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広告 Logic Pro X YouTube コード進行 作曲と音楽

実践 コード進行 (4) (YouTube動画付き) Logicで楽曲制作 39

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和音の響き

[A] コード(和音)の基礎

YouTube動画タイトル :  実践 コード進行 (4) ( Logic) 110

動画のBGMは、SoundCloudへすでにアップしてYouTube動画にもしている曲「JC26 」を MP3で使用しています。「YouTube オーディオ ライブラリー」は今回使用していません。

[B] 「コードの種類」〜 3和音(トライアド)の残り

① その音階の「ルート(根)」を基準として、言わば団子状に、3・5度と音を重ねていったものを「3和音(トライアド、 triad)」、さらに、「ルート(根)」を基準として、もう一度言うと言わば団子状に、3・5・7度と音を重ねていったものを「4和音(セブンス・コード、seventh chord)」と言います。したがって「4和音(セブンス・コード)」は 「3和音(トライアド)」にさらに7度を重ねたものとなっています、というところが一番最初のお話でした。

② 前回は、『3和音』のうち「メジャー・コード」、「マイナー・コード」をしました。今回は残りです。

③ 残りは「オーギュメント・コード」、「ディミニッシュ・コード」です。それでは、1つずつ見ていきます。

[C] 3和音(トライアド) 〜 「オーギュメント・コード」

④-1 ピアノなどの鍵盤楽器には、白鍵だけでなく黒鍵もあり、その数え方としては、おのおのの度数の頭に「長短」や「増減」1文字足して表します。例えば、「ド」と「 ファ」は4度で「ド」と「 ファ#」になると「増4度」という風に変化します。

④-2 一般的に、「増(減)」は、(a) [1・4・5・8度]には『半音上がればつく(増)』、(b) 『半音下がればつく(減)』ことです。すなわち、『増三和音(あるいは『減三和音』)』と呼ばれています。

⑤ 「オーギュメント・コード」は、「メジャー・コード」の5度を半音上げたコードとなっているので、「増(ぞう)3和音」になり、このコードだけでは通常「不安定なひびき」とされていますが、『経過和音(パッスィングコード、passing chord)』として、[あるコードとコード間]をつなぐこととして使った場合は、逆に良い感じが出るとも言われています。

⑥ 「オーギュメント」はルートの音名を表す「アルファベット」の大文字に「aug(または#5もしくは+5、もしくは、シャープ・ファイヴ、プラス・ファイヴ)」となっているので、一例として、キーが「C」ならば「Caug、C#5、C+5」となります。

[D] 3和音(トライアド) 〜 「ディミニッシュ・コード」

⑦ 「オーギュメント・コード」の時に述べましたが、繰り返すと、ピアノなどの鍵盤楽器には、白鍵だけでなく黒鍵もあり、その数え方としては、おのおのの度数の頭に「長短」や「増減」1文字足して表します。そして、「増(減)」は、(a) [1・4・5・8度]には『半音上がればつく(増)』、(b) 『半音下がればつく(減)』ことです。すなわち、『増三和音(あるいは『減三和音』)』です。

⑧ そういう観点から見れば、「ディミニッシュ・コード」は、「マイナー・コード」の5度を半音<下げた>コードとなっているので、「減(げん)3和音」とも呼ばれています。通常「不安定な」とされ、必ず「(主要3和音の1つ)トニック・コード(主和音、略号「T」、Tonic Chord)」に落ち着いて解決する特性をもっています。( トニックなどについては、別の機会があれば、そこで説明となります)

⑨ 「ディミニッシュ」はルートの音名を表す「アルファベット」の大文字に「dim(またはm♭5もしくはm-5、もしくは、マイナー・フラット・ファイヴ、マイナー・マイナス・ファイヴ)」となっているので、一例として、キーが「C」ならば「Cdim、もしくは、Cm♭5またはCm-5」となります。

前回まで(今まで)のまとめ コード(和音)の基礎 〜 3和音(トライアド)の4つの種類

① ここの記事やユーチューブ(YouTube)動画においては、キーは、長調では「C」、短調では「Am」を前提に話を進めてまいります。

今回は以上です。では!  

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