お知らせと概要のみです
「 魔女が笑う夜(別名 : わらう後家)」 カーター・ディクスン(ジョン・ディクスン・カー)
[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 HM卿(20) 海外本格ミステリー小説(古典)
① このコーナーでは、HM卿の長編版を順番でご紹介していますが、『魔女が笑う夜(別名 : わらう後家)』は、現在のところ(2022年9月20日現在)kindle版はありません。したがって後日と言うことになるかもしれませんが、現在はスキップして後に進みます。(記事としては、kindle版が出た時点で、あらたな記事を起こすことになります)。今のところは、この記事についてはインフォメーションだけということにしておきます。よろしくお願いします。
[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレなしのミニあらすじです。多少時間軸も変えて脚色しています。)
(本作の情報は少なく、少ししか書けませんでした)
②-1 イギリスの『ストーク・ドルイドの村』に招かれて訪れたH ・M卿。明るく快活な女性たちも多いところだったが、この村では不思議な、しかし、おそろしいことが続けて起きていた。多くの村人たちのポストに憎しみと悪意に満ちた『手紙』が入れられ、その人たちの人生をゆるがしかねないことが書かれ、ついには噂によってその多くの人たちの『心』を暗く支配しはじめたという。それで、その手紙の『差出人』は一体誰なのじゃ?・・・H・M卿の問いへの答えは美貌の未亡人らによれば、タイプライターで打たれたその手紙の差出人は『後家(ごけ)』だと言う。
②-2 そんなある夜、退役軍人ベイリー大佐の姪(めい)ジョーンの寝室。うとうと夢見心地・・・その時、小さな音がしたような気がして目をあけたジョーンの前に影1つ。『だっ、誰なの?そこにいるのは? おじさま? 落武者?』・・・動かず返事はないがベッド横のサイドテーブルの上のランプがかすかに照らす横顔は(まっ、魔女!?)・・・「きゃ〜〜!」
[ C ] 出版情報
③-1 本作の原題は「Night at the Mocking Widow(1950)」。ちなみに、mocking(mock)は「(人を)あざ笑う、あざける、ばかにする」などの意味。widowは「未亡人、寡婦(かふ)」などの意味です。
やや古い日本語訳の本の場合は、注文時にはご確認ください。
③-2-a kindle以外で出版されているのは、『魔女が笑う夜 1982/9/1 ハヤカハヤカワ文庫HM 斎藤数衛訳』 (新訳版が出ることもあるので、注文の際には書店やネットの出版社などご確認ください)
③-2-b kindle以外で出版されているのは、『笑う後家 1958/615 ハヤカワ・ポケット・ミステリ412 村崎敏郎訳』 (新訳版が出ることもあるので、注文の際には書店やネットの出版社などご確認ください)
[ D ] その他
④-1 ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、個性と魅力あふれるいろいろな主人公(探偵役)たちが登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」、弁護士パトリック・バトラー(Patrick Butler)などです。そして彼らの周りにはまたロマンティックな男女が「共演」します。
④-2 一方、別名義のカーター・ディクスン(Carter Dickson)で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)」ですが、こちらも人気の主人公です。
④-3 このブログでは、(ギディオン・フェル博士分が一通り済みまして)、現在H・M卿登場の長編版を順番でご紹介しています(kindle版がない場合は今回のように、基本的にskipして、のちにkindle版で出版された場合や、書店に新訳本がならんだりした場合には記事を起こすことになっています)。
(備忘録)フェル博士からの連番では43(HM卿だけで20)です。
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以上です
A済
続きは次回です!