まだkindle版がないので、簡単な紹介と「超みじかいあらすじ」などだけです
「弓弦城殺人事件 (The Bowstring Murders)」 ジョン・ディクスン・カー (1933)
[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 ノン・シリーズ(2) 海外本格ミステリー小説(古典)
1. 簡単な紹介と超みじかいあらすじ だけです
①-1 海外本格ミステリー小説のジョン・ディクスン・カー関連記事では、今回から「時代物(歴史物と以下略します)シリーズ」につづいて「(いわゆる分類上) ノン・シリーズとされているもの」の長編版を順番でご紹介する予定です。
①-2 当該「ノン・シリーズ」でkindle版(邦訳版)があったものでは、すでに1冊『皇帝のかぎ煙草入れ(The Emperor's Snuff-Box)』は記事にしております。また、もう1冊『火刑法廷(The Burning Court)』はただいま準備中で近日記事公開予定です。そこで・・・
(『火刑法廷(The Burning Court)』はただいま仕掛かり中で近日記事公開予定)
①-3 そこで「ノン・シリーズ」の中でkindleがないもの[現在のところ(2023年10月30日現在の邦文)kindle版(邦訳版)]について、(そのかわりに、ここでインフォメーションだけの記事としまして、後日kindle版が出た時点[しかも新訳版かもしれません]で、あらたな記事を起こすことになります)。「ノン・シリーズ」の一覧については、この記事の一番下に入れてあります(全部で7作です)
①-4 「ノン・シリーズ」の2作目は、順番どおり「2番」の「弓弦城殺人事件」です。湖畔(もしくは、海辺)の古いお城で起きる謎めいた連続殺人事件!
[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレなしのミニあらすじです。時系列を少し変え、内容も多少脚本しています)
(登場人物は下の「短いあらすじ」のもう1つ下にありますので、スクロールしてください!)
(OP1)(舞台は イングランド東部の荒れ果てた海岸に建つ古城 ボウストリング城)
(OP2)この、古城『ボウストリング(弓弦)城』は夜な夜な幽霊があらわれるという。この奇怪な城で起きる『密室殺人』が・・・それも1人、2人と・・・そして疑われたのは?
(OP3)ちなみに、この城を訪れる2人「テヤレイン教授」と「ジョージ・アンストラザー卿」は『赤後家の殺人(The Red Widow Murders ) 1935年 探偵役はH・M卿』にも登場。
(画像はPixabayから)
(画像は「いらすとや」さんから)
②-1 「海岸にのぞむ古城 ボウストリング城(弓弦城)」があったが、この城には夜な夜な『幽霊』が出るという「奇怪な うわさ」があった。
②-2 「何? 幽霊だと?」・・・う〜ん、そんな面白いものを見逃すわけにはいかん! というわけで、そこへある日2人がやってきた。「ジョージ・アンストラザー卿」と「マイクル・テヤレイン」である。2人はともに歴史が大好き! その2人・・・お城を見て「なんて、素晴らしいんだ! マイクル! 見たまえ、海の香りただよう幽玄さだね」・・・「ええっ! アンストラザー卿! ぜひ中を見せていただきましょう! 」
(画像はPixabayから)
(説明の語句はネットの情報などにより、私が入れました)
②-3 というわけで「たのもうぅぅ! ぜひ、御目通りを!(鬼役かっ! 柳生十兵衛かっ!)」。出てきた女中「ドリス・マンドオ」は怪訝(けげん)な顔をする。(えっ ジョージ・アンストラザー卿とマイクル・テヤレインが幽霊を見にきたので、当主がいらっしゃったら呼んできてほしい ですって?)・・・「今、お茶を淹れますから、ちょっとホール横の書斎でお待ちいただけますか? 当主に聞いてまいります!」・・・(あっ、お嬢さん、ハンカチを落としま・・・マイクル、はようワシを止めてくれ! あの娘、妊娠しとるようじゃ!)
