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広告 reading(読書) アンリ・バンコラン ジョン・ディクスン・カー 海外本格ミステリー(古典)

夜歩く ジョン・ディクスン・カー H・B(4) 海外本格ミステリー小説(古典)

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ジョン・ディクスン・カー著  アンリ・バンコラン(Henri Bencolin) シリーズ(4)

ジョン・ディクスン・カーのデビュー作  舞台はパリ  

 本記事は アンリ・バンコランの長編の第4作め 〜  kindle(含Unlimited)版で読む

本作は若干25才頃(1930年)出版された作品です。その後の『フェル博士』や『通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿』の「ところどころに独自の間投詞とユーモア満載(ファース調、笑劇風、道化芝居などとも言う、farce)をはさんで展開する」のとは違ったスリルとロマンティックが止まらない!、あふれんばかりの才能に満ちておどろかされるジョン・ディクスン・カーのデビュー作です。スピード感はすごく速いです。ちょっと「色と香りと味が濃い」ところもありますが全体的に見てとても面白い作品です。伏線がちゃんとはられていて話題がてんこもりな小説ですので、あらすじも全部ひろいきれず膨(ふく)らんでいます。

[A] ネタバレなしの 超ミニあらすじ (関連するGoogleマップなどは「あらすじ」の後辺りにあります。多少、文章は時間軸も含めアレンジしておりますが)

(舞台 : 1927年4月の宵頃のパリ、です)

①-1 パリの夜はいつもどおりだった。サリニー公爵の親友「エドワール・ヴォートレル」は思った。書いた戯曲の原稿を誰かに読んでもらいたい。もう公爵の新しい夫人となる「ルイズ」には読んでもらって余白に書き込みまでしてもらった。つづいてあこがれの女性「シャロン・グレイ」にも読んでもらいたいなと思っている。彼女は今? ヴェルサイユにある彼女の別荘で、夕食の支度などをする老女「テレーズ」と一緒に夕食の準備かな? こんな少しこわいような脚本でも読んでくれるかな? 僕は何を持っていけばよいのだろう。裏庭の木戸から入って少しびっくりさせるっていう手もあるかも。

Googleマップ  (フランス、ヴェルサイユ)

①-2 ルイズは思い出していた。今日、「サリニー公爵」と結婚式をあげたばかり。ラウルは新婚旅行には行かず、『トウキョウ河岸』のはずれにあり『デ・ゾオ通り』にある「フェネリの店」に2人で行くと言うのでここへ来た。ここは旅行客相手の最新式レストランやダンスホール、ルーレット室などもある石造3階建ての灰色(グレイ)の建物。店主のフェネリとはある事で顔馴染み、よく事務所にも行くわ。でも今夜はそこで予審判事バンコランと会う予定だとか。何でもラウルったら護衛を頼んだとか。人がいっぱいいるからかえっていいとか。というのは私たちは、ある意味、おどかされているらしい。

①-3-1 ルイズは続ける。私たちの婚約のニュースが新聞をにぎやかしている中、なんと、前夫「アレキサンドル・ローラン」が脱獄して整形して顔を変え復讐しようとしているらしい。それで、かって前夫を診た「ウィーン大学に病院も持つ精神科医 フーゴー・グラフェンシュタイン博士(以下、グラ博士という)」も来てくださるそうなの。ここだけの話だけど、私、私本当はやさしくて頭のいいヴォートレルの方がいいのかも知れないけど、ラウル(サリニー公爵)はスポーツ万能の有名人でお金をたくさんもっているし(ねえ・・・わかるでしょ?) 。それに、たまたまあの緊急時は力が予想以上に出て彼を閉じ込めることができたけど、雷がなって光がさっと走ると彼の横顔と『剃刀(かみそり)』を思い出して今でも震えるのよ! 今日の結婚式でも、どこかに彼がいて笑っているように感じたの。

