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エージェント・ヴィノッド ボリウッド・シリーズ(8) 海外映画レビュー

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エンディングのダンスを見るべし! 「スパイ・アクション+コメディ風味」  

新ボリウッド・シリーズ(8) 〜 最新のではなくていわゆる「なつかしい」方に入る秀作ぞろい

ちょこっと情報 〜 (2012年の作品、 2014年日本公開)

(s1-a) 本作も歌とダンスはバッチリです。そしてスパイ映画の定番、意外な黒幕。「偽名」を9つも使うスパイ「ヴィノッド」だが、このアクション映画、実は説明があんまり出てこない(スパイ映画はあんまり・・・という女性はう〜ん、どうでしょう?)。その分ストーリー展開は早いしシンプル!  同僚が残した謎の暗号数字「242」を元に調査にのりだすが、そこに謎の美女「ルビー」が登場する。エキゾティックなある国から、また別の国へとスリルに満ちた危険と背中合わせにスパイと敵と美女は動く。

(s1-b) ボリウッド映画では「007 ジェームズ・ボンド映画」のオマージュはだいたいさりげに時々大胆に出てくる(1983年にはロジャー・ムーア主演『第13作 オクトパシー(Octopussy)』はインドが舞台。ロケでは2012年 ダニエル・クレイグ主演『第23作 スカイフォール(Skyfall) 』)。

(s1-c) 主人公の「スパイ(エージェント) ヴィノッド」を演じるのは「 サイーフ・アリー・カーン Saif Ali Khan) です。個人的には大好きな男優さんですが、 (サイフ・アリー・カーンという場合もある)」 。 父親や祖父はプロのクリケット選手だったようです(IMDBによる)。彼の妻は本作で謎の美女ルビー役で共演した、日本でDVDとして出るボリウッド映画のダンスとプロポーションと流し目に特徴のある頻出女優さんの「カリーナ・カプール」(2012年10月に結婚)。家庭ではどっちが主導権をとっているのかは不明ですがとても仲の良い夫婦らしいです。ボリウッド映画のファンにとっては顔も名前も演技スタイルも馴染みの2人です。

[A] あらすじネタバレなしの 超ミニあらすじ (多少、文章は時間軸も含めアレンジしておりますが)       (採番②から)

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②-1 同僚の死を理由に一見つながりがないと思われた事件を追って世界中を飛び回った「踊る・・・剛腕スパイの・・・ 彼」の目の前には意外な真実が待ち受けていた。

②-2 某国Aでの任務中に捕まって過酷な拷問を受けているインドの諜報局の腕利き「スパイ(エージェント) ヴィノッド」。その彼は一見強面(こわもて)の同僚「ラジャン」によって、間一髪のところで助け出され2人して車で無事脱出。

②-3 だが、それからしばらくして入ったニュースは「別の某国Bで任務中のラジャンが殺された」だというのでヴィノッドは怒りをおさえて某国に潜入。すると(1)「ラジャンが残した謎の数字242」という手がかりと (2) ラジャン殺害にはモロッコにいる様子の「カザン」という人物が関わっているらしい、ということがわかってきた(飛行機の中で作戦を練る・・・他のことも考える)。

(Google マップ モロッコ)。

②-4 そのデヴィッド・カザンという男に「金の運び屋」をよそおって彼に接近したヴィノッドの前に、謎の美女「ルビー」が現れる・・・(あっ! いかん。任務を忘れそうだ〜そうだ〜メロンソーダ!) 

(注 : 文中の英語名などは、英語版IMDBによりますので、多少ややこしいです)

(注 : 「そうだ〜そうだ〜メロンソーダ!」などのセリフは本作には出てこないです。少なくとも日本語字幕では。すみません)

[B] 本作の主な登場人物    (採番②と③) 出演者の名前の前の[ほ]印は「ほぼいつものレギュラー陣」に記載

[舞台は、世界各国です] ( ) 内が俳優名です。多少あいまいです。

③-1 諜報局のスパイ(エージェント)  : ヴィノッド( サイーフ・アリー・カーン Saif Ali Khan) (サイフ・アリー・カーンという場合もある) 。

③-2 謎の美女 : ドクター・ルビー・メンデス、ことイラーム・パルヴィーン・ビラール、別名ジョージー(Josie)(カリーナ・カプール  Kareena Kapoor →結婚してKareena Kapoor Khan)

