まだkindle版がないので、簡単な紹介と「超みじかいあらすじ」などだけです
「九つの答(The Nine Wrong Answers)」 ジョン・ディクスン・カー (1952)
[A] kindle(含Unlimited)版がまだない 〜 ノン・シリーズ(6) 海外本格ミステリー小説(古典)
1. 簡単な紹介と超みじかいあらすじ だけです
①-1 海外本格ミステリー小説のジョン・ディクスン・カー関連記事では、今回から「時代物(歴史物と以下略します)シリーズ」につづいて「(いわゆる分類上) ノン・シリーズとされているもの」の長編版を順番でご紹介する予定です。
①-2 当該「ノン・シリーズ」でkindle版(邦訳版)があったものでは、すでに1冊『皇帝のかぎ煙草入れ(The Emperor's Snuff-Box)』は記事にしております。また、もう1冊『火刑法廷(The Burning Court)』はただいま準備中で近日記事公開予定です。そこで・・・
(『火刑法廷(The Burning Court)』はただいま仕掛かり中で近日記事公開予定)
①-3 そこで「ノン・シリーズ」の中でkindleがないもの[現在のところ(2023年10月30日現在の邦文)kindle版(邦訳版)]について、(そのかわりに、ここでインフォメーションだけの記事としまして、後日kindle版が出た時点[しかも新訳版かもしれません]で、あらたな記事を起こすことになります)。「ノン・シリーズ」の一覧については、この記事の一番下に入れてあります(全部で7作です)
①-4 「ノン・シリーズ」の3作目は『火刑法廷(The Burning Court)』で仕掛かり中、5番目の『皇帝のかぎ煙草入れ(The Emperor's Snuff-Box)』は既に記事になっているので、1つ飛ばして次の順番「6番」の「九つの答」です。
[ B ] どんな感じの小説? (ネタバレなしのミニあらすじです。時系列を少し変え、内容も多少脚本しています)
(登場人物は下の「短いあらすじ」のもう1つ下にありますので、スクロールしてください!)
(OP1)(舞台は NYからロンドンへと移りゆきます)
(OP2) 成り行きで決まった主人公の故郷ロンドンへの旅・・・という時、1人目の被害者がでる。死因は毒殺・・・。
(OP3) ストーリーはすごく「込み入って」いる・・・らしい。探偵役は誰なのでしょう? ビルかな? ジョイかな? それともラリーかな? 原題は「The Nine Wrong Answers」。
(画像は「いらすとや」さんから)
②-1 NY市の弁護士事務所の待合室に座っていた、財政的に困っているロンドン生まれのイギリス人「ビル・ドーソン(Bill Dawson)」は、隣の部屋にいる人たちの会話をふと耳にする。
②-2 どうやら、弁護士「アンバレー」に相談に来ているのは、若い男「ラリー・ハースト(Larry Hurst)」とそのガールフレンド「ジョイ・テナント(Joy Tennant)」らしい。だが、やがて話の内容がすごいことになってくるのを知ってしまう。なんでも弁護士が言うには、「ロンドンに住むラリーの伯父の大富豪 ゲイ・ハースト(Gaylord Hurst)」に少なくとも1週間に一度は会いに行け!・・・相続のために」と。(さらに耳をダンボにして聞きながら)ビルは思った「なんて、うらやましい話なんだ! こっちは・・・とほほ)」。ガールフレンドの「ジョイ」も弁護士と一緒になってラリーを必死に説得・・・だが、ラリーは何故か渋ってる。(どういうこった?)
(隣室から聞こえる会話で想像する・・・弁護士「アンバレー」、若い男「ラリー・ハースト」とガールフレンド「ジョイ・テナント」のイメージ図???)
②-3 だが、人生はどう転ぶかわからない。隣室で聞き耳立ててた「ビル・ドーソン」の存在に気づいた「ラリー」。腹を立てながらも1つのアイデアを思いつく。「そうだ、あんた! ビル! ボクの代わりにロンドンに行ってくれないか? 礼はたっぷりと払うから!」・・・(ついに巡ってきた幸運・・・6ヶ月我慢すれば1万ドル!)
②-4 (しばらく悩むふりをして・・・)「やります! やりますとも! 私に行かせてください!」 旅の支度(したく)は楽しかった。今はNY市に住むビルの故郷はロンドンなのだ!
②-5 飛行機に乗りさえすれば、あっという間にビル(ドーソン)はロンドンに到着する・・・と思われたが、そこへ電話! 「えっ? なんですって? あの人が?・・・殺されたですって?!」・・・そして何だか外が騒がしい・・・? 「え〜〜〜〜っ?!」
(画像は「いらすとや」さんから)
[C] 主な登場人物
(カタカナの名前などについては翻訳版とはちがい、多少あやふやです)
(画像は「いらすとや」さんから)
(i) 関係者 NY
(1) ロンドン出身でNYに住む男 : ビル・ドーソン( Bill Dawson is an Englishman in New York)
(2) ラリーにロンドン行きを勧める、弁護士 : アンバレー
(3) 若い男 : ラリー・ハースト(Larry Hurst)
(4) ラリーの恋人 : ジョイ・テナント(Joy Tennant )
(ii) 関係者 ロンドン
(10) ロンドンに住む、ラリーの伯父で大富豪(Hurst's uncle) : ゲイ・ハースト(Gaylord Hurst)
(画像はPixabayから)
(80) 真犯人 : ?
(iii) 捜査の関係者
(20) 本作の探偵役 : ?
(21) 現場担当警部 : ?
(wikiなどによる)
[ D ] 出版情報
(kindle以外)
⑦-1 「九つの答(The Nine Wrong Answers) 」ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr) 青木雄造訳、(ハヤカワ・ミステリ文庫 394 新書 1981年 早川書房。
参考 ノン・シリーズの長編シリーズ (★印はkindleありで記事も済み)
(1) 🎉(☆仮) 毒のたわむれ(Poison in Jest ) 1932
(2) 🎉(☆仮) 弓弦城殺人事件(The Bowstring Murders) 1933
(3) (⚠️記事は仕掛かり中) 火刑法廷(The Burning Court) 1937
(4) 🎉(☆仮) 第三の銃弾(The Third Bullet) 1937
(5) ㊗️記事済み 皇帝のかぎ煙草入れ(The Emperor's Snuff-Box) 1942
(6) (☆仮 本記事) 九つの答(The Nine Wrong Answers ) 1952
(7) バトラー弁護に立つ(Patrick Butler for the Defence) 1956
(以上です、wikiなどによる)
[ E ] その他
本記事は、一番最初に書いたように「kindle版」がまだ出版されていないための、仮記事です(このブログの海外ミステリー小説のレビュー記事のようなものは、基本的に「kindle版」で読むという感じで書いております。その理由のいくつかは(「文字サイズをかなり拡大縮小できる」、「近くの書店さんに買いにいかなくてもいい」、「本棚に収納する手間とスペースを効率化できる」)などです。
以上です
続きは次回です!