①-3-2 ちなみに、『トウキョウ河岸』。それは第1次大戦で日本がフランスと同盟国だったことに由来(ゆらい)しているとのこと。『東京通り(Avenue de Tokio)』と呼ばれたその通りは第2次世界大戦時の『ニューヨーク通り』を経て、現在では『美術館 パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)』として、そして、その前にある広場が「東京広場(Place de Tokyo)」として名残(なごり)があるとのこと。本作は1930年の少し前のパリ周辺が舞台である。

Googleマップ②   パリ、セーヌ川沿い。かって『トウキョウ河岸』と呼ばれ現在も『パレ・ド・トーキョー』にその名を残す美術館がある。

①-4 読んでいた本をそっと置いて「アレキサンドル・ローラン」は目を休めた。何の本かって?愛読書は『シャルル・ボードレール(Charles-Pierre Baudelaire、フランスの詩人、代表作に『悪の華』や『パリの憂鬱』と『エドガー・ポー、その生涯と作品』など)、エドガー・アラン・ポオ(Edgar Allan Poe、代表作に『モルグ街の殺人』)、トマス・ド・クインシー(Thomas De Quincey)』などかな、英語だってどんな言葉だって大丈夫。そんなことより、腰と左手が痛いのだ。あの女〜〜! ルイズ。サリニー公爵と再婚だと? 許さん! 目の前に現れてやる。もうパリに着いているんだ。もはや鏡の中のおれの顔は他人の顔。彼女にわかるもんか! 誰にもわかるもんか! 今度こそ・・・お前を・・・!

①-5 パリの夜11時頃。1人の背の高い男が車を降りた。父親同士が無二の親友という縁で親しいジェフ・マールが一緒。バンコラン(以後、H・B)は煙で輪を作って出しながら言う。2人は『レ・ザンバサドゥール』で食事をした。ここが『エドガー・ドガ(Edgar Degas)』 の絵にある「カフェ・コンセール レ・ザンバサドゥール」の舞台だろうか? 11:30頃にそこを出た。これから「フェネリの店」に向かう。1階である人と待ち合わせして、2階であの2人と話す予定だ。

Googleマップ①   パリ、最初にH・Bとジェフが食事するところ 現在の「レ・ザンバサドゥール(Les Ambassadeurs)」。(本作中のと同じ店かどうかはわかりません。実在しててホテルの中にあるようです)

①-6 陽気な金髪の魅力ある男「サリニー公爵6代目 当主ラウル・ジョルダン」はまだ若々しく『 (スポーツ万能で、特に)射撃・馬術・フェンシング』では常に優勝し新聞紙面もにぎわし、国民的英雄でその功績で彼はお国より叙勲し、また、あちこちへ試合で行くためでもあるだろうが『税関での手荷物検査を免除される特権』を持っていた。語学はあまりできず本もあまり読まないというがそんなものスポーツマンにはいらない。そのラウルが結婚式の後ルイズと一緒にここに来て約束どおりある人に会う予定で『カード室』に入っていった。親友エドワール・ヴォートレルも来てる。大丈夫だ! もうすぐバンコラン氏と会う。なんだ? あの紙のアメリカ国旗の帽子をかぶった酔っ払いのような男は? シド・ゴルトン? ああ、あの男か。

①-7 「フェネリの店」の2階、長い部屋の「サロン」の左側の突き当たりの壁際『カーテンをかけた アルコーヴ(alcove)』の中に陣取る3人、カクテルを飲みながらいろいろ見回しているジェフとグラ博士。クッション付きの半円形の座席が、丸テーブルを囲んでいて「サロン」とは一部カーテンで仕切られていた。しかし、H・Bは入った時から、少し離れた『カード室』の出入り口をしっかりと見張っていた。近くには信頼できるパリ警視庁の刑事「フランソワ・ディルサール」も配している。(やっ! 今サリニー公爵が『カード室』に入ったぞ)・・・グラ博士が1ヶ月ほど前に脱獄したローランを整形した外科医が殺されたという情報を伝える。ルーレットが歓声とともに回りだした・・・「おじゃまします」そう言って入ってきたのは花嫁ルイズその人である(ジェフは思った。えっ? 彼と一緒じゃなくていいんですか?)。彼は頭の中で彼らの関係を考えてみた。

