スポンサーリンク

広告 Logic Pro X YouTube コード進行

実践 コード進行 (12) Logicで楽曲制作 47

スポンサーリンク

和音の響き  〜 副和音

[A] コード(和音)の基礎

YouTube動画タイトル :  「 実践 コード進行 ( Logic) 140 」

(2)動画のBGMは、Logic Pro Xでの音源での和音のところ以外は、SoundCloudへすでにアップしてYouTube動画にもしている曲「JC41 」を MP3で使用しています。「YouTube オーディオ ライブラリー」は今回使用していません。

[B]  コード進行   〜   副和音の概略

① 前回は、基本的なコード進行の中の一番基本となる[I→IV、I→V]をやってみました。

② このコード進行のもとになっているのは、主要3和音(『3コード』)、つまり、『トニック・コード(T)』、『ドミナント・コード(D)』、『サブドミナント・コード(S)』という「3和音」でした。その際、「4和音」や「シックス・コード」などは省略してきました。また、Cメジャーの音階を前提としています。

③ 今回は『副和音』です。それは、その「主要3和音」のトニック、サブドミナント、ドミナントのいずれかのコードと響きが近いゆえに、似た機能を持っているので『主要和音の代わり』として使える和音のことを言います。

[C]  副和音の内容

④ 音階上にできる7つのダイアトニック・コードのうち、トニック(I)、ドミナント(V)、サブドミナント(IV)を除いた4つのコードを『副和音』といいます。

⑤ それらは和音記号とCメジャー上のコードで表せば、[ II   III   VIがマイナー・コード ]で、[VII がディミニッシュ・コード(マイナー・フラット・ファイブ・コード)]とされていますので、[ IIm  Dm] 、[IIIm   Em]、[VIm   Am]と[VIIm♭5    Bm♭5]となります。

⑥ それでは、『副和音』の4つのコードについて、それらを1つずつ見ていくことにします。

[Dの1]  トニック(I)の代理をする「III」

⑦-1 IIIはIと似たコードで、トニックの代理として使えます。

⑦-2 どういうことかと言うと、「Cメジャー(ハ長調)」で見れば、「 Iの C(ド、ミ、ソ)」と「IIIm  Em (ミ、ソ、シ) 」は(「ミ」、「ソ」)という2つの共通音を持つから近い範疇(はんちゅう)と言えます。

[Dの2]  トニック(I)の代理をする「VI」

⑧-1 もう1つトニック(I)の代理をするものがあって、それは、VIです。

⑧-2 同じく「Cメジャー(ハ長調)」で見れば、「 Iの C(ド、ミ、ソ)」と「VIm  Am (ラ、ド、ミ) 」は(「ド」、「ミ」)という2つの共通音を持つから、近い範疇(はんちゅう)と言えます。

[E]  サブドミナント(IV)の代理をする「II」

⑨-1 IIはIVと似たコードで、サブドミナントの代理として使えます。

⑨-2 「Cメジャー(ハ長調)」上の「 IVの F(ファ、ラ、ド)」と「IImの  Dm (レ、ファ、ラ) 」は(「ファ」、「ラ」)という2つの共通音を持つから、近い範疇(はんちゅう)と言えます。

[F]  ドミナント(V)の代理をする「VII」

⑩-1 VIIはVと似たコードで、ドミナントの代理として使えます。

⑩-2 同じく「Cメジャー(ハ長調)」で見れば、「 Vの G7(ソ、シ、レ、ファ)」と「VIIm♭5   Bm♭5 (シ、レ、ファ) 」は(ルートの「ソ」をのぞいた)形という3つの共通音を持つ、というより、ほぼ同じなので近い範疇(はんちゅう)と言えます。

[G]  まとめ

⑪-1 まとめますと、

⑪-2 [トニックの代理]としては、「 Iの C(ド、ミ、ソ)」→「IIIm  Em (ミ、ソ、シ) 」もしくは「VIm  Am (ラ、ド、ミ) 」です。

⑪-3 [サブドミナントの代理]としては、「 IVの F(ファ、ラ、ド)」→「IImの  Dm (レ、ファ、ラ) 」は(「ファ」、「ラ」)です

⑪-4 [ドミナントの代理]としては、「 Vの G7(ソ、シ、レ、ファ)」→「VIIm♭5   Bm♭5 (シ、レ、ファ) 」となります。

⑪-5 それらを、前述の一覧表に書き加えますと、下記のようになりました。

今回は以上です。では!  

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-Logic Pro X, YouTube, コード進行