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reading(読書) ジョン・ディクスン・カー 海外本格ミステリー(古典)

死が二人をわかつまで ジョン・ディクスン・カー著 フェル博士(15) 海外本格ミステリー小説(古典)

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「死が二人をわかつまで」〜 ジョン・ディクスン・カー著  フェル博士(15)

[A] 「Kindle (含むUnlimited)」で読むJDC 〜 超ミニあらすじ〜多少、文章は時間軸も含めアレンジしております  フェル博士(15)

(本作の舞台)「死が二人をわかつまで」 〜 フェル博士(15) : [本作の舞台は、アッシュ邸とハーヴェイ・ギルマン卿 が夏の間住むことになったギャロウズ・レーンのポープ大佐の別荘周辺などです

①-1 その朝、まだ自宅のソファで夢見心地だった劇作家「リチャード(ディック)・マーカム」は、鳴っている電話に目を覚ました。その声がささやくように言う『すぐに来てもらいたい』。時刻は今え〜と朝の5時過ぎ。リチャード走ったり歩いたりしながら近づいていく。ハーヴェィ・ギルマン卿の別荘の家の光がまだ遠くだが確認できた。東からはディックの女友達「シンシア・ドルー 」が朝日をあびながら散歩。 その時、彼女の横を誰かが通りぬけ道を越えていったという。ふと気がつくと、誰かが左手の(つまり、ハーヴェィ・ギルマン卿の別荘とは道を隔てた反対側の)石塀に隠れているらしくライフルの先が見える。「うん?」と思っていると銃弾の音。思わず向かいの卿の別荘の方に目をやると、窓ガラスにライフルによる銃跡の穴が。(バ、バカな!) 

ハーヴェィ・ギルマン卿の家のシーン(イメージ図)

①-2 その日の午後、アッシュ邸の庭園には嵐が近づいていた。そこはガーデン・パーティ会場だったが、屋台も閑散。と思ったら、そこへ彼女がやってきた。空はすっかり曇ってきた。事務弁護士の「ホーラス・プライス少佐」はここぞとばかり『射的場のテント』へとディックと「レスリー・グラント」を誘う。レスリーはいやがったが、プライス少佐は強引に。強風も吹いてきた・・・。レスリーは占い師のテントに行くと言う。雨粒も落ちてきた。

①-3 空は暗くなりテント内の灯りのせいで、がげ絵芝居のように2人の影を映し出していた。ディックは思った( 2人はどんな話をしているのだろう? )。今度は稲妻が光った。(えっ?) その時みんなは見たのだった。指を突き出す男とレスリーの影。そして、彼女が飛び出してきた。嵐の予感にプライス少佐は村中から借りてきたたくさんのライフルをまとめてテントも片付けだした。ディックは心配のあまり我を忘れて、『射的場のライフル』を彼女に手渡して占いのテントに入っていく。

①-4 ディックは占い師の格好をしている「ハーヴェイ・ギルマン卿 」と話しているうちにやりきれなく感じた。その時、彼はテーブルのうしろの椅子から立ち上がって・・・、それから信じられないような光景が展開された・・・というのは・・・

①-5 雷の合間に、ライフルの音が鳴ったからだ! 振り返ればテントに小さい弾丸の穴が・・・(なんだと!?)・・・大きな男の影はゆっくりと倒れていった・・・(ど、どういうこと?) ・・・外でレスリーの声がする・・・『ど、どうしま・・・だって彼がライフルを・・・それから・・・どうしましょう?』。プライス少佐はライフルの束をかかえたまま固まっていた(動く標的じゃないって!! 大変!! 事故だ!!)。本当の閃光が走ったのだった。銃弾は大きな男の心臓めがけて飛んでいった。

①-6 それから、ドクター・ミドルワースがテントの中にとびこんだ。そこへ銀行の支店長「ウィリアム(ビル)・アーンショー」もやってきた。(自分の運命を占うのは難しいものだな)。

①-7 その犯罪学の権威は言う、『3件の事件』についての、裕福な夫と妻の話。そして、われわれは見たのだ、その女性の顔を。その男はさらにもう1人の男に言った。『きみは彼女をどう思っているんだ?』。やがてもう1人の男は強いアーモンド臭がする極限状態の場面に遭遇する(またしても、青酸・・・なのか?)

