コントロールバーの各「ボタン」の機能
[A] 「メインウインドウ」の[コントロールバー]に多くあるボタン(アイコン)の存在
YouTube動画タイトル : カウントイン、メトロノーム、マスター音源スライダ ボタンの働き(4) ~「Logic Pro X」で楽曲制作 (31)
② Logic Pro Xのメニュー画面の領域のうち、[コントロールバー]のところには、Logic で使ういろいろなボタンが配置されています。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/E74BCBD0-55AA-446B-9761-DF3A15C6CF1C_1_201_a-300x150.jpeg)
③ このボタンは、LCDの中の「コントロールバーとディスプレイをカスタマイズする」を使って、表示/非表示できる。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/94D609A6-6B04-440D-B516-2B54499F4B69_1_201_a-1-300x150.jpeg)
④ そういうことで、Logic Pro Xには、いろいろなボタンやアイコンがあって、とってもややこしいですよね。
⑤ しかし、だからこそ、それはLogic のより複雑な「機能」へと簡単につながるように出来ているとも言えます。よく使うであろう機能を少しずつ学んでいきつつあるのです。
⑥ この動画が、皆様の操作の何かのヒントになればうれしいです。
[A] 「カウントイン、メトロノーム、マスター音源スライダ」の3つのボタン
⑦ 今回はその4回目、画面の右半分でLCDの右側の位置するのは、「カウントイン、メトロノーム、マスター音源スライダ」の3つのボタンです。これらは、基本的にトラックでの録音時に使います。
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[B] 「カウントイン」ボタン
⑧ まずは、「カウントイン」ボタンです。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/E26AF0C7-B76E-494A-983E-EC441FF2FC5E_4_5005_c.jpeg)
⑨ Logic Proには「メトロノーム」が内蔵されています。テンポをきざみます。録音中と再生時のいつでも、そのオンオフを切り替えられるようになっています。オンオフを切り替えるには、「メトロノーム」ボタンを押します。
⑩ 「カウントイン」ボタンは、基本的にトラックでの録音時に使い、急な演奏などの開始では他のトラックと合いにくいので、下の画像のように、その間合いとしていくつかの小節数としての時間を、例えば1小節分だけというように設定できます。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/3A8C6642-197A-4A3C-A9D9-46014A0AA20D_1_201_a.jpeg)
⑪ さらに、その下の「x/4」と表記されているところでは、カウントインの拍子を設定できます。この設定は特に、「カウントインが、小節をまたぐ時」に便利です。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/327C484D-CA8F-43CE-A009-656E36028AA7_1_201_a.jpeg)
[B] 「メトロノーム」ボタン
⑫ つづいて、「メトロノーム」ボタンです。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/5D6ABEE3-D1AF-4003-921E-CFCF86C03380_4_5005_c.jpeg)
⑬ さきほど、「カウントイン」ボタンのところでも話しましたが、Logic Proには「メトロノーム」が内蔵されていて、テンポをきざめるので、録音中と再生時のいつでも、そのオンオフを切り替えられるようになっていて、そのオンオフを切り替えるためにこの「メトロノーム」ボタンを使います。
⑭ そして、ボタンを右クリック(または長押し)することによって「メトロノーム」のポップアップメニューを呼び出せます。それぞれについての説明です。
⑮-1 このポップアップメニューの、(a) [シンプルモード]は、メトロノームを「オン」にした時のみにクリック音が鳴るが、これを選択すると他の選択肢は選べなくなるモードです。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/D6905E9B-AC30-4B6C-97D3-1A9274988B5A_4_5005_c-1.jpeg)
⑮-2 (b) [録音時にクリックを使用]は、 メトロノームの「オン/オフ」に関わらず録音と中に鳴るようにします。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/0434031D-35E3-48CA-9E19-2A8DA1CDD452_4_5005_c-1.jpeg)