(画像はPixabayから)
②-4 2人は待つ間、天井などを見る・・・「さすが、15世紀から崩壊もせず、かといって修復もされずに、しかし立派な姿で残る数少ない城の1つと言われるだけあるなマイクル、・・・フムフム」、「本当に遠くから来た甲斐がありましたね、アンストラザー卿。確かに(今も)このブロックの向こうには誰かが・・・」
(画像は「いらすとや」さんから)
(画像は「いらすとや」さんから)
②-5 そこへ・・・当主「レイル卿 (Lord Rayle)」が入ってきた・・・「うほんっ! 初めまして私が当主の、・・・そして後ろに控えているのが我が娘のパトリシア(Patricia Rayle)がです。せっかく遠くからこられたのだ、上に部屋がありますので・・・夕食までごゆっくりと・・・これ、パトリシア、あいさつを! それではごゆるりと!」・・・レイル卿は消え、そこへさきほどの女中ドリスと一緒に美女が現れて・・・一通りのあいさつの後、「あ、あの〜、ここの噂はご存じですよね? ドリス、後でお二人をお部屋にお連れした後、夕食前に『甲冑室』も見ていただきなさい。では!」・・・ドリスは急に暗くなった・・・(『甲冑室』?)
(画像は「いらすとや」さんから)
(当主「レイル卿???!)
(画像はPixabayから)
②-6 夕食前に『甲冑室(かっちゅうしつ)』を見た2人「アンストラザー卿」と「マイクル」は夕食後もう1度そこへ入って『その薄暗さ』にさらに興奮! 外の海は夜の闇の中で静かに音をたている。 「ややっ これは動きだしたりせんかのぅ・・・ガチャガチャ・・・」その時! 何かが動いた! 少し薄暗いその部屋で、弓の弦(つる)を引きしぼったような音が!!
(広告)
ZSHJGJR 30/35/40ポンド アーチェリー リカーブボウ 弓矢セット 初心者 弓道 弓 弓矢 アーチェリーセット 矢と矢筒を付き 練習矢 弓矢 狩猟 伸縮でき矢筒 グラスファイバー矢 ブラック ブルー
[C] 主な登場人物
(カタカナの名前などについては翻訳版とはちがい、多少あやふやです)
(i) 弓弦城のひとたち
(1) 弓弦城の当主 : 「ヘンリイ・スタイン」 こと レイル卿 (Lord Rayle)
(2) その妻 : アイァリーン
(3) その息子 : フランシス
(4) その娘 : パトリシア(Patricia)
(5) レイル卿の秘書 : ブルース・マシイ
(6) 女中 : ドリス・マンドオ
(80) 真犯人 : ?
(ii) 城を訪れた 2人
(10) 『英国博物館』長で、歴史マニア : ジョージ・アンストラザー卿
(11) その友人で英文学専攻 : マイクル・テヤレイン教授
(iii) 捜査の関係者
(20) (本作の探偵役) 著名な犯罪学者 : ジョン・ゴーント博士(alcoholic detective John Gaunt)
(21)担当警部 : ?
(wikiなどによる)
[ D ] 出版情報
(kindle以外)
⑦-1「弓弦城殺人事件(The Bowstring Murders) ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 加島祥造訳 早川文庫(ハヤカワ・ミステリ文庫 6-1) 早川書房
(広告)
弓弦城殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-1) 文庫 – 1976/6/1
参考 ノン・シリーズの長編シリーズ (★印はkindleありで記事も済み)
(1) (☆仮) 毒のたわむれ(Poison in Jest ) 1932
(2) (☆仮 本記事) 弓弦城殺人事件(The Bowstring Murders) 1933
(3) (⚠️記事は仕掛かり中) 火刑法廷(The Burning Court) 1937
(4) 第三の銃弾(The Third Bullet) 1937
(5) ㊗️記事済み 皇帝のかぎ煙草入れ(The Emperor's Snuff-Box) 1942
(6) 九つの答(The Nine Wrong Answers ) 1952
(7) バトラー弁護に立つ(Patrick Butler for the Defence) 1956
(以上です、wikiなどによる)
[ E ] その他
本記事は、一番最初に書いたように「kindle版」がまだ出版されていないための、仮記事です(このブログの海外ミステリー小説のレビュー記事のようなものは、基本的に「kindle版」で読むという感じで書いております。その理由のいくつかは(「文字サイズをかなり拡大縮小できる」、「近くの書店さんに買いにいかなくてもいい」、「本棚に収納する手間とスペースを効率化できる」)などです。
以上です
続きは次回です!