郵便局のシーン(イメージ)

①-8 村に1つの郵便局。残念ながら切手の自動販売機はない。たいてい午後の6時には閉まっているが今は空いている。ディックが入ると女性郵便局長の「カーラ・フェザーズ」は手に紙を握って立っている。その紙の文字はと彼が見るとそれはどこかで見たような文字・・・あれは、確か、ぼくの・・・『タイプライター』・・・紙は飛んでいき・・・。

[B] 本作の主な登場人物  (書籍によっては、登場人物の名前に多少の違いがあることもあります)  (採番②と③)

以下、おおまかな登場シーン別くらいにグループ分しておりますが、あまり深い意味はありません

(以下、事件に巻き込まれることになった人たち)

③-1 、不思議な事件を目撃することになった、想像力過剰ぎみな長身でレスリー・グラントを愛する創作家・劇作家(住んでいるのはシックス・アッシェズの郊外の自宅) : リチャード(ディック)・マーカム

③-2 村中から疑いの目で見られる上『隠し金庫』も持っている、『ピクチャー・ハット(花・リボン・レースなどの装飾がついている広いブリム(つば)のある帽子)』も似合う、ディックの婚約者 : レスリー・グラント

③-3 レスリー邸の家政婦 : ミセス・ラックリー

③-4 レスリー邸の庭師 : マッキンタイア

③-5 2年以上も村中で ディックと結婚させようと画策してきたディックの女友だち : シンシア・ドルー

②-6  占い師のふりもしていた、ギャロウズ・レーンのポープ大佐の別荘に夏の間滞在中の犯罪学の最高権威の1人、内務省所属の著名な病理学者 : ハーヴェイ・ギルマン卿

②-7  詐欺師 : サミュエル(サム)・ド・ヴイラ

[村の住人たち]

②-1 グリフィンとトネリコ(モクセイ科の植物)の紋章で飾られた石柱のある『アッシュ・ホール』の主   : アッシュ男爵ジョージ・コンヴァース      

②-1b その妻 : レディ・アッシュ      

②-2 事務弁護士 : ホーラス・プライス少佐

②-2b その妻 : ミセス・プライス      

②-3 ガーデン・パーティではゴルフバッグを担いで『ゴルフ係』も勤めた 医師 : ヒュー・ミドルズワース

②-3b その妻 : ミセス・ミドルズワース     

②-4 銀行の支店長 : ウィリアム(ビル)・アーンショー

②-4b その妻 : ミセス・アーンショー    

②-5 女性郵便局長 : カーラ・フェザーズ

(以下、捜査関係者)

③-4 事件当日の深夜に、あかりの付いた『ある家』で『ある人物』を見たという村の巡査 : バート・ミラー

④-98 村の要請で死体の人物確認にやってきた、フェル博士とも親しいロンドン警視庁の警視 : ハドリー

(ヘイスティングスの別荘にいたところを、②-3 医師 : ヒュー・ミドルズワース 医師に事件が起きたので、ぜひ村まで来てもらいたいという依頼でやってきた)

④-99 ギデオン・フェル博士

[C] 本作について

⑥-1 原題は「Till Death Do Us Part」。目次は全部で20(つまり20章)からなっています。なお「毒殺魔」という邦題もあるもよう。

⑥-2 「死が二人をわかつまで(Till Death Do Us Part) 」、ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 ( グーテンベルグ21 仁賀克雄 訳) ちなみに、「グーテンベルグ21」はデジタル書店。

[D] フェル博士シリーズ

⑦-1 ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、いろいろな主人公(探偵役)が登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」などです。事件が不可能犯罪や密室の場合は、時に「誰がやったか?」よりも「どのようにしてそれらがなされたか?」に重点が置かれる場合があります。

⑦-2 一方、別名義のカーター・ディクスン(Carter Dickson)で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)」ですが、こちらも人気の主人公です。このHMが主人公の場合も、フェル博士登場と同様に、事件が不可能犯罪や密室の場合は、時に「誰がやったか?」よりも「どのようにしてそれらがなされたか?」に重点が置かれる場合があります。

⑦-3 現在、このブログでは、『フェル博士』の作品の記事をまず順に続けております。その時点で「Kindle (含むUnlimited)」の本が出ていないなどの事情があれば、記事の枠だけ作ってスキップして次の作品に進み、後でKindle版が出てきた場合は、順番は後になりますが、いつか記事にする予定ではいます。別途、その際に新訳本などがあればそちらを読むこともあるかもしれません。

ではまた!

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