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笑傲江湖 金庸4 海外TVドラマシリーズ

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『笑傲江湖(しょうごうこうこ)』 (2001年版) 金庸TVドラマシリーズ (4)

 [A] [あらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版ですが、ほぼTVドラマの流れに従っています ]   (採番は③から)

①-1 歩いていると、上から琴の音色と酒の良い匂いがした。見上げれば老人が気の枝に上手に腰掛けて、酒の入っているらしい『ひょうたん』と琴を膝の上に乗せている。猿もあっちこっちに控えているようだ。そのようにして、大酒飲みで江湖随一の好漢と称される『華山派』の1番弟子で「令狐冲(れいこちゅう)」は、『日月神教』長老で琴の名手「曲洋(きょく・よう)」と出会う。  

①-2 白煙たなびく緑の林の中で、令狐冲(れいこちゅう)は、『謎の人物』と出会い刀を突きつけられるが、曲洋(きょく・よう)の『とりなし』によって守られて無事脱出することができた(その人物は誰であろうか?) しかし、さらに歩いて湖畔でやれやれと顔を洗っていると、今度は近くで、男と女の声がする。駆けつけてみると、それが2人との出会いとなった。女は『恒山派』の尼僧で「儀琳(ぎりん)」といい、男は江湖で知らぬ者はいない武芸の達人の1人「田伯光(でんはくこう)」である。

①-3 その頃、 武芸の秘伝書『辟邪剣譜(へきじゃけんぷ)』を伝え持つ、運送業を中心とする『福威鏢局(ひょうきょく)』を営む林家の跡取り息子「林平之(りん へいし)」は、ふとした行き違いから総帥の息子「余人彦(よじんげん)」といざこざを起こしてしまう。

①-4 (白いひげをたなびかせて、彼は思った) 言い伝えによれば、『幻の楽譜 (琴と簫の合奏曲のための)笑傲江湖』というものがあるらしい・・・どんな音色であろうか? 『笑傲江湖』というのは『竹林の七賢(ちくりんのしちけん)の1人 琴(きん)演奏を好んだ、嵆康(けいこう)』の残した曲『琴曲 広陵散(こうりょうさん)』をもとに編み出したものらしい。琴のことなら名手「日月神教長老とはいえ、曲洋(きょく・よう)」が一番だろう。だが『簫(しょう)』は一体誰が弾けるというのだろうか? そう言えば、『衡山派』に1人『簫(しょう)』の名手がいたのではなかったか? 武道も音楽も道は・・・しかし、この2つの組織は・・・(ううむ〜、ううむ〜)。

①-5 「林平之(りん へいし)」と「余人彦(よじんげん)」の事件からほどなくして、『青城派』総帥の余滄海(よそうかい) 率いる一団が、林家を取り囲んだ。そして、こちらに顔を向けると、驚いたことに・・・。

(文庫本の翻訳本とコミック、映画など関連作品)

 [B] [ 本作の主な出演 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります]  (採番は②のサブ連番)

②-1 『華山派』の1番弟子で、大酒飲みで江湖随一の好漢と称される、令狐冲(れいこちゅう)   :      リー・ヤーポン(李亞鵬)、TVドラマ「射鵰英雄伝(しゃちょうえいゆうでん、2003年)、郭靖(かく・せい)(郭嘯天と李萍の息子)役」

②-2  別名「万里独行」で、尼僧の儀琳を追いかけていて令狐冲とともになる、軽功にも優れた武術の達人、田伯光(でん・はくこう)   :    スイ・ハイイン(孫海英)、TVドラマ「射鵰英雄伝(しゃちょうえいゆうでん、2003年)、江湖最大の組織『丐幇(かいほう)』の第18代幇主「北丐(ほっかい)」、別名「九指神丐(きゅうししんかい)」こと洪七公(こう しちこう)役」。

②-3  田伯光に追われた縁(えん)で令狐冲を慕うようになる、『恒山派』の尼僧、儀琳(ぎりん)     :    チェン・リーフォン(陳麗峰)。

②-4 『日月神教』長老で琴の名手、密かに『衡山派』副総帥で簫(しょう)の名手の劉正風(りゅう・せいふう)と音楽を通じて『琴・簫での合奏曲・笑傲江湖』で友情を結ぶが、令狐冲とも酒での縁がある、曲洋(きょく・よう)     :     ツォン・ジージュン(叢志軍)。

②-5 正体不明ゆえ令狐冲はもっと年配の女性だと思い込む、『日月神教』元教主・任我行(じん がこう)の一人娘、任盈盈(じん えいえい)     :     シュイ・チン(許晴)、「LOOPER/ルーパー (Looper)、オールド・ジョーの妻役(サマー・チン/Summer Qing名義で出演)」。