①-8 ジェフの頭の中で、登場人物たちの関係が数珠繋ぎのように見えてきた。「脱走して整形したアレキサンドル・ローラン →その元妻 ルイズ → ルイズの結婚相手サリニー公爵ラウル → ラウルの親友エドワール・ヴォートレル → その親しい女シャロン→ジェフ・マール自身 → バンコラン(H・B)→グラ博士(精神科医 フーゴー・グラフェンシュタイン博士)→ (そして、はじめのローラン)」に戻ってきた。一体誰が? そして一体誰に化けてる? アレキサンドル・ローランは「ものまね」が得意だって!? やがてこれから「フェネリの店」のある場所で出会うことになる女性シャロン・・・ジェフは何となく惹かれているようだ。その時『カード室』の方でボーイがグラスをお盆ごと落としてがちゃんと言う音がした! (たいへんだ!)  H・Bとジェフは『カード室』へ飛んで行った。剣と防具がかざられている『カード室』。そこの窓は開いていた。そして、それ以上に・・・異様な光景が広がっていた。「危険がいっぱいだ!」ジェフはつぶやいた。

①-9-1 その時、2人の女性は別々のことを思い出していた。1人の女性は「フィネリの店」のある秘密の場所で誰かを待っていた時のこと。もちろん秘密の出会い。そこに扉を開けて入ってきた男は知らぬ声で話かけ私の「手首」を触った・・・なにかヌルヌルとした感触と思ったら血がついてた・・・

①-9-2 もう1人の女性が思い出したこと。それは「今日の午後、キラール弁護士の家の2階での着替えをしていた時のこと。ラウルとヴォートレルもいた。ふと浴室の洗面台にハンドバッグを忘れていたことに気がついた・・・、そこで取りにもどろうとした時、窓の外を稲妻が走って・・・あっと思った」。その時その窓に、彼の顔が映って・・・「キャ〜〜!」

[B] 本作の主な登場人物  (書籍によっては、登場人物の名前に多少の違いがあることもあります)  (採番②と③と④と⑤を分類上必要なら使う)

(a) ある事件の関係者

②-1  結婚後間もないのに夫アレキサンドルに『剃刀(かみそり)』を持って追いかけられたが『人並みすぐれた力の強い人』だったためか、逆に夫を一室に閉じ込めて助かった。今度著名人のサリニー公爵と再婚することになったが、そのニュースが新聞に多数出たため元夫に狙われるかもと窮地(きゅうち)に立たされ、サリニー公爵がHBに相談しようとして会いにきたほどの、美人の花嫁 : ルイズ・ローラン

②-2  その元夫。英語・ドイツ語など語学に堪能、過度の読書による弱視。特に愛読書は『シャルル・ボードレール(Charles-Pierre Baudelaire、フランスの詩人、代表作に『悪の華』や『パリの憂鬱』と『エドガー・ポー、その生涯と作品』など)、エドガー・アラン・ポオ(Edgar Allan Poe、代表作に『モルグ街の殺人』)、トマス・ド・クインシー(Thomas De Quincey)』など。結婚後間もないのに『剃刀(かみそり)』を持って妻に襲いかかって、逆に一室に閉じ込められつかまり、グラ博士の精神鑑定も受けたが獄に入ってた男。  : アレキサンドル・ローラン

②-3 脱獄したアレキサンドル・ローランが整形外科手術を受けたと言われる、ウィーン在住の犯罪組織の外科医(整形外科が専門)、だが(グラフェンシュタイン博士がバンコランとジェフ・マールに話したところによると)整形後の顔を知る唯一の存在(看護師も見ていないという)と思われたが最近1ヶ月前ほどに殺された男  :  ロートシュヴォルト博士

(b)  サリニー公爵の関係者

②-4 世界的に著名で、国から『叙勲ならびに税関での手荷物検査を免除され』ていて、特に剣(含むフェンシング)を得意とするスポーツ万能の花形貴族で今度ルイズと結婚すると発表した公爵 : サリニー公爵、ラウル・ジュルダン