⑮-3 (c) [録音時にクリックを使用]を選択した上で[…カウントインのときのみ使用]を選ぶと、メトロノームの「オン/オフ」に関わらず「録音開始前」に鳴るような設定になります。[録音時にクリックを使用]を選択しておくのが前提になっています。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/7CDB1306-95E9-4C1E-A96C-BDC4382324A1_4_5005_c-1.jpeg)
⑮-4 さらに、(d) [メトロノームプロジェクト設定]を選択すると、さらにポップアップメニューが出て[メトロノームの詳細設定画面]が表示されます(2枚目の画像が表示されます)。ちなみに、ここの設定画面では、「MIDIクリック」、「Klopfgeist(オーディオクリック、バーチャルメトロノーム音源)」などについてのより細かい設定が含まれています。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/6FB07BE1-98E8-4E05-9C25-42D3824C9B91_4_5005_c.jpeg)
⑮-4-2 ちなみに、この[(仮に画面の名前をつけるとしたら)メトロノームの詳細設定画面]では、「MIDIクリック」、「Klopfgeist(オーディオクリック、バーチャルメトロノーム音源)」などについてのより細かい設定が含まれています。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/24585141-A48F-43B1-B25D-3E64DCBF3569_1_201_a.jpeg)
⑮-5 最後に、(e) [再生時にクリックを使用する]は、このままですが、コントロールバーの「メトロノーム」ボタンをクリックするのと同じことです。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/E8FB4323-E75D-4550-9AE6-9CC2A4211ED4_4_5005_c-1.jpeg)
[C] 「マスター音量」スライダー
⑯ 最後は「マスター音量」スライダです。
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/C5FA6DE9-05FE-4DC7-BB48-80B7B57ED392_4_5005_c.jpeg)
⑰-1 「プロジェクトの全体的な再生音量という観点からみれば、(a)コントロールバーの「マスター音量」スライダ、(b)トラック領域の「出力」トラック、(c) ミキサーの「マスター・チャンネル・ストリップ」を使用して、(外部MIDIチャンネルストリップの再生音量を除いて)、制御できます。
⑰-2 これら3つは互いに関連しているので、どれかを変更すれば同時に他のも変わります。
⑰-3 くりかえせば、「全体の音量を調整」したいなら、次のいずれかをすれば良いです。(a) この「マスター音量」スライダを左右に動かす、(b) トラック領域で、「出力」トラックのヘッダにある音量スライダをドラッグして動かす、(c) ミキサーで、マスターフェーダーを上下にドラッグして動かす。
⑰-4 そして、この「マスター音源スライダ」は、このスライダを左右にドラッグすることによって「プロジェクトの全体的再生音量」をコントロールすることができます。「Option」キーを押しながらクリックすると、音量の[中立値=0 dbゲイン]に瞬時に戻すことができます。
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![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/CD7C07A6-26D3-49DD-9171-0B303903393C_4_5005_c.jpeg)
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/4E03702F-FC75-40F9-9446-CF3A99360541_4_5005_c.jpeg)
⑰-5 実際に動かしてみますと、左から[音量がより小さめ、-17.0 db]、[中立値=0 dbゲイン]、[音量値がやや大きめ、+3.7 db]となっています。「中立値」であっても真ん中の画像のように、スライダのちょうど真ん中に位置しているのではなく、少し右へ寄ってます。意外です。
[D] いろいろな場所にある「音量」のスライダー
⑱ ちなみに、余談ですが、音量が関係するところで[スライダ類]としてよく見るのは、(a) トラックヘッダの「音量フェーダー」、(b) インスペクターの下段にある「音量フェーダー」、(c) ミキサーボタンで表示されるチャンネルスリップの下段にある「音量フェーダー」などです(以下の3画像)。
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![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/5401DF5D-5ABF-4EDB-9F11-7676481D278D_4_5005_c-1-222x600.jpeg)
![](https://gsbyjt-lottalove.com/wp-content/uploads/2020/10/A7C8FA30-CB46-4B5A-B8E3-AA004BFF520A_4_5005_c-1-205x600.jpeg)
以上です。