②-6  奥義『葵花宝典(きかほうてん)』習得で江湖最強の武芸の達人と言われるが、ふだんは『刺繍針を使用』し男女いずれかわからぬ容姿であるという、『日月神教』新教主、東方不敗(とうほうふはい)    :      マオ・ウェイタオ(茅威涛)。ちなみに、余談ですが、金庸全作品の中でも、東方不敗は極めて強い人物の1人として、「(本作でも名前は登場するが既に故人)独孤求敗(どっこきゅうはい)」や「楊過(ようか)」とならんでいつも名前が挙げられる人です。

②-7 『華山派』総帥の岳不群(がく ふぐん)の一人娘で、令狐冲も惚れる『小師妹』、岳霊珊(がく れいさん)   :      ミャオ・イーイー(苗乙乙)。

②-8 武芸の秘伝書『辟邪剣譜(へきじゃけんぷ)』を伝え持つ、運送業を中心とする『福威鏢局(ひょうきょく)』林家の跡取り息子だが、ふとした行き違いから総帥の息子「余人彦(よ・じんげん)」のことで『青城派』から恨みを買う。復讐を誓って『華山派』に入り岳霊珊と縁ができる、林平之(りん へいし)     :    リー・ジエ (李解)。

②-9 林家の『辟邪剣譜(へきじゃけんぷ)』を狙う、『川劇(せんげき)』で使われる顔の面か化粧が瞬時に変わる『変臉(へんれん)』の秘義も使う『青城派』総帥で余滄海(よそうかい)   :      ポン・ダンホァイ(彭登懐)。

②-10 『華山派』の重鎮、白いひげの風清揚(ふう・せいよう) :  ユー・チェンフイ(于承恵)、「碧血剣(へきけつけん、2007年版、TVドラマ、穆人清ぼく・じんせい役)」、「ドラゴン・フォー・シリーズ(安雲山アン・ユンシャン役)」、TVドラマ「神馬英傑伝」、金庸TVドラマ「倚天屠龍記(2009年版、張三豊役)」、その他たくさん。

[C] 本作に現れる組織など   (作品によって時代も変わるため、その規模などは変化する場合もある)

(五岳剣派 ごがくけんは)

⑩-1 華山 : 「令狐冲」、「岳不群(がく・ふぐん)」、「岳霊珊(がくれいさん)」、「重鎮、白いひげの風清揚(ふう・せいよう)」

⑩-2 恒山派 : 令狐冲に助けられた「儀琳(ぎりん)」もいる尼僧集団。

⑩-3 嵩山派 : 五岳剣派の盟主である。掌門 「左冷禅(さ・れいぜん)」。
     

⑩-4 衡山派 : 掌門「莫大(ばくだい)」、別名「瀟湘夜雨」。副総帥で簫(しょう)の名手の劉正風(りゅう・せいふう)

⑩-5 泰山派 :  掌門 「天門(てんもん)」。

(五岳剣派以外)

⑩-6 少林寺

⑩-7 武当派

⑩-8 その他諸派

(日月神教)

⑩-9 前教主「任我行(じん がこう)」、 その一人娘「任盈盈(じんえいえい)」、新教主「東方不敗(とうほうふはい)」 、長老で琴の名手「曲洋(きょく・よう)」。

(その他)

⑩-10 青城派 : 掌門 「余滄海(よ・そうかい)」、その息子「余人(よ・じんげん)」。

⑩-11 五仙教(毒教) : 藍鳳凰(らん・ほうおう)
     

[D] 本作の基本情報    (見たのは字幕版です) 

⑳-1 「金庸(きんよう)」氏の武俠小説『秘曲 笑傲江湖』を原作とし、中国のCCTV(中国中央電視台)が制作し、2001年に放映されたTVドラマ(全40話)。原題は『笑傲江湖、英語原題 : the legendary swordsman 』。仮想現実の空間『江湖(こうこ)』の世界で、金庸の描く登場主人公の中で、最も人気の高いといわれてきた主人公「令狐冲(れいこちゅう)」の登場。

⑳-2 本作のプロデューサーは、おなじみ「ジャン・ジージョン(張紀中)」で、彼はその後も多くの金庸作品のドラマ化も手掛けました(この金庸ドラマシリーズにおいては、時に自ら出演者としての顔を見せています。本作では「王元覇(おうげんは)」役だそうです)。彼の作品の特徴は原作になるべく忠実であるという点といわれていますが、それは本作『笑傲江湖』について金庸自身によってつけられた要望に対し、ジャン・ジージョン(張紀中)が次作『射鵰英雄伝』で原作に忠実な作品を制作したというところに反映されているそうで、彼の『射鵰英雄伝』には主人公として再び「リー・ヤーポン(李亞鵬)」が起用されています。(翻訳された小説の方は未だ読んでおりません。訳者の方、申し訳ありません)。

以上です! では!!

[記事連番 金庸04 『笑傲江湖(しょうごうこうこ)』]

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