②-5 ルイズにも優しくシャロン・グレイとも仲が良いサリニー公爵の親友、戯曲の原稿を書いて女性に書き込みなどをしてもらったりもする知性派の男  : エドワール・ヴォートレル

②-6 新聞紙の帽子などをかぶり、事件当時『カード室』に現れた相当酔っていたアメリカからやってきた男  : シド・ゴルトン

②-7 公爵の先代からの顧問弁護士(とその夫人)  :  キラール弁護士

②-8 落馬したサリニー公爵を治療した専門医  :    アルデスブルク博士

②-9 新しく来たばかり(2、3週間前)の召使い(従僕)  : ジェルソー

(c) 『フェネリの店』の関係者

②-60 同店の店主 : ルイジ・フェネリ

②-61 「サリニー公爵、ラウル・ジュルダン」のいる『カード室』 にグラスを持ってくるようにと言われ、事件に遭遇した店のボーイ : ?

②-62 主にジャズが中心だったが事件当時、楽団を指揮していた者 : G・H・ビュイッソン

②-63 門番のかみさん : (名前は不明) 

(e)  シャロン・グレイの関係者

③-1  ある場所で偶然出会ってジェフのことが気になってきた女性 : シャロン・グレイ

③-2  シャロンのヴェルサイユにある別荘の料理の世話などもする老婆の女中 : テレーズ

(y)  エトワール近くのフェンシング道場の関係者

③-80 バンコランやジェフ、サリニー公爵やエドワール・ヴォートレルも習った経験のある、フェンシング道場の先生 : ジェローム・テルラン範士

(z)  本件の捜査関係者

④-91 整形外科手術後、ロートシュヴォルト博士宅から出てきたところであろう2つの旅行カバンをもって挨拶してすれ通ったアレキサンドル・ローランの相手の警官  : (名前は不明) 

④-92 シャロンの別荘周辺の事件を担当しにきてバンコランに捜査を一任したヴェルサイユの地区警察の署長 : ?

④-93  パリ警視庁『科研』の博士 : ロカール

④-94  同、博士(助手?) : ベイル博士

④-95 同、担当者 : サンノワ

④-96 バンコランの信頼するパリ警視庁の刑事の1人で、事件当時『カード室』のドアのそばに立ち、周囲を見張っていた刑事 : フランソワ・ディルサール

④-97 バンコランの要請で一緒に行動することになった、ウィーン大学に病院も持つ精神科医(ルイズの前夫、アレキサンドル・ローランの精神分析もした)で、メガネをかけたオーストリア人の大男 : フーゴー・グラフェンシュタイン博士

④-98 本作のワトソン役(語り部、シリーズ中の『四つの兇器』を除く)でありH・Bの大学時代の無二の親友の息子で、彼は家にもよく行き来しジェフの幼い頃からよく知っていた、アメリカ人の青年 : ジェフ・マール 

④-98-(b) ジェフの召使い  : トーマス 

④-99 主にフランスのパリで活躍する、大事な捜査の時は『(例の)タキシード(燕尾服、夜会服)と外套とシルクハット』を着る予審判事(ジュージュ・ダンストリュクション)で裁判所顧問、パリ警察を一手に握る男(本作の名探偵役) :  アンリ・バンコラン(本記事ではH・Bと略します)

[C] 本作について (採番は⑥〜)

⑥-1 原題は「It Walks by Night(1930)」。ちなみに、 余談ですが、こちらはパリを舞台にした事件で、日本では有名な「横溝正史氏」原作でTVドラマ化もされた『金田一耕助シリーズ(古谷一行さん主演版)』にもある「(同名の)夜歩く」は本作の内容とは別です(私もTVドラマしか見てないけれど)。

⑥-2 概して、ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr、別名義カーター・ディクスン Carter Dickson)の作風としては、「犯人は誰か?」だけでなく、『どうやってそれを成し遂げたか?』というところが、作品によって顕著な場合があります。

