名探偵ポワロ 〜「スタイルズ荘の怪事件」
[A] 本作の基本情報 〜 クリスティーのミステリー作家<デビュー作>
① シリーズの原題は「Agatha Christie’s POIROT」(1989年〜 英国製作[ロンドン・ウィークエンド・テレビ(London Weekend Television)が主体、日本ではNHKが1990年から吹き替えで放送])
② 本作の原題は「The Mysterious Affair at Styles」(レンタルDVD 第11巻)。
③ 2013年には、原作のほとんど全てを映像化したといわれている当作品シリーズ。しかも原作を基本的に踏襲したといわれており、つらに、登場人物の年齢などを勘案した大人向けムード満点な作りとなっているともといわれている。特にレギュラー陣的な主な登場人物たち(原作小説より登場はかなり多い)の会話のやりとり(特に、ポワロとヘイスティングスとミス・レモンの間とそのリアクションの顔の表情など)が面白い、と「定形化されたパターン」が連続ドラマとしてユニークな点も視聴者の受けていることの1つのようだ。
④ ちなみに、昨年2020年は、クリスティーの生誕130周年であり、本作『スタイルズ荘の怪事件』でデビューしてから「100周年」記念の年で、日本の出版各社も「新訳本」などを発売する動きが活発化しました。
[B] この原作の日本語訳本の当ブログ内のレビュー記事につきましては、下記をご覧ください
(a) 記事タイトル : おすすめ本 スタイルズ荘の怪事件 アガサ・クリスティ 海外本格ミステリー小説(古典)
(b) URLはこちら https://gsbyjt-lottalove.com/スタイルズ荘の怪事件-アガサ・クリスティ%E3%80%80海外/
[C] [ネタバレなしの超ミニあらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版です ] 採番は⑦から
⑦ 世界は第一次大戦で疲弊(ひへい)していた。探偵の「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」は戦火のベルギーからイギリスへ疎開し、豪華な屋敷『スタイルズ荘』の女主人「エミリー・イングルソープ」夫人の紹介でとある家に暮らし同郷の人たちと過ごしていた。他方、その夫人の義理の息子「ジョン・カヴェンディッシュ」もまた、戦争で負傷していた旧友の「アーサー・ヘイスティングス(Arthur Hastings)」を訪れて、「ある相談事」があるからとヘイスティングスを屋敷へ招くことになった。
⑧ 屋敷には、ジョンの妻「メアリー」、エミリーの旧友の娘の薬剤師「シンシア・マードック 」らがメイドなどの使用人たちと一緒に住んでいた。ジョンの話によれば「エミリー夫人」は、最近20才ほど年下の「アルフレッド」と再婚したが、「財産目当てだ」とかのうわさも出ている上に、そのせいで屋敷内は不協和音に満ちてきて危険な状況だという。ジョンは(絶対、あの男があやしい!)と思った。ヘイスティングスは(彼に相談すればまちがいない・・・)と思った。
⑨ そんなある夜、『スタイルズ荘』で大きな声が。(「きゃー!!」…ジョンは飛び起き・・・!)
[D] [ 出演 ほぼいつものレギュラー陣 〜 各話に出てなくとも表記しております (採番は⑳〜)
⑳ 卵型の頭とひげに特徴のあるベルギー人の、名探偵「エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)」 : デヴィッド・スーシェ(David Suchet)、「ダイヤルM(A Perfect Murder、1998年マイケル・ダグラス版)、モハメド役」。
㉑ ポワロの良き理解者であり事件の記録を担当している(いわば、ホームズもののワトソン役)、元軍人(大尉)「アーサー・ヘイスティングス(Captain Arthur Hastings)」 : ヒュー・フレイザー(Hugh Fraser)、「パトリオット・ゲーム(Patriot Games)、ホームズ卿の秘書ジェフリー役」。
㉒ ハーブティーをきまった時間に出す、ポワロの有能な秘書、ミス・フェリシティ・レモン(Miss Lemon) : ポーリン・モラン(Pauline Moran)。
㉓ ロンドン警視庁[Metropolitan Police Service(MPS)、通称「スコットランド・ヤード」)の主任警部[Detective chief inspector(DCI)]、ジェームス・ハロルド・ジャップ(James Harold Japp) : フィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。
[E] [ 出演 当作品の主要人物 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります] (採番は㉚〜)
㉚ 豪華な屋敷『スタイルズ荘』の女主人「エミリー・イングルソープ(Mrs. Inglethorp)」夫人 : ジリアン・バーグ(Gillian Barge)。
㉛ その義理の息子で、旧友ヘイスティングスと再会の「ジョン・カヴェンディッシュ(John Cavendish)」 : デビッド・リントゥール(David Rintoul)。
㉜ エミリー夫人の再婚相手、アルフレッド(Alfred) : マイケル・クロウニン(Michael Cronin)。
㉝ 近所の農場の未亡人、ミセス・レイクス(Mrs. Raikes) : ペネロペ・ボーモント(Penelope Beaumont)。
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