7 開業医「パトリック・リンチ」。
⑳-8 その妻「マーガレット」。
⑳-9 才能ある若き画家で、今はジョン・ブルックの屋敷内で創作をしている「マイケル・デナム」。
⑳-10 退役軍人「ヘクター・ロードス少佐」。
⑳-11 独身女性「マリー・ドーモント」。
[D] 出版情報 (採番は㊿から)
⑤「殺人七不思議 名探偵オーウェン・バーンズシリーズ Kindle版 (原題 : Les Sept merveilles du crime 英語原題 : The Seven Wonders of Crime)」ポール・アルテ(Paul Halter)著 (行舟文化 平岡敦 訳)。
ではまた!