⑥-3a 「夜歩く(It Walks by Night) Kindle版  Kindle版」、ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 (グーテンベルク21 井上一夫訳)。ちなみに、「グーテンベルク21」はデジタル書店。

⑥-3b 「夜歩く(It Walks by Night) (新訳版) 2013/11/29」、ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)著 (創元推理文庫 和爾桃子訳)。

⑥-4 ちなみに、本作で言及のある本、エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)作『アモンティラードの樽(アモンティリヤアドの酒樽との表記も。原題はThe Cask of Amontillado)、ワインと地下蔵、博士、治療法などが出てくるとのこと)』 (邦訳 小説全集4)の『こて』の話

[D] H・B (アンリ・バンコラン Henri Bencolin)予審判事  シリーズ (採番は⑦〜)

アンリ・バンコランと言えばパリ周辺が舞台。ただし、『絞首台の謎』は英国が舞台、『髑髏城』はドイツが舞台となっている。『四つの凶器』では、パリの予審判事も引退している。

⑦-1 長編5作は1930年の「夜歩く(It Walks by Night)』から始まって次のとおり。

⑦-2 「絞首台の謎(The Lost Gallows)、1931』。(本作)

⑦-3 「髑髏城(Castle Skull)、1931』。(前々回の記事分)

⑦-4 「蠟人形館の殺人(The Corpse in the Waxworks)、1932』。(前回の記事分)

⑦-5 「四つの凶器(The Four False Weapons)、1937』。

[D] フェル博士と H・M(ヘンリー・メリヴェール)卿シリーズ    (採番は⑧)

⑦-1 ジョン・ディクスン・カー(John Dickson Carr)」の人気作品には、いろいろな主人公(探偵役)が登場します。「アンリ・バンコラン(Henri Bencolin)予審判事」、「ギディオン・フェル(Gideon Fell)博士」、「警視総監直属D3課長マーチ大佐(Colonel March)、主に短編で登場」などです。事件が不可能犯罪や密室の場合は、時に「誰がやったか?」よりも「どのようにしてそれらがなされたか?」に重点が置かれる場合があります。

⑦-2 一方、別名義のカーター・ディクスン(Carter Dickson)で発表した作品では、「通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(Sir Henry Merrivale)」が主に活躍し、その彼が登場する長編第1作目は「プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)、別名 : 黒死荘殺人事件」ですが、こちらも人気の主人公です。このHMが主人公の場合も、フェル博士登場と同様に、事件が不可能犯罪や密室の場合は、時に「誰がやったか?」よりも「どのようにしてそれらがなされたか?」に重点が置かれる場合があります。(現在、出版物の検索などでは、いずれもジョン・ディクスン・カー名義で検索できる)。

⑦-3 現在、このブログでは、『フェル博士』の作品の記事が一通り終わりまして、新しく『通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿』シリーズとして、まず順に続けております。その時点で「Kindle (含むUnlimited)」の本が出ていないなどの事情があれば、記事の枠だけ作ってスキップして次の作品に進み、後でKindle版が出てきた場合は、順番は後になりますが、いつか記事にする予定ではいます。別途、その際に新訳本などがあればそちらを読むこともあるかもしれません。

⑦-4 『通称H・Mこと、ヘンリー・メリヴェール卿(出版社によっては多少の表記の違いがある)』の経歴を簡単に書きますと、イギリスのサセックス生まれ。巨体で『内科医といわれるが医師』と『法廷弁護士』の資格を持ちながらも、第一次大戦中は『英国陸軍諜報部』の所属、戦後は情報部の所属となっている。初出は本書『プレーグ・コートの殺人(The Plague Court Murders)』です。

(備忘録) HB(アンリ・バンコラン)(3) (フェル博士とH・M卿の合計は45作だったので、通算で48作目)。なお、前述のように、出版されたアンリ・バンコランシリーズとしては、まだ記事になっていないものが2作あります(この2作につきましては、今は記事としては未定ですので、別途ふれることにしました)。

ではまた!

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