スポンサーリンク

広告 海外TVドラマ(中国・香港・台湾系) 海外テレビドラマ 海外映画と海外TVドラマ 金庸(きんよう)シリーズ

天龍八部 新版 金庸8  海外TVドラマシリーズ

スポンサーリンク

『天龍八部〈新版〉(2013年)』 金庸8 海外TVドラマシリーズ

 [A] [あらすじ〜多少、文章は脚本ではなくアレンジ版ですが、ほぼTVドラマの流れに従っています ]   (採番は③から)

①-1 時は『北宋(ほくそう)』の第7代皇帝『哲宗(てつそう、在位1085~1100年)』の時代で、『遼(りょう、契丹きったん)』や『西夏(せいか)』といった国に国境を脅かされて、という状況下の中国。(実際の歴史上では、『金(きん)』が遼と北宋を滅し、西夏を服属させと領土も激変し、この後1127年からの『南宋(なんそう)』と戦っている)

①-2 ある日、「某国の末裔(まつえい)、慕容復(ぼようふく)」 は『彼の道をもって、また彼の道に施す』と言いつつまた相手を1人倒した。一族の悲願『大燕国』の復興のために、おのれを犠牲にしてでも成し遂げると決めたのだ。『北の喬峯、南の慕容』と呼ばれる私のことを知らないのか?

①-3 『あ〜あ、また、こんな技(わざ)を習得してしまった。やれやれ』と稽古(けいこ)をしていた「大理国の王子、段誉(だんよ)」は目を独り言を言った後、目を閉じて(今までは絵を描いたり琴や書、それに碁などで過ごしてきたが、これからは、王語嫣(おう・ごえん)さんともっと)・・・。

①-4 私は修行の身なのだ。なのにあの女性ったら・・・困った。 それに父親は一体どこにいるのかしらん。ここまでの人生、武術と医術を学び、またこれからもっと修行をして偉くなりたいと「少林寺の僧、虚竹(こちく)」思った。

①-5 酒を飲みながら「武術の達人、 喬峯(きょうほう)」は「打狗棒術」は丐幇(かいほう)を束(たば)ねる上で必須だが、あの『降龍十八掌』も身につけた。さらに諸国でも巡って修行の旅を続けたいところだ。ただ、今は酒を一緒にくみかわす相手が、義兄弟みたいな相手が欲しいな(誰か・・・おぅっ? 向こうから来るのは・・・どれっ)。

①-6 「阿紫(あし)」はある薬の調合をしていたが、ふっと気づく。(またあの男が私を見てる! あいつ〜! よ〜し!)「ちょっと! 游坦之(ゆう たんし)! こっちへいらっしゃい! いいものをお前に付けてあげよう。顔を前にお出し!」。

①-7 この江湖の空間に、仏法を守る8つの存在である『天龍八部衆』から具現化(ぐげんか)した精神が、様々な人に対する諸相(しょそう)となろうとしていた・・・。そして今、全く違う状況の元で命を与えられた「慕容復(ぼようふく)」、「虚竹(こちく)」、「段誉(だんよ)」そして「喬峯(きょうほう)」の4人は、これから経験するであろう人生で、互いに縁があって出会うことになるのだが、それはまた同時に、『天龍八部衆』からの一種の波動という形で、時間や空間を超えた因果応報とか陰陽といったものに影響を受け思いもしない方向に進むことにもなろうとは、まったく想像もしていなかった・・・。

 [B] [ 本作の主な出演 〜 役名や俳優名はややあいまいな場合があります]  (採番は②のサブ連番)

②-1 丐幇主(かいほうのトップ)。契丹人で漢民族でないことに悩みながらも『(射雕英雄伝に出てくる洪七公の秘技)降龍十八掌』の使い手であり(『北の喬峯、南の慕容』と呼ばれる天下の二大俠客の1人)、酒にも強い武術の達人、 「喬峯(きょうほう)、後の蕭峯(しょうほう)」 :    ウォレス・チョン(鍾漢良) 、「モンスター・ハント(Monster Hunt、捉妖記)、豪商グー・チエンフー役」、TVドラマ「鹿鼎記(ろくていき) 新版(2008年)、康熙(後の清の第四代皇帝) 役」。