③-3 モロッコ在住、殺害された同僚ラジャンの事件に関与すると思われる男 : デヴィッド・カザン (プレーム・チョープラー Prem Chopra)

③-90 本作での注目人物

(1) ヴィノッドを助けた謎の数字を残す、強面(こわもて)の同僚 : ラジャン(ラヴィ・キシャン Ravi Kishan)

(2) 局(または軍)の 意外な顔を持つ男 : 大佐(アディル・フセイン Adil Hussain) 

[B] ほぼいつものレギュラー陣  (全作に出てなくても書いてあります)

③-1「おりたたみ方式」にしましたので、表示するには、下の「ここをクリックしてください」を、非表示にするには「再度クリック」してください。

③-2 今後の作品の都度、追加で書き加えていく予定ですサイーフ・アリー・カーン

ここをクリックしてください。
  • シャー・ルク・カーン(Shah Rukh Khan) 略称SRK
  • アーミル・カーン(Aamir Khan)
  • サルマン・カーン(Salman Khan)
  • カトリーナ・カイフ(Katrina Kaif)
  • カリーナ・カプール(Kareena Kapoor Khan)
  • サイーフ・アリー・カーン(Saif Ali Khan)
  • プリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra Jonas)
  • ランビール・カプール(Ranbir Kapoor)
  • アーリヤー・バット(Alia Bhatt)
  • ディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)
  • リティク・ローシャン(Hrithik Roshan)
  • ウダイ・チョープラー(Uday Chopra)

[C] 本作について

⑥-1 原題は「Agent Vinod」。正式邦題は「エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ」。

[y] このボリウッド・シリーズについて

(y①) 「ボリウッド」という言葉ご存じでしたでしょうか? (ご存じの方はスルーしてください!)少しだけ説明しておきますと、インド西海岸に近接する「ムンバイ(Mumbai)」は、1995年頃まで「ボンベイ(Bombay)」と公式英語表記されていました(学校で習ったのはどっちだったかな?)。そのムンバイは南アジア圏を代表する世界都市の1つとして知られ、国内随一の商業と娯楽の中心都市です。

(y②) この「ムンバイ」という町にある広大な敷地の「撮影所(フィルム・シティ)」で制作されることも多い映画産業は、英語を混ぜた主に『ヒンディー語』映画(DVDなどでは色々な言語が併用されたり公開される場所に応じて例えばテルグ語などの多様な言語に声優が参加して変更されたりしていますが)で、このボンベイの頭文字「ボ」と「(ご存じアメリカの)ハリウッド」をかけ合わせて、近年「ボリウッド(Bollywood)」映画という名称でアジアだけでなく欧米でも広く知られるようになりました。というわけで、これが日本でも『ボリウッド映画』と認識されているところです。

Googleマップ 「インドのムンバイ」

(y③) しかし、インドではご承知のとおり大変なコロナ禍で、特にこの「ボリウッド映画界」はダメージが大きかったと聞きました。また、2020年4月に亡くなった「イルファーン・カーン」やランビール・カプールの父親で映画界の実力者「リシ・カプール」の訃報(同じく2020年4月末頃)などもありショックも続きました。2023年に入って少しもちなおしてれば良いです。

(y④) そういう状況下、テルグ語アクション?ファンタジー映画『RRR(アールアールアール)』が大ヒットして日本にも入ってきて興奮(私はまだ観てないのですが・・・)。2022年の大作『ブラフマーストラ(英語原題 : Brahmastra Part One: Shiva)』も話題となるでしょう。(「part1 シバ」ですから、part2も?) こちらの主演は2022年4月に結婚したばかり現夫婦の「ランビール・カプールとアーリヤー・バット共演」(というかこの共演が「縁」らしい)です。

(y⑤) なお、このボリウッド・シリーズでは有名作品ばかりなので「あらすじ」はできるだけ超シンプルに、作品ごとの主な出演者と「このシリーズでよく登場する人たちを レギュラー陣としてまとめて(表示/不表示の切り替えができる、作品が変わってもここはほぼ同じ)折り畳み」にしようと考えております。役名や俳優名も日本語のカタカナだけにしようかな?と思っています。予告編の動画(最新作も含む)などについては現在すでにYouTubeでたくさん観れるので取り上げない予定です。よろしくお願いします。

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(本DVDは中古となっています。ご購入の際は十分ご確認されますよう!)

続きは次回です!

ではまた!

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