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広告 reading(読書) ジョン・ディクスン・カー 海外本格ミステリー(古典) 評伝

奇蹟を解く男  ダグラス・G・グリーン著  海外本格ミステリー小説(古典)

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ジョン・ディクスン・カーについての重厚な内容評伝の1作

暖炉の前の密室で、ゆっくりと読むのに向いてる?

[A] かんたんな紹介 

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ジョン・ディクスン・カー―「奇蹟を解く男」 単行本 – 1996/11/1

①-1 海外本格ミステリー小説のジョン・ディクスン・カー関連記事では、kindleがある本を個別のレヴュー記事を書いたりしていますが、今回は『カーの評伝』というような、つまり彼の小説のかんたんな説明もあり、個人的なことはもっとたくさんあるという本のご紹介です。

  1. 概略

①-2 近年欧米では古典の著名な『ミステリ作家たち』の新しい評伝が話題だそうですが、その作家の生涯の年代がいつかによっては実際に調べるのは大変でありましょう。でも本書は、本人、家族・・・などと詳細にわたって記(しる)されているのです。特に奥さんのお話はよく出てきます。

①-3 そういう意味で、すごく大変だっただろうなと推察できる分厚さの、本書『ジョン・ディクスン・カー <奇蹟を解く男> (John Dickson Carr : The Man Who Explained Miracles) ダグラス・G・グリーン(Douglas G. Greene) 著』は、原作の出版が1995年、邦訳での出版が翌1996年ですが、今でもこれは有名な1作となっています。訳者は「森英俊、西村真裕美、高田朔」の各氏で、出版は国書刊行会。

①-4a なお、中心となっている訳者「森英俊」さんは、その欧米ミステリ関係者などに既に名を知られていたこともあって、著者のダグラス・G・グリーン氏と個人的な交流もあったと言われています。

①-4b 本の帯の裏面側(裏の帯コピー)のコメントは、ミステリー作家でもある『山口雅也(やまぐち・まさや)』氏が書かれています。 

(wikiなどのネットの情報による)

  2. ダグラス・G・グリーン (Douglas G. Greene)とは?

①-5 「ダグラス・G・グリーン (以下、グリーンと略)」氏は、1944年(牧師さんの息子として)生まれ。主として英国の歴史を専門としていた「オールドドミニオン大学(Old Dominion University)」の名誉教授、そして、作品集の編纂やら膨大なコレクションやら『ミステリ専門の出版社  Crippen & Landru 』の共同所有者兼編集者として創立(下記、注をご覧ください)というお人であります。

(注) ちなみに、ネットで検索すると 『ミステリ専門の出版社  Crippen & Landru 』社は今も現存しているらしく、サイトには、いろいろなミステリー作家の表紙が飾られている。そのサイトはこちら。

こちら→ https://crippen-and-landru.myshopify.com

①-6 そういう経歴を持ちミステリーへの深い愛着を持つグリーンが、遺族や関係者、出版関係者への大変多くのインタビュー、さらに、手紙や契約書などの本人のサインがある紙面などに目を通して書き上げた評伝が本作だそうです。

( 誰のって?)

①-7 不可能犯罪とロマンティックなストーリーで、密室殺人ものの巨匠とも言われる「ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)、出版上の他の名前は省略します」氏とその家族や仲間たち、出版関係、他のミステリー作家との交流などである。ほとんど彼らの『別の顔』、つまり私生活みたいなところにも焦点があたっいて、後半は(有名な作品も含めての)個別な書き入れもいくつかある(『火刑法廷』のラストについてとか・・・ただし、ねたばれとは言えなくても核心に触れていることもあるので、その作品を読んだ後がいいと思います)。

(『白い僧院の殺人(The White Priory Murders)』のイメージ?)

(画像はPixabayから)

①-8 読むのに最大の『難関(ハードル?)』は、「その分厚さと重さ(えへへ!)」と「どこに書いてあるか探すのが大変」・・・などの点にあって長〜い目で読む必要があり、か弱い女性どころか筋トレ男女でも読み出すと数時間で放り投げだしたくなる重さであろう。私自身は数分でギブアップ!  (「あかずの間」に置いててやるぅ!・・・ドアには・・・あの仕掛けをして・・・暖炉の前の絨毯には水を・・・壁には虎の首を・・・床にはロープで描いた人の形を・・・?」)

  3. みじかい感想は?