(注1) 『丐幇(かいほう)』とは、超簡単に略して書きますと『江湖(こうこ、金庸の武侠時代劇小説の中で主人公たちが活躍する仮想空間のこと、武林(ぶりん)と領域は重なる部分もある)』全体にネットワークを持つ、おもに<あるいは>存在の根底のきずなとして義俠の精神を尊ぶある組織のこと(登場しているシーンで1人で旅などをしている場合は、一匹狼の個人のように見える時もあるが、基本的に区分けされた組織に属しているもよう)。

②-2 漢民族で武術と医術に優れるも、慈悲深く素朴で誠実であるがための悩みも多き少林寺の僧、虚竹(こちく) :    ハン・ドン(韓棟)

②-3 『北の喬峯、南の慕容』と呼ばれる天下の二大俠客の1人、 大燕国(前燕、ぜんえん)の復活を第一義とする、イケメンな貴公子、慕容復(ぼようふく) :    ゾン・フォンイェン(宗峰岩)、TVドラマ「宮  パレス~時をかける宮女~(皇太子役)」、TVドラマ「蘭陵王、宇文毓(うぶん・いく、明帝)役」。

(注2)  慕容復の得意な武術は『彼の道をもって、また彼の道に施す』であり(ドラマ中、何度か言及する)、受けた攻撃をそのまま相手にお返しできる技のことであるらしい。ちなみに、他の作品でイメージがそれらしいものを列挙してみると・・・DQのモシャス? FFの青魔法? ナルトのカカシ写輪眼? 二郎真君?・・・なんだか、よくわからなくてすみません。まちがっていたらごめんなさい)。

②-4 四芸(琴棋書画〜琴を弾き碁をうち、書をたしなみ絵筆も持つ)文人(ぶんじん)で、いつのまにやら家伝『六脈神剣』などを取得してしまう苦労を見せぬ爽やかな感じで事を成すタイプ。「王語嫣(おう・ごえん、慕容復の従妹)」という好きな女性がいる。やがて酒が縁で喬峯(蕭峯)と義兄弟になる、大理国の王子、段誉(だんよ) :  キボム(金起範)。ちなみに、 韓国のアイドルグループ「スーパージュニア(Super Junior)」のexメンバーで現在は俳優に専念の模様。

②-5 容姿端麗にして、時に男性にも強めのいたずらも仕掛けるが内心は好きであったりする複雑な内面を持つ女で、姉は蕭峯の婚約者阿朱(あしゅ)、阿紫(あし) :   ジア・チン(賈青、阿朱も1人2役で演じている)。TVドラマ「聊斉志異(りょうさいしい、江城編)」。

[C] 原作小説など

原作小説やコミックはたいてい『徳間文庫』より出ています。前者は『岡崎由美』氏が金庸シリーズの全般について翻訳・監修をされているようです。本から入る人も多いですが、私は映像化作品から入りました。

[D] 本作の基本情報    (見たのは字幕版です) 

⑳-1 本作は、2005年に発表された最新改訂版(修訂版? 情報が少ないためこのままにします)をもとにした初めての映像化作品とされています。というのは本作に関しては、かって一時期、金庸がヨーロッパに外遊をしていた時に代筆がなされた部分(有名なのは、作中に登場する少女「阿紫(あし)」の目のこと)があったためかと想像いたしますが、原作を読んでいませんので詳細はわかりません。つづいて一般情報です。本作は「金庸(きんよう)」氏の武俠小説『天龍八部』を原作とし、浙江華策影視有限公司が制作・放映、2013年に放映されたTVドラマ(全54話、レンタルDVDで約14巻ほどかと思いますが、メディアによっては多少差異があるようです)。

⑳-2 『天龍八部』というタイトルは、「天、龍」などの仏法を守る8つの存在であるところの『天龍八部衆』に由来しているという。

⑳-3 主演の1人には、前作の記事『鹿鼎記(ろくていき) 新版(2008年)』で「後の清の第4代皇帝、康熙(こうき)」を演じました「ウォレス・チョン(鍾漢良)」が入りました。

以上です! では!!

[記事連番 金庸08 『天龍八部(てんりゅうはちぶ) 新版』]

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-海外TVドラマ(中国・香港・台湾系), 海外テレビドラマ, 海外映画と海外TVドラマ, 金庸(きんよう)シリーズ