①-9 読み上げるには大変でも、役立つ情報は多岐(たき)にわたり個人的に楽しいのは、巻頭に出てる色んな写真がいいとか(クラリス夫人の写真もいっぱい!)、ちょっとした小話を、ページを飛ばしながら読むと知らなかったことが・・・いっぱい!書いてある。

①-10 カーは、奥さんの「クラリス」のいれてくれたポットのコーヒーを友達に、屋根裏部屋で夜中8時間くらいこもって、書いていた・・・などというのが面白い。(やっぱり・・・・閉じこもるんだわさ! )と納得。ちなみに、アンソニー・ホロヴィッツ氏は「(どの作品だったか忘れたけど後書きで、構想含めて?) 8ヶ月かけて書く」と書いてたような気がする・・・(不確かな情報ですみません)

①-11 いくら次から次へとアイデアが頭の中に浮かんでくるといっても、それはそれ、カーでも苦しむ時もあったらしい。なにせ(ひねりにひねった、あぜんとする!  ありえな〜い! )トリックが必要だし、最後の名探偵役の謎の解明を聞いて「う〜ん、まいった!」と言わせてから眠らせる必要があるのだし、それもまたとびきり面白いストーリーとスリルとサスペンス、男女のロマンス・・・意外な犯人と戦う捜査陣と主人公たちのきわだつキャラ特性。(今なら、ネットで検索するのはとても簡単なことでも、1つ1つ調べて、タイプライターか手書きで多作もしくは毎年1作・・・と継続して書いていくのは、ちょっとむずかしいかも。

①-12 「アガサ・クリスティー(Agatha Christie)」が著作中、机の前の角に原稿用紙が山のように積み上げられている写真を見たことがあるけど、途中で「え〜と、こことあそこを入れ替えて・・・」ってどうするのかな? と思いました。私なら、カバンの中に原稿を放り込んで旅に出ていきますわ!という女性がいても不思議ではないような気がします。そういうようにカーだけでなくEQやアガサにも想像の輪がひろがっていくような感じの作品です。

①-13 もちろん仕事が忙しいとなると本が売れれば売れるほど、私生活はどうなんだろう・・・ということも当然あって、本書にはそういうことも書かれているらしい。『いろいろ』あった?(そこの部分はまだ読んでいないけとれど)。

[ B ] 本書の主な構成(抜粋です)    表現も簡略化しています

   序文
    第3章 パリと・・・バンコラン

(一言コメント・・・パリの情景と夜のバンコラン・・・というデビュー作『夜歩く(It Walks by Night  1930)』が衝撃的でした)

    第4章 幕間  カーと探偵小説
    第5章     英国とH ・M卿の登場
    第6章     フェル博士と・・・H ・M卿の・・・

(一言コメント・・・2大名探偵役主人公・・・どっちのファンかは分かれるところ)

    第10章     大戦とラジオ・ミステリー

(一言コメント・・・第二次大戦のラジオ放送で、英文版はYouTubeにあります)

    第16章    ロンドンへの帰還
    付録3    『火刑法廷』の第3の・・・

(一言コメント・・・今でも大変な人気作・・・驚きのエピローグ?)

             訳者あとがき    
             ジョン・ディクスン・カーの書誌 
             原注
             索引

(一言コメント・・・すごい量)

(以上)

[ D ] 出版情報

(kindle以外)

⑦-1 「ジョン・ディクスン・カー <奇蹟を解く男> (John Dickson Carr : The Man Who Explained Miracles) 」 ダグラス・G・グリーン(Douglas G. Greene) 著、森英俊、西村真裕美、高田朔 共訳1996年11月 国書刊行会。

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ジョン・ディクスン・カー―「奇蹟を解く男」 単行本 – 1996/11/1

[ E ] その他

本記事は、一番最初に書いたように「kindle版」がまだ出版されていないための、仮記事です(このブログの海外ミステリー小説のレビュー記事のようなものは、基本的に「kindle版」で読むという感じで書いております。その理由のいくつかは(「文字サイズをかなり拡大縮小できる」、「近くの書店さんに買いにいかなくてもいい」、「本棚に収納する手間とスペースを効率化できる」)などです。

以上です

続きは次回です!

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